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真の動物福祉牧場を目指して

女歌舞伎の世界 弐

 今回も引き続き「冬の落陽」での「中国女性革命」の様相を描きますが、この革命の公主(リーダー)である徳流河(ドゥルーガ)はここに居らず、影武者を立てて南の島に休養を取りに行ってるとしました。

 そこで今回は、ルーガに扮して指揮を取る影武者の女性を描きますが、これは昨日読み終えた伝記文学「異域」で活躍している女傑、二小姉(アルシャオジェ)こと楊二をモデルにします。

 彼女は両手で拳銃を操り百発百中を誇った女傑で、300人の男の部下を率いて戦い共産党軍を翻弄しましたが、ビルマ軍の待ち伏せに遭って捕虜にされ、それ以来消息不明となりました。

 「異域」は伝記なので楊二は実在した女性ですが、名前が「二」というのは明らかに「楊家の二番目の子」を意味し、当時から多くの女子が戸籍を与えられずに売られる運命だったので、親は名前を付けるのが忍びなかったのでしょう。

 「Sun」の物語でもそうした闇っ子女子達を多く描くので、「二小姉」には大いに活躍して貰い、ここでは彼女に「女歌舞伎の世界」でリーダーシップを取って貰います。

 因みに前回、女歌舞伎を象徴するアーティストとして椎名林檎をフィーチャーしたので、今回は洋楽を代表して女性ロッカーの祖とされるクリッシー・ハインド(プリテンダーズ)を取り上げます。 彼女はシェリル・クロウが師と仰ぐ存在で、その代表曲「Revolution」はルーガのアルバム「’60s Light」でも紹介しました。

 そこでは「Don't wanna die for nothing」と謡われ、「何かの為に死にたい」と強く訴えています。 二小姉もそんな気持ちで生きており、流大姉(ルーダージェ)の身代わりとなって命を捧げるとします。

 

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