真の動物福祉牧場を目指して

シャローム教授の答え

政治哲学の分野で功績のあるシャローム教授の演説は、「中国は近い将来に必ず、封建制のくびきを脱して民主国家になるだろう」とするモノでした。

しかし、それにはハード-ランディングとソフト-ランディングの2つの道のりがあり、前者は多くの血が流された「階級闘争」の歴史の再現であり、決して望ましくないと語りました。

なぜならそうした「血塗られた革命」によって誕生した政権は、中国共産党と同じで、軍事独裁へと向かう可能性が非常に高いからです。
なのであくまでも「銃口から生まれた革命」ではなく、話し合いによるソフト-ランディングを目指すべきとします。

ではどうすれば民主派は軍事政権と話し合えるのか? それには国際世論を見方に付ける必要があり、より良い政治体制への道筋をハッキリと示す必要性もあります。

ここでシャローム教授は、中国のより良い未来のタメの政策を7つ挙げます。

1. 言論の自由を認めてインターネットを解放する。

2. 政党の多様化を認めて選挙制度を取り入れる。

3. 党と軍隊の一体化を見直し、軍国主義的な政策も辞める。

4. 軍事費に回っていた税金は、農業と福祉の発展に用いる。

5. 教育と医療の分野では社会主義的な理想もあり得、その無償化を目指す。

6. 信仰の自由を認めて、チベット、ウイグル、モンゴルの独立も認める。

7. 日本の様な平和憲法を持ち、核兵器廃絶のリーダーシップを取る。

これらは理想論ではありますが、中国が真の世界革命をリードする道筋でもあり、中国にはそんな「夢」を実現させる力があると学生達を鼓舞します。

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