「韓」という苗字から彼が韓国系であるコトは分かり、「寒」いのは未だに南北が分裂しているので仕方がありません。
因みに「韓」は「立派な君主」を意味しますが、それが朝鮮半島に独裁的な政権を生んで来た遠因なのかも知れません。
確かなコトは、金(キム)王朝三代の君主がトンデモナイ暴君であり、にも関わらず人民は彼等を神の様に祭り挙げているコトです。
そのため朝鮮半島の南北戦争は近未来でも続くと思われ、20世紀の冷戦時代と同じく寒い風が韓の国に吹き荒れそうです。
その時日本は間違いなく「南」に味方するので、「北」のミサイルに神経過敏となって軍事費を増大させざるを得ません。
果たして極東アジアは再び愚かな戦争の波に飲まれるのか?
それとも「北」は普通の平和な国になるのか?
その答えは韓民族を後ろから操っている「中-ロ」独裁主義陣営と、「日-米」民主主義陣営が握っています。
話が大上段からになったので、最底辺に話を振ります。
ここでは冬の寒さを越えられず死んでゆく人民にフォーカスし、「北の真実」を深堀りしています。
これを読むと日本の子供たちが如何に恵まれているかが分かります。
しかしこうした飢えて凍死していく子供たちも、学校では「北」が地上の楽園だと教えられ、キム総書記を神様のように崇めて来たのでしょう。
韓寒の描く「真理部」(オーウェル「1984」の Ministry of Truth のパロディー)は、こうした貧苦を決して外部メディアには晒すな!と司令し、代わりにハリボテの華やかなショーばかりを国内メディアに垂れ流させています。
しかし実際に貧苦を味わっている人民は、そうしたショーに対して懐疑主義を深めており、そこに「真実の光」は差し込みませんが、それでも「真実部」のプロパガンダを盲信しない姿勢だけは保つように、韓寒は遠回しな物語で訴えています。
この物語という手法は、あくまでフィクションとするコトで直接的な政府批判を避けられ(そうでないと捕まる)、読者の感情を揺さぶれる効果があります。
それは多くの虐げられた人民の心を奮い立たせ、彼等の心を温めてより良い社会への希望を抱かせられます。
わたしもそんな「心を温められる物語」を描きたく思い、それには多くの方から智慧を分けて頂きたいと思っております。