真の動物福祉牧場を目指して

甦れ!食と健康と日本農業

 真に恐縮ながら、比嘉照夫教授のブログ「甦れ!食と健康と地球環境」をもじらせて頂きました。

 このブログは、大学発ベンチャー企業を応援する目的の政府系サイト「dndi.jp」に連載中で、 そのベンチャーの中でも群を抜いて熱いブログをDr.テルヒガは書かれています。

 わたしはヒガテル社長のように、世界50ケ国以上で事業展開しているワケではないので(EM研究機構)、「地球環境を甦らす」なんて大それた話はできませんが、日本農業ならば10年ほど現場経験があるので些か語れます。

 それは勿論、子供の頃から家業の農業を手伝って大きな成果を上げ、沖縄では有名な「農聖サイオン」の生まれ変わりとまで称された神童の様には語れませんが、わたしも日本有数の畑作地帯である北海道の斜里平野で育ったので、農業への熱い思いは持っています。

 農聖テルヒガのそうした思いは、冒頭に挙げたブログで述べられているので、是非とも目を通して貰いたいのですが、ここではわたしが特に重要だと思う項目をフォローさせて頂きます。

 まずは現行の化学農法が、アウトプット(収穫)よりもインプット(投資)の方が大きくて、国の助成金抜きには成立しない「お荷物産業」であるコトについて補足します。
 この政府ページを眺めると、農業で1番大事なのは助成金を申請するコトのように思えてしまいます。

 これが若者を惹きつける「魅力ある産業」とはとても思えず、農薬による環境破壊や健康被害までも考慮すると、慣行農業に未来があるとはとても思えません。
 
 農聖テルヒガが過激な言葉で改革を訴えるのも当然に思え、そんな彼は日本ではとても多くの敵を作りましたが、味方の数と声はそれを上回る様になりました。
 それは日本人の国土愛に訴えられたからで、先祖から引き継ぎ子孫に渡して行くべき農地を、刹那的な金儲けのタメに搾取してダメにしてしまって良いワケがない、という認識が広まったからです。
 
 今回は理念的な話までとしまして、次回から技術面に移って行きます。
 些か「銀河鉄道の旅」からは脱線した感があるので、次回からは「萌立つ命の星」の農業として描いて行きます。

 

 
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