真の動物福祉牧場を目指して

共生を知る

 共生(シンバイオシス)については何回か語ってきたので、今回はあえてマニアックなコラムを載せます。
 これは人とペットとのシンバイオシスについてで、ペットが人のDNAを共有するコトが示されています。

世界とつながる腸内の生態系/マイクロバイオーム | Forema-フォレマ

突然ながら、下記のリストをご覧ください。 Ananas comosus:パイナップル Medicago tru

自然のこと、ジビエやペットのこと、Foremaトピックス

 こうした共生の知見は「風を知る」上でどうしても外せず、全ての生命は単体では生きられずシンバイオシスによって生きています。

 このコトを語るにはまず、一番基本的な微生物界の共生からとすべきで、植物も動物もその微生物との共生の上に成り立っています。

 因みに植物と微生物の共生については日本語で本が出ており(「菌根の世界」)、人間と微生物の共生についても雑誌「日経サイエンス」の特集号「マイクロバイオーム」が出ています。
 この分野はこれからますます発展して行くと思え、それは「シンバイオシス研究所」のブログからも大いに伺えます。
 
 さて、ここで物語に入らせて貰いますと、秀祥の父親である孫文徳はチベット高原で活躍した最初の「裸足の医者」で、20世紀に入ってから登場した抗生物質によって多くのチベット人の命を救いました。

 そんな文徳に弟子入りした秀祥の母サラはトゥルクで、二人は世界に先駆けて「共生微生物学」の知見を発展させます。
 これにはチベット高原が寒冷で雨が少なく、雑菌の繁殖が抑えられて微生物研究に適していたコトもプラスに作用しました。

 チベットでは古来から微生物農法(有機農法)も発展しており、トゥルクはそれを司どる存在として、微生物と心を通わせて来ました。
 そうした二人は「微生物生態系(マイクロバイオーム)」の研究で世界をリードする存在となり、生産者(光合成細菌)、分解者(酵母菌)、消費者(乳酸菌)の三位一体によりマイクロバイオームを活性化する術を知り、その知見を医療と農業に活かします。

 それによって「土」は「風」を得て活性化し、作物は多くのミネラルを吸い上げて動物たちに与え、全ての生き物が活き活きと暮らす土地が生まれます。
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