真の動物福祉牧場を目指して

組織改革の必要性

 前回からの続きで、わたしが組織に対して抵抗を持つ理由を語りますが、ネガティブな面ばかりではなく、その解決策も示したく思います。

 組織と言っても広義なので、ここでは「七つの架け橋」として解決策を探って来た、①農業、②医療、③行政、④警察、⑤軍隊、⑥企業、⑦宗教、に於ける組織改革案を練ってみます。

 日本で農業組織と言えば農協が有名ですが、日本では農薬・化学肥料に頼った化学農法に「産・官・学」が強く依存しているタメ、新しい農業の地平を開いている有効微生物群農法(EM農法)への移行が世界的に見て遅れています。
 これは国連の掲げる「持続可能な農業」への感心が日本では薄いコトにも現れており、農業そのものに対する興味レベルの低さも伺えます。

 しかし近年、人体の必須ミネラルが20種程とされて来たのが一気に80種程にまで理解が広がり、化学農法ではそうした必須ミネラルを補えないコトが明らかに成って来ました。
 また、化学肥料の原料として欠かせないリン鉱石は既に採掘限界に達していて値段が急騰しており、これを「人類最大の危機」と評する経済研究所もあります。

 こうしたコトから、わたしが旧態依然とした農協とソリが合わないのは理解して頂けるかと思いますが、いつか自分が農協の理事(地元の農家から選ばれる)になって改革をもたらすという夢も持ち続けたいと思います。

 次に医療組織の改革について述べますと、これは既に触れた80数種の必須ミネラルを補うコトが最も重要な医療改革につながると思い、それは無理でダウンロード出来る「超ミネラルがあなたの健康をまもる」という本で熱く語られており、「人類は21世紀中には全ての病気の原因を元素レベルで解明して、必須ミネラルを補完するコトによる酵素=遺伝子発現の最適化により、病気にならずに誰もが120歳の天寿を全うできる様になる」と医学博士が語っています。

 続いて行政組織の改革について述べますと、それはこれまで語って来た農業と医療の改革を推し進めるコトで自然に達成されるかと思え、有効微生物群を用いた環境浄化への取り組みも行政が後押しすると善いでしょう。

 タイやマレーシアでは既にそうなっており、ダムの長寿命化と農業用水の活性化を目的にEMが用いられ、下水リサイクルも有効微生物群によって臭気が抑えられて有効な堆肥が作られています。
 こうした行政の仕事はこれまで裏方で見立ちませんでしたが、EMの活用によって社会的価値が一段と高まって、行政組織に対する民衆の信頼感も高まると思います。

 次に警察組織の改革について述べますと、それは「こち亀」の様なフレンドリーな組織を目指すべきかと思え、その点ではオランダが1番先進的なようです。
 そこではお巡りさんが非常に友好的で、それは勤務中にもジョイント(大麻烟草)を回して来てハイになっているからだそうです。

 もちろん軍事組織もそんなシャンティーに成れば善いのですが、こちはら警察よりもずっと殺傷と破壊を探求している組織で、洗脳教育を行う機関でもあるので、ハッパくらいでその集団催眠を解くのは難しいかと思えます。
 
 軍隊は暴走してクーデターを起こしたりもする危険な組織ですが、若者の失業対策としての意義と、若者を鍛え直すという意義は認められるので、積極的にどんどん改革して行って欲しいと思います。

 見本とすべきは、過疎地方の放棄された田畑を軍隊がマネジメントするタイの方式かと思え、兵隊の若者達はEM農法を地方に普及する役割を担い、自らの手で国土をより豊かにするという愛国心の核を掴めます。

 軍隊がそうした社会福祉への貢献をすれば、企業もそれに負けじと社会貢献を目指すだろうと思います。
 企業改革はこれに尽きるかと思い、自社の利益のみを追求して地球環境や動物福祉を顧みないような企業は、消費者からの支持を得られなくなると思います。

 今回はややこしい話を長々としましたのでここまでとし、「宗教組織の改革」については次回に語らせて貰います。
 
 
 
 

 

 

 
 
 
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