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真の動物福祉牧場を目指して

59. チャン (酒)

チベット圏では未だにドブロク文化が残っていて、人々は自由に「酒」を作って飲んでおります。
中国は「酒」に関しては思いっ切り緩い国で、どこでも水と同じ位の値段で買えて(無税)、その消費量は世界一です。

これは「愚民政策」とも言われますが、「酒」は緊張をほぐして明るく元気にしてくれるので、飲み過ぎなければ悪いモノではないと思います。

チャンは大麦から作るビールみたいなモノで、韓国のマッコリの様に乳酸菌発酵しているので、体にも良さそうです。
それを蒸留したロキシーというのもありますが、これは強いので注意が要ります。

私はそんなに深酒するタチではありませんが、このロキシーで大変な目にあったコトがあるので、今回はその思い出話をさせて貰います。

それは私が27歳で東周りに世界一周をし、ネパールまで帰って来た時の思い出です。
ネパールは中国に近く人種的にも私達に近いので、着いた途端に「帰って来た」という感慨を抱いたモノです。

以前に何度もお世話になっているルンビニ(ブッタの生地)の日本山妙法寺に立ち寄り、そこでたまたま「快医学」の瓜生良介氏が講習会を開いていたので参加して、その帰り掛けの「快医学グループ」と一緒にポカラ(ネパール第二の観光都市)へ立ち寄った時のコトです。

ポカラはヒマラヤ山嶺の美しい所ですが、マジックマッシュルームの産地としても知られ、私はロキシーで酔っ払った勢いでこれを食べてしまい、エラい目に遭いました。
現地の人は、「キノコ」を食べる時は葉っぱ(T)と一緒に食べるとコントロールが効いて善いとアドバイスしてくれたのですが、私はそれを無視してマッシュルームだけを食べてしまい、これは酒との相性が最悪で、自分がどこに居るのか見当が付かないほどに、頭がグルグルになってしまいました。

おぼつかない足取りで宿に戻ろうとしますが、いくら歩いも同じところをグルグルと回ってしまい、昼間だったのでなんとか帰り着けましたが、夜だったら周りに御迷惑を掛けてしまったかと思います。

宿に帰ってからもグルグル状態は続き、唾液が全く出なくなって食べ物が口内にへばり付き、何も食べらない状態が半日は続きました。
ベットにダウンしてクルクル回る光を眺め続けるしかなく、こんなバカな酔いはもうコリゴリだと思いました。

それ以来、酒はチビチビと飲むようになり、決してハメは外し過ぎなくなったので、良い経験をしたとも言えます。
酒は他の薬と併用すると危険で、特に睡眠薬との併用はジミヘンの命すら奪っておりますので気を付けて下さい。

あとはまあ、心地よい「快」を味わうコトは「快医学」でも善しとしておりますので、宗教的な戒律とかも気にしないで俗世を味わうツールにしたいと思っております。






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