真の動物福祉牧場を目指して

トゥルクのヴィジョン(夢)

英語で夢はドリームとヴィジョンとがあり、ドリームは寝てる時の夢のように儚いもので、ヴィジョンはしっかり目覚めて描く夢です。
物語を書くのはヴィジョンを描くのとほぼ同じで、その物語の主人公にも夢を描いて貰います。
セラの夢は深くて大きく、それは全ての人種が共生微生物群の繁栄した土を通して、健康的な作物を共に育てて分け合い幸せに暮らす事です。
この夢はお清の夢と共鳴して発展し、子ども達にもハッキリと伝わる教育にしたいと思います。
ちなみにこの時代は塩作りにも土を用いており、塩田で出来る塩は海水と土のミネラルが共に結晶化し、そうした多様なミネラルは韓国の伝統的な焼き塩製法により高い還元力を持ちます。
還元力とは元素が水に溶けてイオン化した時に、電子を1つ与えて安定したがる元素イオンが多い事を意味します。
動物は常に酸素を燃やし体を酸化させて活動しているので、還元力の強い塩は健康の維持に役立ちます。(「いのちと塩 新-生命の創世記」)

こうした微細な世界の探求は、当時ようやく顕微鏡が発達して可能となり、セラはチベットに居た頃から微生物の共生を探求していましたが、日本の阿蘇盆地(長崎から約50km)の特別豊かな土壌生態系と出会えた事でその共生のカギ(三位一体)を掴みます。そしてそれは、セラと子ども達の手によって浦上の土地に定着させられます。

こうしたヴィジョンを語るのに、セラは歌をもって子ども達を導きます。
セラはトゥルクとしての修行から呼吸法を習得しており、深い呼吸は脳波をθ(シーター)波にして目覚めながら夢を観れる様にします。また、観想法という軽く目を閉じて目蓋の裏に曼荼羅を描く瞑想も、彼女の詩的な想像力を高めました。
そんな夢をセラはシタールの夢見るような音に乗せて歌い、子ども達に人類の理想の芯を伝えます。

トゥルクのヴィジョンはこうして子ども達に引き継がれ、彼等は人種の壁を軽く飛び越えた活躍をします。 それは子供の世界の活躍ではありますが、時代の芯を見失った当時の大人達を目覚めさせるような活動を展開させたいと思います。

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