今回は「インドではなぜ牛が聖なる動物として崇拝されているのか」を、前に「教育の女神サラスワティー」の紹介でしたようにアート展の形で披瀝します。

これは見出し画像と同じく合成写真ですが、インドでは古代から雄牛(ナンディ)を乗り物として活用しており、車を飾るノリで鈴などを付けたりしています。

聖牛とヒマラヤがよくセットで描かれるのは、ナンディがシバ神の使いとされ、シバ神は聖なる山を象徴する存在だからです。

シバ神以外にも聖牛はメジャーな神様の乗り物で、「勝利の女神ドゥルーガ」だけはライオンに乗っていますが、他の神様はだいたいナンディに乗って描かれています。

でもやはり聖牛と言えばシバ神で、それはシバが瞑想やヨガを人間に伝授した神とされ、牛もずっと瞑想しているような動物だからでしょう。

これは古い絵画で、古代からインドでは聖牛が崇拝されて来たコトを示しています。

現代でも豪壮なヒンドゥー教寺院は建てられ続けており、古代に負けないくらい立派なナンディ像が見られます。

一方で、庶民はこうしたちょっと貧弱な牛に乗っていますが、それはそれで味わいがあります。

インドでは今でもナンディが農業で活躍しており、これはトラクターの燃料費が高騰している昨今、エコな農法として再評価されています。

最後に、これは普通に町角でゴロゴロしている雄牛で、彼等は生ゴミ処理の仕事をしています。
こうしてナンディとして大切にすれば、町の風格を高めるコトにつながります。