真の動物福祉牧場を目指して

タマス(怠質)について

 私の体質は典型的なヴァータ(風)なので、カパ(水)の友達からは「多動性障害」と言われるコトがあります。
 でも私から観ればそんな友達は「無動性障害」で、よくまあそんな「なんもしないで」いられるモノだと不思議に思えます。

 そんな私にとって、「タマス」はお酒を飲むダケでは味わえない「幸福」で、そもそも座ってお酒を飲まずいつも外を歩きながら飲んでおります。
 当然音楽も聴きながらで、酔って歩きスマホ(ゲーム)をするのも好きです。

 お酒は私にとって主にピッタ(火)を活性化させるモノで、「ラジャス」を求めて雀荘へと足を向けさせる大敵です。
 しかし、座って飲みながら打つとお酒はカパの役割を果たし、熱くなった心を鎮めてくれて冷静に打てます。

 この「ラジャス」と「タマス」が混ざり合った感覚は「サットヴァ(純質)」に似ており、欲や執着が無くなって麻雀でも勝ち易くなる気がします。
 しかしそれは「錯覚」に過ぎず、単に負けても気にしなくなるだけかも知れません。

 こうした「ストレスを忘れ去る力」をアーユルヴェーダでは「アグニ」と言い、上のコラムではそれが健康の要だとしております。 
 このアグニ(消化力)を高めてくれるモノとしては「幸せ草」もとても有効で、その「忘却力」はお酒を遥かに凌ぎます。

 更に言えば「アヘン」がこの点では一番強力で、あらゆるストレスを消し去ってくれ、これも本人には「サットヴァ」な幸福に感じられます。
 しかし、こうした薬物による「幸せ」はしょせん「錯覚」で、効果が無くなれば消え去ります。

 やはり人はもっと「本当の幸せ」を探し求めるべきかと思い、これを歌った河島英五の「出発」が好きです。
 特にライブバージョンが良く、海外アーティストと共演して激しいアコースティック-サウンドを追究しております。

 英五はピッタ(火)の人で「ラジャス」な歌を多く残しましたが、お酒の飲み過ぎで早死にしてしまいました。
 私も東京では飲まれてしまい「タマス」に陥り勝ちなので、そろそろ「サットヴァ」を求めて「出発」すべき時かと思っております。
 
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