真の動物福祉牧場を目指して

十六戦旗物語

 「十六戦旗」というのは、ボブ-ディランの預言的な歌「チェンジング・オブ・ザ・ガード」から取りました。
 この和訳では banner を単に旗としていますが、歌詞の文脈からするとこれは明らかに「戦旗」を歌っているので、それを示す「超訳」をしてみます。

ーー 16年が経ち 十六の戦旗が結集した そこは善き牧者が嘆く土地 絶望的な男達と 悲しみに暮れる女達 その人生は粉々になったけれど 落ちていく葉の下で翼を広げようとしている ーー

 この革命歌の題名も超訳すると、アメリカでは野球が盛んなので「攻守交代」と訳せます。
 戦争が始まってから16年が経ち、民衆を弾圧して来た独裁政権は追い込まれて攻守交代し、そこでは「剣の女王」が民衆のリーダーとして謳われます。

 この「剣の女王」は、あらゆる権力に屈しないペンの持ち主で、パール-ソルジェニーツィンがそれに当たります。
 彼女の生い立ちを「9.11」直前のニューヨークとしたのも、この歌で『ミッドサマー・イブにザ・タワーの側で彼女は産まれた』と謳われているからで、「十六戦旗物語」の伏線にしました。

 伏線としてはすでに、パールのブログを八回に渡って描いて「十六戦旗」の構想も示しています。
 それを語った順番に整理すると、以下の通りになります。
 一、 アウトローや亡命者達の旗
 二、 遊牧民や原住民達の旗
 三、 ロック等革新アーティストの旗
 四、 オペラ等伝統アーティストの旗
 五、 カミングアウトしたLGBTQの旗
 六、 宗教改革者達の旗
 七、 闘う教育者達の旗
 八、 造反した生徒達の旗
 九、 徴兵された男達の旗
 十、 遺された妻子や親達の旗
十一、 海外に逃れたメディアの旗
十二、 言論の自由を求める文壇の旗
十三、 反逆オルガリヒ達の旗
十四、 改革派政治家達の旗
十五、 労働者や無産階級の旗
十六、 貧農や流れ者の旗
 
 もしもこれらの戦旗が結集したならば、0.1%の支配階級が倒されるのも必定でしょう。
 パールはブログでそうした未来像を描いて行き、それは「八路和提」(パールワティー)の題名に相応しい、平和的な革命の物語とします。
 

 

 

 

 
 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「農業」カテゴリーもっと見る