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地球散歩 ヤジオとキタコの見てある紀行

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ドイツ旅行-③ ミュンヘン~ヴィース~シュバンガウ~ミュンヘン

2017-02-23 16:29:53 | フランス

3日目

5時50分起床。 寒さを感じることもなく、ぐっすり眠れました。 毛布を追加しなくても大丈夫だったかも・・・  昨夜と同じ別棟のレストランで朝食。 (7時~7時40分) ビュッフェの朝食メニューの中にミュンヘン名物の白ソーセージが! ヴァイスヴルストと呼ばれるこのソーセージは、縦に切り込みを入れて、ナイフで皮をはがして中身を食べます。 初めての白ソーセージはとても美味しくて、ヤジオもキタコもおかわりしました。  

              白ソーセージは皮をむいて・・・ 

今日のヴィース~シュバンガウは旅行中一番の寒さが予想されたので、セーターやダウンジャケット等でしっかり防寒。 8時半に出発する時は小雨模様でしたが、10時過ぎヴィースに着く頃は雨は上がっていました。 

バスを降りて歩いて行くと草原が広がり、その先にポツンと世界遺産のヴィース教会が現れます。 外観はとても素朴で、草原の風景に違和感無く溶け込んでいる感じです。 

            草原に建つヴィース教会

ところが地味な入口を入って、びっくり! 外観からは想像できない天井の見事なフレスコ画、正面には大理石で華やかに飾られた主祭壇、そこにある「鞭打たれるキリスト像」は、かつてこの木像に祈りを捧げるとキリストの顔に涙のような雫が発見されたという「ヴィースの奇跡」で有名です。 主祭壇の上部にはキリストを表しているといわれる子羊の彫刻もあります。 ロココ様式の装飾の素晴らしさに圧倒され、ただただ感動しました☆☆

             

 天井のフレスコ画           正面の主祭壇            鞭打たれるキリスト像

         

 主祭壇の最上部に子羊(キリスト)の彫刻

       

   教会内部は見事なロココ様式の装飾です!!

ヴィース教会の見学時間は10時25分~11時と短かく、教会内部に感動して眺めていて時間を忘れ・・・バスに戻る時は猛ダッシュ! なので、恒例の記念マグネットも買えなくて~残念(涙)

次はいよいよノイシュヴァンシュタイン城です。 バスは11時に出発してホーエンシュヴァンガウに11時25分到着。 そこにDFSがあり女性軍の目が輝きましたが、添乗員さんが「帰りに寄るので下見だけに」と、フリータイムはわずか15分だけでした。 その間にキタコは欲しかったノイシュヴァンシュタイン城オリジナルのフェイラーのタオルを買って、大喜び♪♪  

         春夏秋冬のノイシュヴァンシュタイン城 フェイラー製タオル

マリエン橋までの登りはバス。 途中バスの窓からホーエンシュヴァンガウ城を眺めながら10分ほどで到着。 

                            バスの窓から見えたホーエンシュヴァンガウ城

マリエン橋はべラート渓谷に架かる吊橋でノイシュヴァンシュタイン城の美しい全景が見える最高の撮影スポットと言われています。 バス停から橋までは歩いてすぐでした。 橋から見えるノイシュヴァンシュタイン城は幻想的で、素晴らしく感動!! 白鳥の城という名前通りの美しさです☆☆ ディズニーがシンデレラ城のモデルしたというのも納得!! みんな夢中で写真を撮っていました。 

    マリエン橋からのノイシュヴァンシュタイン城

マリエン橋からお城を眺めた後は、案内標識に沿って山道を歩いてお城へ。 ガイドツアーの予約時間は1時なので、15分前に入口集合するまで間近でお城を眺めることが出来ました。 

      

           様々な角度から見たノイシュヴァンシュタイン城

入口の電光掲示板に予約該当時間が表示されたら、自動改札にチケットのバーコードをかざして入城。 日本語のオーディオガイドを聞きながら進みます。 各部屋の入口でもオーディオガイドをかざすと、それぞれの場所の案内が始まるシステムなので、イヤホンガイドを聞きながら見学。 グループごとに付き添い係りの人と共に移動しました。      

         チケットの表と裏    

ルートヴィヒ2世の命令で造られたという城の内部は、膨大な資金が投じられたというこだわりぬいた豪華な造りで、思わずため息が・・・・でも、残念ながら撮影禁止でした。 出口近くのショップでお城の模型とマグカップ、記念のマグネットも買いました。 1時40分に見学終了。 

           

      お城の模型        マグカップ          マグネット

昼食は歩いて近くのレストランへ。 そのお店は狭くて人が溢れ、テーブルごとに目一杯座らされました。 サラダ、ロールキャベツ、白ワイン、そしてデザートのアイスクリームまでが立て続けに出され、テーブルに並べきれない状態! もう食事どころではありません。 ヤジオは何とか食べましたが、キタコはサラダを少し食べただけで退散!・・・・世界的な観光名所近くの限られたレストランということで我慢、我慢の昼食でした(泣) と言うわけで、この昼食が旅行中最も残念な食事となりました。

     

      テーブル上にお皿が溢れ~~食事をする雰囲気ではなくて・・・残念!

2時半に店を飛び出し山道を下りました。 昨日は日曜でお店が閉まっていたし、今日の午前中も慌しくて、ずっと買い物のチャンスがありませんでした。 何しろツアーメンバー26名中23名が女性! ショッピング意欲満々です(笑) みんな動きの早いこと。 小走りに、坂道を駆け下りDFSへ。 添乗員さんもびっくりの素早さに大笑いでした。 3時半まで買い物タイム・・・それぞれ思い思いに買い物をして満足~♪ 我が家もゾーリンゲンの包丁と爪切り、ダルマイヤコーヒー、アンペルマンのペンケース、エコバッグ、キーホルダー等々買いました。 そして、3時35分にホーエンシュヴァンガウを出発しました。

               

  ゾーリンゲンの包丁と爪切り ダルマイヤコーヒー、 アンペルマンのペンケース、エコバッグ他

 5時半にミュンヘンに到着。 バスを降りて街歩き。 新市庁舎やマリエン広場を見た後はフリータイム。GALERIAの地下スーパーへ行って、買いたかったメルシーゴールドチョコレートをまとめ買い(キタコ満足♪) 街では記念のマグネットも買いました。 

                      

      メルシーゴールドチョコレート             マグネット

6時半に出発。 15分程で夕食のレストランに着きました。 ビアホール風の天井の高いゆったりとした雰囲気のお店です。 ミュンヘン名物の白ビール(€4)を注文。今夜のメニューはパンケーキスープ、魚のフライ、デザートはババリアン。 魚のフライはあまり味がなくて、添乗員さん持参のお醤油を回してくれたのをみんなでかけて食べました。 どうもドイツは味付けがちょっと残念。

     

   パンケーキスープ     白ビール   白身魚のフライとザワークラウト  ババリアン

8時20分までゆっくり食事をして、8時45分ホテルに戻りました。 連泊だと楽ですね~~

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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フランス旅行Ⅱ-⑤ パリ最終日 エッフェル塔~オペラ座

2012-10-21 17:20:12 | フランス

5日目

パリ滞在最後の日です。 6時半に起床、きのうの雨が嘘のように真っ青な空に白い雲! 気持ちよく晴れ渡っています。 ホテルの近くをぶらりと散歩して7時半ごろ戻って朝食。 ほとんど同じメニューの朝食も最後となるとお名残惜しい気分になります。 ゆで卵担当ヤジオの手際も良くなってきたところだったのにね~(笑・キタコ) 

               毎朝のお決まりメニュー

いつもよりゆっくりと朝食を楽しんだ後、部屋に戻って荷造りの仕上げと恒例の反省会。 チェックアウトを済ませ、フロントに荷物を預けて・・・さあ、最後のパリ散歩です。

10時40分頃ホテルを出発。 サンラザール駅からメトロ3番に乗り、2番、6番と乗り換えてトゥロカデロ駅で下車。 改札を出て階段を登るとシャイヨー宮、エッフェル塔を望むベストポイントです。 今日は絶好のお天気、たくさんの人で賑わっています。 去年の秋のエッフェル塔は残念ながら曇り空に包まれていました。 今回は気持ち良く晴れ渡り、青い空と白い雲をバックにしたエッフェル塔はより一層の貫禄を感じさせます。

             青空に映えるエッフェル塔 

前回エッフェル塔に登った後凱旋門に向かって歩いた時に、エッフェル塔が見渡せる場所にあるカフェの前を通りかかりました。 そのお店を横目で見ながら「このカフェでエッフェル塔を眺めながら、ゆっくりコーヒーを飲みたいね。」と話しつつ、時間がなくて急ぎ足で通り過ぎたのです・・・以来、そのカフェでのティータイムが二人の心の中でささやかな夢となっていました。 今日は夢を叶える絶好のチャンス! シャイヨー宮からエッフェル塔を眺めた後、憧れのカフェへ。 ところが新緑のこの季節、木々には葉がいきいきと繁って目隠しとなり、エッフェル塔がよく見えません! テーブルをいくつか移動してみましたが、状況は変わらず・・・諦めて、ちょっとだけ見えるエッフェル塔を眺めつつのティータイムとなりました。(ちょっと残念・・・)

  憧れのカフェ♪ でも葉っぱでエッフェル塔が・・

ゆっくりお茶を飲んだ後、12時15分頃凱旋門に向かって歩き始めました。 今日は街の雰囲気を楽しみながら、のんびりとした歩調です。  

         今日はゆっくり街歩き  

凱旋門を眺めながらシャンゼリゼ大通りへ。 おととい1点だけ買い忘れてしまったため、ヴィトン本店に寄ることにしました。 親しい女性スタッフは今日は休みですが、行列があったにもかかわらず事情を話すとすぐ店内に案内してくれて、無事に購入することが出来ました。

メトロ1番に乗り、コンコルド駅で8番に乗り換えてオペラ駅で下車。 眼の前がオペラ座です。

                  堂々たる貫禄のオペラ座!

2時ごろに建物左側の見学コース入口から入場してチケットを購入。 一人€9.00. 2枚のチケットはそれぞれデザインが違っています。

        見学コース入口前   2種類のデザインのチケット

見学コース入口を入った途端にホール内の見事な装飾品に目を奪われます。 

ホールを抜け階段を上がると、中央の大階段の横に出ます。 階段下の吹き抜けになったロビーに立って大階段を見上げると、大理石を贅沢に使った重厚さと装飾の豪華さにただただ圧倒され、思わず「すごーい!!」と一言。 あとは黙って見とれるばかりでした。  

                         

          中央大階段の正面           大階段の上から見た向かい側のロビー    

大階段を登って2階に上がり客席へ。 ものすごく重厚な雰囲気のボックス席です。 美しい天井画、見事なシャンデリア、贅沢なボックスシート、そして見下ろすとオーケストラボックスとステージ・・・とにかく素晴らしくて☆ 頭の中で『オペラ座の怪人』のテーマ曲が流れ始めます。 キタコは写真を撮りながら歌っていたけれど、自分では気がついていたかな~(ヤジオ) 

                 

  チャ~ンチャチャチャチャチャ~ン♪ 怪人が現れそう!!あれ?ステージ上に怪人?

客席を出て中央ロビー(グラン・フォワイエ)へ。 とても広々としていてここもまた豪華に美しく装飾されています。

         ちょっとベルサイユ宮殿の鏡の回廊を思い出します

中央ロビーからテラスに出てみました。 ここから見るオペラ座前の街の様子は穏やかで、なんとも心地よくとても印象に残りました。

             オペラ座からの街の風景 ステキです!

最後に1階正面右側にあるショップに寄り、いくつかお土産を買ってオペラ座を後にしました。 

あと数時間でパリともお別れです。 ホテルに向かって歩く途中のカフェで最後のティータイム、というより昼食がまだだったので軽く食事をとりました。  

             カフェオレとサンドイッチでひと休み 美味しいパンともお別れです・・・(泣)

ホテルに戻り、頼んであった迎えの車を待ちます。 予定では5時出発でしたが、早めに来てくれたので4時半には出発し、5時15分頃には空港に着きました。 フランス人のドライバーさんは日本に留学していた時に結婚、奥さんは日本人だそうです。 日本語がとても上手で親切。 空港内まで付き添ってくれて、免税手続きなども手伝ってくれました。 ドライバーさんと別れて、搭乗手続き。 帰りのスーツケースが重くなることを予測して、今回は手荷物の重さを量る「ラゲッジチェッカー」を持参し、荷造りしながら重さをチェックしていたので、重量オーバーの心配もなく胸を張ってカウンターへ。 

ANA206便は36番ゲート。 搭乗口近くで免税品を買うつもりでしたが、ほとんどお店が無くてビックリ! 慌てて今来た道を逆戻り・・・大きい免税品店迄戻って、欲しかった品物を買いました。 

             免税品店まで逆戻り・・

ドゴール空港を定刻の8時に離陸。 9時過ぎにドリンクサービス、10時頃一回目の食事。 テレビ画面でメニューをチェックして二人ともシーフードクリーム煮をチョイス。 飲み物は白ワイン。

                 ドリンクサービスではキタコはコーラ、ヤジオはもちろんワイン

          画面でチョイス

                        シーフードクリーム煮と白ワイン

食事のあとは、思い思いに映画鑑賞。 ヤジオは『戦火の馬』を観て感動。 キタコは『ジョイフルノイズ』と『アーティスト』を・・・今回の座席には足置きがあり、少し足を上げた角度で保てて快適でした。

                            

日本時間の午後1時頃2回目の食事。 二人ともチーズオムレツにしました。

              キタコの飲み物はなんとミルク!(笑)

約12時間のフライトが全然苦にならず、短く感じられました。 予定より少し早く2時30分頃成田空港4番ゲートに到着。 そして、成田エクスプレスに乗車・・・・ 

                   NEX内で乾杯! 楽しい旅だったね~♪♪ (ヤジオ&キタコ)

 

去年のフランス旅行で果たせなかった”パリをゆっくり楽しむこと”が今回はかなり実現できました。 でも、魅力いっぱいのパリにはまだまだ心残りがいっぱい! ぜひまた訪れたいです ☆☆☆

     

 

 

 

 

    

 

 

              

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フランス旅行Ⅱ-④ モンマルトル~サクレ・クール寺院

2012-10-07 17:29:08 | フランス

4日目

7時15分から朝食。 きのう、ロンドンに日帰りで行くと言っていた日本人カップルと再会。  「とてもきれいな街だった」とロンドンの印象を話してくれました。 今回のオリンピック開催地はロンドン。 来月の開会式を前に、街はより美しく整備されているのでしょうね。 

お決まりメニューの朝食を食べながら今日のプランを話し合いました。 

今日はまずモンマルトルへ向かいます。  曇り空でちょっと肌寒いので長袖を着て、念のため折りたたみの傘を持ちました。 9時40分にホテルを出発、サンラザール駅周辺はほとんど人影が無く閑散としています。 日曜日の朝は活気溢れるウィークデーとはまったく違った様子です。 今日も駅でカルネを購入し、メトロ12番で五つ目のアベス駅で下車。 地上への階段(結構長かったです)を登っていると鐘の音が聞こえてきました。 地上に出ると、眼の前に可愛らしいメリーゴーランドが・・☆ その向かいに赤レンガ造りの教会があり、聞こえてきた鐘の音は10時を知らせるこの教会の鐘だったようです。 

                    

ここもまた人影がほとんどありません。 少し心細くなりながらサクレ・クール寺院を目指してモンマルトルの坂道を登っていくと、少しずつ人が増えてきてホッ・・ そのまま登っていくと今度は急に狭い道を挟んでお店が建ち並び、行きかう人も多くなり、突然に観光地っぽい雰囲気になりました。 お土産屋さん、絵を売るお店やカフェが並んでいます。

 寂しい通り 賑やかに・・  

                

丘を登りきるとサクレ・クール寺院に到着。 白亜の聖堂の堂々たる姿は貫禄十分で圧倒されます! 素晴らしいその姿を間近に見て感動し、聖堂を背に振り向けば今度は眼の前に広がるパリの景色がまた素晴らしいです!

         白亜の寺院は貫禄十分   市街地を一望

聖堂の姿に感動していると、不安だった曇り空からついに雨が降り出しました。 日曜日なので11時からミサが始まります。 その少し前に聖堂内に入りました。 広々とした聖堂内部の素晴らしい天井画やステンドグラスを見学した後、ミサに参列しました。 ヤジオとキタコはクリスチャンというわけではないのですが、ちょうど日曜日に訪れたのも何かのご縁かと思い、広い聖堂内の長椅子に座っての貴重な体験です。 荘厳な雰囲気の中、賛美歌がドーム型の高い天井に反響して美しく響き渡り、心が洗われるようでした。 言葉が理解出来ないフランス語のお説教も厳粛な気持ちで聞いていました。 こんなにゆったりとした時間を持てて幸せ~☆(キタコ) 思い切って、またパリに来て良かったね~(ヤジオ)

                見学中に撮影・・途中で撮影禁止と気づきました(汗) なので写真はこれだけです。

 約1時間のミサに参列したあと外に出ると、雨足が強く、風も強くて予想外の寒さにビックリ! 寺院に一番近いカフェに飛び込みました。 カフェオレを注文、温かい飲み物で体が温まりホッとしたところで、サンドイッチも追加してランチタイムにしました。

        寒くて撮影前にゴクリ・・    

   カフェオレ€4.20 ハムチーズサンド€5.30           カフェの店内

カフェで30分ほど休み体も温まったところで、サクレ・クール寺院のドームの展望台に登ることにしました。 聖堂の正面左脇の階段を少し下りた奥にチケット売り場があります。 その窓口で入場券を購入。 一人€6.00、2枚買ったらデザインが違う2種類のチケットでした。  

   デザインの違う入場券 外階段から見た聖堂

窓口向い側の入り口から入場、ここも螺旋階段です。 これで3日連続の螺旋階段チャレンジ! 毎日高い所に登り続けています。 何とかと煙は高い所に登るって言うんですよね・・(笑) ここの塔は狭い螺旋階段を登ったあと、ドームの外側を沿うような狭い外階段が数段・・そしてまた屋内の螺旋階段・・また外階段・・これを何回か繰り返し、やっと屋上に到着。 ここからはパリの全景が見渡せます。 晴れた日なら50キロ先まで見渡せるそうですが、残念ながら今日は雨。 それでも少し小降りになっていたので、灰色の空ながらかなり遠くまで眺めることが出来ました。 ここから見るパリの街は明るい色や原色がほとんどなく、グレーの濃淡で覆われ、所々の木の緑がアクセントになっている感じです。 その景色はまるで灰色の空のスクリーンに映し出された絵のようで、ものすごくおしゃれ~♪

     

聖堂付近はミサの参列者や観光客でいっぱいだったのに、展望台まで登る人はほとんどいなくて、360度自由に移動しながらおしゃれな景色を思う存分に楽しみました。 場所によっては風が強くて寒~っ! だから登る人が少なかったのかな?(ヤジオ) 

景色に満足して展望台から下り、モンマルトルのお店を見て歩きました。

            

絵を売っているお店で、モンマルトルの丘の風景画を記念に買いました。 雨が強くなってきたのでカフェで雨宿り。 白ワインを飲みながら雨のモンマルトルの雰囲気に浸っていました。

                           白ワイン€4.30

    ちょうどこの風景の絵があったので記念に購入

カフェの目の前に観光用のプティトランの乗り場がありました。 これに乗るとモンマルトルの階段や坂道を歩かずにすみます。 雨のせいで結構乗る人が多くいました。

                        

3時半頃カフェを出て、雨の坂道を下り、アベス駅からメトロ12番に乗車、3番に乗り換えてオペラ駅へ。 地上に出ると正面にオペラ座が。 建物左側の見学コース入場口に着いたのが4時過ぎ。 入場は4時半まで可能ですが、館内見学は5時で終了のため、あまりに慌ただしいので明日出直すことにしました。

さて今日の夕食ですが・・・・日本でいろいろ調べた時に地元の人が気楽に食事をするお店で、観光客はあまり行かないというお店を見つけました。 グランブールバール駅近くの『Chartier』(シャルティエ)です。 創業から100年以上経ち、予約は出来ず、夜7時前には行列が出来てしまうとか・・・二人はぜひこのお店に行ってみたかったので、オペラ駅からメトロ8番に乗りグランブールバール駅へ。 駅を出て番地を参考にちょっと歩くと見つかりました! 懐かしい感じの看板があり、矢印に沿って路地を少し入った突き当たりがそのお店でした。

              何となく懐かしい看板です。

お店に着くのが遅れて満員だったら困るな・・・と思っていましたが、オペラ座の見学を明日に変更したため予定よりずっと早く4時45分くらいにシャルティエに着きました。 夕食時間にはちょっと早すぎ・・?などと話しながら店内に入ると、席は既に結構埋まっていました。 店内は外観でイメージしたよりも広々としていて明るく、天井も高くてゆったりしています。 一部に2階席があり、むき出しの柱とクラッシックな照明が歴史のあるお店の雰囲気を演出しているかのようです。

              予想していたより広く明るい店内

案内されたのは長いテーブル席の通路側、このテーブルには既に2組が居てこれで満席。 お店を調べた時、常に相席が当たり前と出ていたので”なるほど~”と思いながら席に着きました。 

ワインはシャルドネを、 そしてトマトのサラダとエスカルゴを注文。 担当ウェイターは紙のテーブルクロスにサラサラとオーダーを書いていきます。 これもこのお店の名物(?) これなら間違えないですね。 メインディッシュはフィレステーキ(ヤジオ)とサーロインステーキ(キタコ)にしました。

    テーブルクロスにオーダーを記入   シャ ルドネ ボトルが€12.50   

    トマトのサラダ €2.20      エスカルゴ €6.50

トマトのサラダは野菜がとても新鮮で、スパイスが効いた独特な味のドレッシングと良く合い、予想以上の美味しさ! 安くて美味しい☆これは期待できそうです♪ そこにエスカルゴが登場、こちらも程よいガーリック風味で美味しく、ワインがすすみます。 

徐々に店内が混んできて席が埋まっていきます。 このお店は日本で言えばビアホール+レストランって感じでしょうか? 今日は日曜日、夕食に訪れた友人グループや家族連れで賑わっています。 二人が食事をしている横を席に案内されて行く家族が通りかかった時、赤ちゃんが乗ったベビーカーがちょうどヤジオの近くでストップ。 可愛らしい赤ちゃんと目が合ったヤジオが思わず手を振ると、小さな手を振って応えます(かわいい~) お母さんに抱っこされて席に向かって歩いて行く時には、肩越しにヤジオに向かってまた手を振ってニコニコ・・・あまりの可愛さにヤジオも手を振り返し・・・何とも微笑ましい国際交流でした♪♪

そしてステーキが運ばれてきました。 ステーキはかなり大きいサイズ、そしてたっぷり盛られたポテトフライがいかにも地元の人が気楽に食事を楽しむお店っぽい! ヤジオもキタコもポテトフライは大好きなので歓迎ですが、お腹がいっぱいに・・・  

        フィレステーキ €12.40    サーロインステーキ €11.00

デザートも食べるつもりでしたが、お腹と相談してここまでにしました。 日本にいとこがいると愛想を振りまいていたウェイターは、自分はジョージ・クルーニーに似ているから一緒に写真を撮ろう、とやや悪乗りサービス。 実はジョージ・クルーニーファンのキタコは「冗談でしょ~~!!」と内心こわばりながらも笑ってごまかしてました・・・(笑) 

     テーブルクロスにさらさらと・・明朗会計です。 そしてリーズナブルなお値段にはびっくりです!

ムーラン・ルージュ、ディナークルーズ・・と観光コース風の夜が続いた後だったので、地元に溶け込んだような気分が味わえた今夜の夕食はとっても楽しく、満足&満腹でした~♪♪

7時頃にはホテルに戻りました。 ついに今夜がパリ最後の夜です・・・「あっと言う間だったね・・」といつもながらの会話を交わしながら荷造りをしました。 ただ今回は帰国便がANA206便(20時発)なので、明日もう一日パリを楽しめます♪ 部屋を片付けながら明日の過ごし方を相談しました。  

 

        つづく・・・明日でパリともお別れです・・・・・・

 

 

         

 

       

               

 

          

 

           

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          

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フランス旅行Ⅱ-③ 凱旋門~ヴィトン本店~オランジェリー美術館~バトームッシュ

2012-09-07 17:51:04 | フランス

3日目

朝7時からホテルで朝食。 

       メニューは昨日と同じ・・・

隣のテーブルの日本人カップルと話をしたら、彼らは今日日帰りでロンドンへ行くとのこと!! TGVで片道約4時間の旅・・・考えてみたら、バスでモン・サン・ミッシェルへ行くのと同じくらいの時間なので、なるほど日帰り可能ですね。 「行ってらっしゃい」と二人を見送って、ヤジオとキタコはゆっくり食事をしながら今日の予定を確認。 気持ち良く晴れて気分爽快、凱旋門からスタートです。 

前回の旅で残ったカルネを使い切ったので、サンラザール駅の窓口で新たに購入。 (10枚で€12.70) 9時15分頃メトロ3番に乗車、途中で2番に乗り換えシャルル・ドゥ・ゴール・エトワール駅に9時40分到着。 前回時間がなくて行けなかった屋上の展望台に上がるため地下通路に並びました。 ところが10時になって列が動き出すと、この行列はチケットを買うためのものとわかり、急いで地上の入場口へ。 ここもミュージアムパスでOKなのです!(入場料€9.50)

屋上の展望台までは272段の階段を上がります。 昨日のノートルダム大聖堂に続き、今日もまた螺旋階段です。 途中にショップがありひと休み・・ここがちょうど凱旋門のアーチの中央部分になります。 床の一部がガラス張りになっていて、無名戦士の墓の追悼の炎が見えました。  

                      

 

ここから先は螺旋階段ではなく普通の階段です。 登っていくと徐々に幅が狭くなり、ついに屋上の展望台に到着! 目の前にパァーッと青空が広がり、最高の気分です♪  昨年登ったエッフェル塔やきのう登ったノートルダム大聖堂の塔からの景色も素晴らしかったのですが、いずれも塔が展望台のため回廊状になっています。 凱旋門は屋上が展望台になっているので、頭上一面に広がる青空とともに見える景色はとても新鮮です!!

凱旋門を中心に道が放射線状に延び、植えられた並木の緑も美しく、都市計画の見事さには感動します。 

                

  シャンゼリゼ大通り      放射線状の道路       正面の遥か彼方にサクレクール寺院

   青空に映えるエッフェル塔

お天気にも恵まれ頭上一杯に広がる青空の下、凱旋門の屋上であちこち移動しながら、美しいパリの街並みを眺めているとあっと言う間に1時間が過ぎてしまいました。 こういうゆったりと過ごす時間を持ちたくて、今回パリだけの旅をしています~満足♪ 

      下りももちろん螺旋階段、またまたエスカルゴ(笑)

景色を満喫しシャルル・ドゥ・ゴール広場に降りました。 間近で眺める凱旋門の彫刻はやはりとても迫力があり素晴らしく、また歴史の重みを感じます。

                          

    シャンゼリゼ大通りから見た凱旋門     左側の彫刻       右側の彫刻

    反対側の彫刻   凱旋門屋上の展望台 柵の内側に人影が                                        

凱旋門の彫刻をゆっくり眺めた後、11時半頃シャンゼリゼ大通りをヴィトン本店に向かいました。 シャンゼリゼ大通りは幅広い車道に沿って並木が植えられ、その両側のゆったりとした歩道にもまた並木・・とまるで遊歩道のようです。 そして大通りに沿って並ぶブランドショップやレストランを眺めているだけで楽しい気分になります♪

     

入店前の行列を想像しながら到着したヴィトン本店でしたが、驚いたことに行列は無く、あっさりそのまま店内へ・・・去年お世話になった女性スタッフに会いたいと思い、上のフロアに行って一緒に撮った写真を男性スタッフに見せて尋ねようとしたその時、その男性のすぐ後ろから驚きの声が!!!その声の方を見てキタコもまた驚きの声!!! あっさり実現した約半年ぶりの再会に、格調高いヴィトン本店には場違いな嬌声をとどろかせてしまいました(汗・・)

そのあとは、和気あいあいと、お互いの家族の話などを交えながら楽しくお買い物。 バッグ、お財布やキーケースなど自分たちとお土産用に数点を購入。 小物にはイニシャルを入れてもらいました。 彼女は明日、あさっては休みとのことなので今日会えて本当に良かった! 飲み物を頂きひと休みしながら、不思議なご縁を感じてしまいました。

     正面左側に行列が・・ありません!    

午後1時45分頃まで約2時間を過ごし、再会の約束をして店を出ました。 シャンぜリゼ大通りをぶらぶらと歩き、途中でヴィトンで買った品物を持参したエコバッグに詰め替えました←防犯対策(笑)

メトロ1番に乗りコンコルド駅で下車、オランジェリー美術館に2時半頃着きました。  コンコルド広場                                                     

オランジェリー美術館の入場料金は€7.50(ミュージアムパスでOK) ここも館内は撮影禁止です。 1階には楕円形の大きな部屋が2つあり、それぞれにモネの「睡蓮」が4枚ずつ四方から囲むように展示されています。 部屋の中央には椅子があり、座ってゆっくりと鑑賞出来るようになっていました。 

           オランジェリー美術館の入り口

モネの部屋でゆっくりと「睡蓮」を鑑賞した後、一度ホテルに戻りました。 部屋に荷物を置き、4時頃ギャラリー・ラファイエットへ。 歩いてすぐに行けるのでとても便利です。 

お土産のワインを買うため、グルメ館2階のワイン売り場に行きました。 たくさんのワインが揃っていて圧倒されます! ボルドーワイン専門の「ボルドーテック」の品揃えも素晴らしく、眺めているだけでも楽しい~♪(ヤジオ) 2007年産の赤ワイン3本を選びました。 機内持ち込み用の包装をお願いするとスタッフが「オーケー! ノープロブレム!」とニッコリ(何故か英語でした・・・) 少し待っていると、しっかり包装され箱詰めされたワインが登場。 箱の中のワインは1本ずつそれはそれは頑丈にラッピングされています。 床に落としても大丈夫かも・・?!                 

          ワインは見事なグルグル巻き(笑) 

ワインを持ってホテルに戻りました。 今夜はバトームッシュのディナークルーズです。 ちょっとお洒落をして6時45分頃出発。 メトロ13番に乗り、9番に乗り換えてアルマ・マルソー駅で下車。アルマ橋近くの乗船場に向かいました。 

7時半からの乗船受付開始の少し前に到着。 フロントで手続きを済ませてロビーで待ちます。 (日本でバトームッシュ・ジャポンに予約をしていたので、予約確認証の提示だけで簡単でした。) ちなみにディナークルーズの料金は昨年秋には1名11800円だったのが、今回は10700円に変わっていました。 

   乗船受付   これから乗船します。赤と黒に     統一されたお洒落な船内

まもなく乗船。 進行方向左側のペアシートに案内されました。  ペアシートはすべて窓際で進行方向に向いています。 その他丸テーブルや四角いテーブルのグループ席もありました。 屋根はガラス張りなので外の景色がとても良く見えます。 席のちょうどすぐ横にステージがあり、2人のミュージシャンが生演奏。 船内に素敵な音楽が流れ続けています~♪ 

      セーヌ川周辺の案内図。ガイドが無くても船のコースがわかります

バトームッシュは船内ではガイドなどのアナウンスは一切なく、ただ静かに生演奏が流れているだけです。 赤と黒に統一された船内にBGMだけが流れて・・・まるで日常とは別世界です。(フロントでセーヌ川周辺の案内図が渡されます)

コースの料理は前菜、メインディッシュ、デザート全て5種類の中から選びます。 前回料理のオーダーを間違えられてちょっとガッカリしたので、今回は予約確認証と共に送られてきた日本語メニューをしっかりとチェック、フランス語のメニューにヤジオは青で、キタコは赤で印を付ける作戦を実行しました。 今回テーブルの担当は女性でオーダーを取りに来た時、印を付けてあるのを見て「メルシー!」とにっこり笑顔。 お互いにわかりやすいのがベストですネ。 

アペリティフのシャンパンは2人で1本です。 前回は出港を待って飲むのを遠慮していたため、かなり残してしまいました。(ああ、もったいない・・ヤジオ)  周りの人たちは出港前からハイペース飲んでいたのです! 今回は私たちも席に落ち着くと同時に遠慮なく飲み始めました。

                   出港前から遠慮なく「いただきまーす」

前菜は8時頃サービスされ、まだ出港前です。 

   ヤジオは「タコのカルパッチヨ、グリーンサラダ」 

   キタコは「じっくり火を通した子牛の薄切り肉とつけあわせ」              

8時半に出港。 9時頃メインディッシュがテーブルに運ばれました。 2人とも「鴨のフィレ肉、果実風味、小かぶのグラタン」を選び、ワインはラ・シャブリエンヌにしました。

                       

 のどかなクルーズが続きます。でも9時を過ぎても外は明るく空は青空! なんと飛行機雲まで・・・ディナークルーズというより、ランチクルーズみたい!?(笑)

         青い空に飛行機雲がくっきりと・・ 

まだ明るいセーヌの川岸では、たくさんの若者グループやカップルが楽しそうに過ごしています。 通り過ぎる船に向かって手を振ってくれる彼らに手を振り返したり・・そんな交流も空がまだまだ明るいからこそですね。 

            

9時半過ぎに「季節のチーズ(2種)」が登場しました   

このあたりで2階のオープンデッキに出てみました。 10時近くになって夕暮れの雰囲気が漂いはじめ、10時10分にやっとエッフェル塔がライトアップされました!

   10時ごろやっと夕暮れ   ライトアップされたエッフェル塔

船上からの景色をのんびり眺めていると、女性スタッフが呼びに来ました。 席に戻ると突然「結婚行進曲」の生演奏が始まり、拍手と共にロウソクと花火が飾られたケーキが登場してビックリ! バトームッシュ・ジャポンに予約をした時、結婚記念日にディナークルーズを楽しみたいと伝えていました。 それでこんなおしゃれなサプライズ演出をしてくれたのです。 ヤジオとキタコは大感激♪♪

   素敵なサプライズ! ありがとう♪     

    キタコは「レモンとホワイトチョコレートのタルト」 ロウソクと花火が飾られて・・

    ヤジオは「レッドフルーツスープ、バジリコ風味」 スープにはロウソクは無理ですね。 2人ともスープを選んだら、どうなったんでしょうか?(笑)

感激のデザートのあとコーヒーが出てディナーは終了。 

世界各国の曲が演奏され、ロシア民謡「カリンカ」が流れる中、11時前に乗船場に戻りました。  

           バトームッシュとエッフェル塔

船を下りるとちょうど11時になり、エッフェル塔のキラキラが始まりました☆ アルマ橋のたもとから約5分間見とれてしまいました。 本当に本当に美しいです!!!

                    

アルマ・マルソー駅からメトロに乗り、11時半過ぎホテルに着きました。 

6月は日差しが明るく、空もきれいで展望台などからの眺めはとても素晴らしい季節です。 でもディナークルーズだけは、ずっと青空を見ながらというのはちょっと微妙・・・。 やはり出港と同時に周囲のライトアップが楽しめ、美しい夜景や、10時には船上からエッフェル塔のキラキラも見られた前回(10月)の方が素敵でした。 (今回はライトアップも10時を過ぎてからでした)  ディナークルーズは日暮れの早い時期がお勧めです・・・☆

 

    明日はモンマルトルへ・・・・・     

 

      

 

 

      

  

 

   

 

 

       

    

        

 

 

 

 

 

 

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フランス旅行Ⅱ-② ノートルダム大聖堂~ルーヴル美術館~オルセー美術館~ムーラン・ルージュ

2012-08-14 17:37:39 | フランス

2日目

6時過ぎに起床。 フロントと同じ1階(表示は0階)食堂で7時から朝食。 ビュッフェ形式でパンはフランスパン、クロワッサンなど3種類。 ジャム、バター、チーズはありますが、ハムやソーセージなどはなし(残念) ヨーグルト、ミックスフルーツ、シリアル、ミルク、ジュースetc、 カフェオレボールにたっぷりのカフェオレをついで「いただきまーす」 そして玉子はなんとセルフサービスでゆで玉子を作ります!各自ゆで玉子器の色を目印に好みの硬さに作っています。

                 フランスのパンは本当においしいです。

食後ホテルの近くをぶらり・・駅とは反対の方に歩いてみると、小さな公園や可愛らしいカフェなどがありました。

8時30分にホテルを出発し、ノートルダム大聖堂に向かいました。 サンラザール駅からメトロ14番に乗り、4番に乗り換えてシテ駅で下車、少し歩いて到着です。 前回は長い行列に並ぶ時間がなくて塔に登れなかったので、今回は朝一番に並んで登ろうと気合十分。 9時に着いた時、列はまだ3、4人・・正面で写真を撮ったりして、9時20分に並びました。 曇っていて思いのほか肌寒く、風も冷たく感じられたので長袖を着てて正解。 

10時入場開始。 入場料€8.50ですがミュージアムパスでOK。 日本で購入した2日間有効のミュージアムパス(4200円)は今日、明日使うので、名前と今日の日付を記入して利用します。 行列の20人目ぐらいだったのでスムーズに入場、塔の上までは387段の階段があります。 上がり始めるとすぐ螺旋階段になり、売店とチケット売り場そしてチケットのチェック。 その後は延々と螺旋階段が続きます。 徐々に階段が狭くなり、2000年にNYの自由の女神に登った時の狭苦しい感覚を思い出しました。 登りきって外に出るとセーヌ川やエッフェル塔が眼下に広がります。 ぐるっと一回りした後、さらに狭い螺旋階段があり、それを登りきると塔のてっぺんになります。 曇り空の下、雰囲気たっぷりの絵になるパリの街並みを楽しみました。 ここはあまり広くなく、入場の人数制限をしているので、 時間の経過につれて待ち時間も長くなるため、朝早めの入場がお勧めです。 

              

      大聖堂正面の彫刻            塔から見えるセーヌ川、エッフェル塔

            

                塔からの眺め             遠くにサクレクール寺院も

下りもずっと窮屈な螺旋階段・・・上から眺めるとまるでエスカルゴ!などと言いながらグルグル降りました。 

出口はセーヌ川沿いになります。 11時頃には大聖堂正面に入場を待つ大勢の人々が長い列を作り、正面左の塀沿いには塔に登るための行列が長く出来ていました。 大聖堂内には入場せず、今回はそのままルーヴル美術館へ向かいました。             

シテ駅でメトロ4番に乗り、1番に乗り換えてルーヴル美術館に到着。 メトロの地下出口からの通路は逆さピラミッドに繋がっています。 前回は地上のピラミッドから入場しましたがかなりの行列でした。(でもミュージアムパスなら待たずに入場できます。) 逆さピラミッドの入り口には列が無く、みんなスムーズに入場していました。 入場料€10、ミュージアムパスでOK。 11時25分頃入場。 

  この頃にはすっかり晴れて、ピラミッドが日差しで眩しいほどに輝いていました。 気温も上昇し羽織っていた長袖は必要なくなりました。 

DENON(ドノン翼)に入場。 大階段を登った正面に「サモトラケのニケ」の堂々たる姿が現れます。

                             

正面はもちろんですが、斜め横から見る翼を広げたその姿の美しさは格別です

                               

壁や天井のたくさんの素晴らしい絵を眺めながら、「モナリザ」と対面。 絵のまわりは相変わらずの混雑です。 アルチンボルドの野菜やくだものを組み合わせた騙し絵風な4枚組みの「四季」、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」を見てから、ダヴィッドの「ナポレオン1世の戴冠式」へ。 この絵はルーブル美術館で2番目に大きくとても目立ちます。 この絵の前に立ち、右に振り向くと、吹き抜けになったホールの正面にちょうど「サモトラケのニケ」が見えました。 

               

      「モナリザ」           アルチンボルドの「四季」   「四季」の1枚「夏」                                                                                                     

   「民衆を導く自由の女神」 「ナポレオン1世の戴冠式」

 

次は「ミロのヴィーナス」。 この日は子供の団体がたくさん入場していて、ヴィーナスの周りも子供たちがいっぱいでした。 ここで今回是非やりたかった「ミロのヴィーナス」の360度ビデオ撮影にキタコは挑戦、成功! どこから見ても美しい!と感動&満足♪

                

 前回はイギリスでの展示中とのことで見られなかったフェルメールの「レースを編む女」を見たくて、RICHELIEU(リシュリュー翼)へ。 エスカレーターで3階まで行きましたが、DENON(ドノン翼)に比べ入場者も学芸員も少なく閑散としています。 

でもさすがに「レースを編む女」の周りには人が集まっていました。 小さい絵とは聞いていましたが、本当にちっちゃくて・・・大きな額縁にしっかり守られている感じでした。 やっとこの絵に逢えた!とキタコは感激♪ 

            「レースを編む女」 小さなサイズの絵です 

この後ショップでいくつかの記念の品を買い、正面のピラミッドから外に出ました。 青空の下、太陽の日差しを浴びてピラミッドがキラキラと光り、眩しいほどでした。 前回の秋とはまったく異なった情景が見られ、違った季節に訪れて良かったと改めて思いました。

                 日差しを浴びてキラリ!

午後2時20分にルーヴル美術館を後にして、オルセー美術館へ向かいます。 メトロ1番に乗り、コンコルド駅で12番に乗り換え、オルセー美術館駅へ。 少し歩いて美術館到着。

                     

 入場の行列があまり長くなくてホッ・・・入場料€9ですがミュージアムパスでOK。 入場時の手荷物チェックは念入りで、ちょっと渋滞。 2時45分に入場。 館内は撮影禁止なので展示作品の写真はNGです。 

気がつけば昼食抜きで動いていたので、カフェテラスで休憩&軽食タイム。     

                

     軽くひと休み                  カフェテラスからの眺め     

休憩後、5階の印象派ギャラリーへ。 ここは昨年10月に改修工事が完了したばかり。 前回訪れた時はまだ工事中で立ち入り禁止でした。 どんな感じになっているのか興味津々・・・壁は濃いグレーに少し青が混じっているようなとても落ち着いた色で展示作品が引き立って見えます。 天井のガラス窓から差し込む光もやさしく、ゆっくり作品を鑑賞したくなります。 フロアー全体がとても居心地の良い雰囲気に満ちていました。 

ルノワール、セザンヌ、ドガ、モネ、マネなどの素晴らしい作品が次から次へと眼の前に現れて、もうワクワク、ドキドキ・・・ 別世界に入り込んだような感覚! そして、ルノワールの大作「ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット」の正面に置かれた椅子にゆったりと座り、ゆっくり絵と向き合っていた時間(15分くらいかな?)の贅沢さ!! 忘れられない感動体験でした♪♪   フロアの一角に休憩スペースやカフェもあります。 

                     

      5階のカフェ                    休憩スペースからの眺め

2階にはゴッホやゴーギャンの絵がたくさん展示され、すべて間近でゆっくり鑑賞できます。 ロダンの彫刻もこのフロアで観ることができます。 

0階(地上階)には多くの作品と共に、ミレーの「晩鐘」や「落穂拾い」などお馴染みの作品もさりげなく並べられていました。

         ホールの大時計  

閉館時間は6時ですが30分前にはカフェもショツプもすっかり片付けモードに入り、慌ただしい雰囲気になってきたので、美術館を後にしました。

オルセー美術館からメトロ12番に乗りホテルへ。 サンラザール駅のショッピングモールでおやつにソフトクリームを・・そして、ホテルに戻りお出かけの準備です。 今夜はムーラン・ルージュのショーを観に行くので、ヤジオはジャケット姿でネクタイ、キタコもスカートにジャケットをはおり、ちょっとおめかし~♪ 9時からのドリンクショーを予約しています。(日本での予約でひとり11500円でした。)

サンラザール駅からメトロ13番に乗り、2番に乗り換えてブランシュ駅で降り、階段を上がると、目の前にムーラン・ルージュの赤い風車が出現!  

         日本語版のパンフレットもありました(€10)

8時過ぎには入場、席に落ち着きました。 建物の外観からの印象より場内は広く、ホールには850人収容出来るそうです。 7時のディナータイムからのお客さんがちょうどデザートを終えたタイミングでの合流です。 中央近くのステージの観やすい席でラッキーでした。 

素晴らしいプロポーションの男女のダンサーが繰り広げるショーは豪華絢爛! 息つく暇の無い場面転換に、みるみる引き込まれていきます。 さすが伝統ある本場のショーです。 女性ダンサーのトップレス姿も、鍛え抜かれたスタイルがまるでアスリートを思わせ、健康的です。 ショーの合間のアクロバットやコントもレベルが高く、場内が一層盛り上がりました。 ただフレンチ・カンカンは予想したよりも時間も短く、地味な感じを受けました。 ふたりで1本のシャンパンを飲みながら、約2時間の華やかなショーを心ゆくまで楽しみました。 

ショーの終わり近くになると、ホールのスタッフの動きが慌ただしくなって・・・11時からの2回目のドリンクショーの準備が始まります。 同じメンバーでもう一度同じショーを行うのでしょうか?! だとしたらほとんど休憩も無く大変ハードですね(汗)    

外に出たのは11時を過ぎていました。 この付近は夜は危険だと言う話も聞きましたが、メトロの駅がすぐ近くだったので、何の不安も無くホテルに戻りました。

 

               つづく・・・

     

 

     

         

 

       

       

 

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         

 

 

        

       

 

 

 

 

 

 

 

    

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