真の動物福祉牧場を目指して

ミトとユパの活躍

 これについて語る上で、まずはネーミングの由来である「風の谷のナウシカ」のミトとユパの活躍を参考にします。

 ミトは眼帯を付けた海賊風のおじいちゃんで、映画版では全く活躍しませんが原作ではナウシカの身を何度も守ります。
 それは彼がガンシップ(喪われた世界の戦闘機)のベテラン-パイロットだったからで、風の谷のガンシップは遠い未来では最強の戦闘機でした。

 ユパは世界の行く末を探る旅に生涯を捧げた探求者で、最強の剣客でもありますが、足がヤックル(馬と鹿の交雑種)しか無いのでなかなかナウシカに追いつけません。
 結局最期はナウシカのライバルであるクシャナの盾になって死にますが、ユパの遺言によってクシャナは「平和への道」を歩む様になり、ナウシカと共に生き残った人類を善き道へ導きます。

 因みにクシャナはシャングリラ地方(ヒマラヤ西部)が「愛の国ガンダーラ」と呼ばれた頃の女王で、その国はアフガニスタンからパキスタンの平野部までに広がりました。

 こうした元キャラの活躍を踏まえて、トゥルクを守る護衛の物語に取り入れますが、まずは以前にそれを描いた「Syn」の物語から振り返らせて貰います。
 そこでのトゥルクは、登場時からブータン王ウゲンから求婚されるほどの存在だったので、もう護衛は殆ど必要ありませんでした。

 トゥルクが長崎で家庭を持ってからは更に必要がなくなり、そのため護衛2人には名前すらロクに付けずデカとチビで通してしまいました。
 しかし、小柄なユパは日本とチベット·インドの間を行き来して「信」を届け、これは第一部のラスト「信」章を描く上でとても大切な活躍です。
 因みに「信」は中国語では手紙を意味し、手紙はチリ紙を指します。

 ミトの活躍は、長崎に原爆が落ちた時にトゥルクの盾となり、彼女を爆風と熱線による即死から守りました。
 それによってトゥルクは夫の慎語に遺言を伝えるコトができ、それは「自分の転生者をチベットに行って探し出して」と云うモノでした。

 さて、続いて駆け出しトゥルクの秀祥を護衛するミトとユパの活躍を描きます。
 それは秀祥がネパールの山奥へ「はだしの医者」として訪れる上では欠かせず、当時はまだ女性が1人旅できるほど山岳地帯は平和ではありませんでした。

 今回は話がアチコチに飛んだので、ミトとユパの具体的な活躍は、また次回に語らせて貰います。
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