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地球散歩 ヤジオとキタコの見てある紀行

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スイス旅行-⑤ ルガーノ~ミラノ~ドバイ~帰国

2018-03-15 16:33:24 | スイス

6日目

6時起床。 スーツケースにまとめた荷物をチェックして、7時からホテル内のレストランで朝食。 

                スイス最後の朝食

食事の後ルガーノ湖の畔をのんびり散策し、スイス出発前ののどかな時間を楽しみました。 

      

      

   朝日を浴びた湖の景色はとっても美しくスイス最後の思い出に・・・ 

9時20分にホテルを出発。 スイスからイタリアへ。 整然として美しかった風景がイタリア側に入った途端、道のゴミなどが目につき始め、これもお国柄の違いなのかなぁと・・・

10時25分にミラノのマルペンサ空港に着きました。 

       

     空港到着。 数日間お世話になったバスとドライバーさんともお別れ  

出発まで時間があるので一度解散。 空港内でそれぞれの時間を過ごしました。 ここはイタリアなので通貨はユーロです。 ヤジオとキタコは昨日でスイスフランを使い切っていたので・・・(笑) ここでも手持ちのユーロを使ってしまおうと買い物~リュックサック、帽子、マグネットそしてグミやファンタでコインも使ってスッキリ。

      

                 マルペンサ空港のショップ

         ユーロで買ったのはイタリアみやげ・・笑  

買い物をすませて税関の方を見ると驚くほど長ーい行列が!!! これは早めに並ばないと、と列に加わりました。 たくさんの人が並んでいるにも関わらず、窓口がいくつも閉鎖したままだったのは、日本では考えられない状況でした。 12時50分にやっと税関を通過。 

       やっと搭乗口へ

ミラノ発、エミレーツ航空206便はB53搭乗口。 午後2時5分に離陸しました。 ふたりの座席は83-HとJ。 いつもながら帰りの機内の気分は何となくまったり~行きの気合はどこへやら・・(笑)

        3時10分、ドリンクサービスで白ワイン    

          機内で配られたアメニティ 行きと帰りで色違いです    

4時に食事、ビーフを選んでまた白ワイン♪♪ のんびりと映画を見ながら過ごしました。 ヤジオはマリリンモンローのドキュメント、キタコは「ピアノの森」を鑑賞。 

            二人ともビーフを選びました

機内で時計をスイス時間から+2時間のドバイ時間に変更しました。 そして10時10分にドバイのBゲートに到着。 空港に着いた途端、ツアーメンバーの1人がトイレに行ったまま行方不明に! 添乗員さんの顔も緊迫、広い広い空港の中でどうななるかと不安がふくらみましたが、20分ほどで無事に見つかりほっとしました。 搭乗時間まではフリー。 行きに立ち寄った時は空港内で買い物したりお茶を飲んだりしましたが帰りはそんな気合は無く、少しぶらついた後は休憩用に置かれている足を伸ばせるデッキ型の椅子に体を横たえて、乗り継ぎまでの時間つぶしといった感じでした。 椅子がたくさんあったということは同じ状況の人が多くいるということなんでしょう。

        

       ドバイの空港はとても広いので、迷子に注意! 

1時30分、C23搭乗口に集合。 1時40分から搭乗開始です。 エミレーツ318便は大型のエアバスA380なので、客数が多く搭乗に時間がかかります。 座席ゾーンごとに順番に搭乗し、2時20分にドバイを離陸しました。 座席は76-H、J  ここから成田までは約10時間、この旅最後のフライトです。

     

   座席のモニター    日本語メニュー    魚のから揚げとご飯   グリルドチキン

ほっと一息ついたところで白ワイン。 4時に最初の食事。 ヤジオは魚、キタコはチキンを選びました。 食後は映画鑑賞、ヤジオはまたドキュメンタリー映画で今回はビートルズ。 キタコは「バースデイカード」。 そして8時前にジュースとお菓子が出ました。 

さあ、いよいよ時計を日本時間に戻します。 ドバイ時間午前9時⇒日本時間午後2時、旅も終わり近くなってきました。 

         モニターに各国の時刻表示が

3時20分に最後の機内食。 サーモンの照り焼きまたはスクランブルエッグの選択でしたが、スクランブルエッグは終わってしまっていて・・・ふたりともサーモンとなりました。 成田到着時間まで1時間ほどになっていたので、さすがにアルコールは自粛(?)ヤジオはパイナップルジュース、キタコはアップルジュースと可愛くまとめました(笑)

         サーモンの照り焼きそしてジュース

午後5時に成田空港到着。 家族の迎えの車に乗って我が家へ・・・・・ 

  出迎えの家族がパチリ! この機内にヤジオとキタコ・・貴重な1枚♪

今回の旅の主役は自然の素晴らしさ。 そして何と言ってもマッターホルン!!!  夜明けの空をバックに悠然と現れたその姿を初めて見たときの感動は忘れられません。 ゴルナーグラート展望台から360度見渡したアルプスの山々・・・ それらの山々を眺めながらのハイキングは本当に素晴らしく、貴重な体験でした。 

今までどちらかというと海派だった二人ですが、すっかり山の素晴らしさに魅了されてしまいました♪♪   

                     

今も湖に映った逆さマッターホルンの美しさは忘れられません・・・☆☆☆

                     

            

 

 

 

 

 

 

 

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スイス旅行-④ ツェルマット~ブリーク~べリンツォーナ~ヴェルザスカ渓谷~モルコーテ~ルガーノ

2018-02-22 16:28:54 | スイス

5日目

5時に起きました。 6時ごろ駅まで運んでもらうため,、ドアの前にスーツケースを出して朝食へ。

        急いで済ませた朝食・・・

昨日見られなかった朝焼けのマッターホルンが見たくて、急いで食事を済ませ部屋に戻りベランダに出ましたが、空一面の雲!おまけに小雨まで・・・ 日の出の時刻になってもどんよりくもったままで、結局朝焼けのマッターホルンは見られませんでした・・・残念。

       マッターホルンは姿を見せてくれませんでした・・・

7時15分にホテルを出て、ツェルマット駅まで歩きました。 霧雨模様で肌寒い感じでしたが、朝の空気は気持ちよく、まだ静かな街を通り15分ほどで駅に到着。 氷河鉄道でブリークまで行きます。

      氷河鉄道の真っ赤な車両

天井までガラス張りのパノラマ車両の4人掛けボックス席に落ち着き、7時52分に発車。 特急といっても平均時速35キロとのことで、とってもゆっくり~ 

       ・・・空が見えます

天気も雲が切れ日が差してきて、綺麗な景色が期待できそう・・・と思ったのですが、車窓から見えるのは山に囲まれた谷とそこに流れる川ばかりでした。 氷河鉄道はツェルマットからサンモリッツまで8時間かけて山や谷の絶景を眺められるのですが、今回はスケジュールの関係で、最初の1時間半しか乗車出来ず、標高1604mのツェルマットから670mのブリークまで下っただけ・・・なので絶景はなく、谷底の景色を眺めただけで終わりました。 残念。 

    パノラマ車両なのに谷底の景色ばかり   乗車証明書

ブリーク到着9時12分。 そして残念がもうひとつ。 氷河特急乗車記念に買いたいとキタコが楽しみにしていた傾いたワイングラス(急勾配を走る列車内でも倒れないデザイン)の車内販売が、なんとブリークより先から始まるそうで! ・・・確かにブリークまでは急勾配は無く、傾いたクラスは不要だけど~(苦笑)

ブリークからはバスでノベーナ峠を越えます。 9時22分出発。 曲がりくねった山道を登っていくと徐々に雪景色になり、10時30分に山頂到着。 ここで10時50分までトイレ休憩。 標高2478mの峠は強風に雪が舞い、まるで吹雪のような状態。 

        

        突然季節は真冬のように・・・                  真冬の思い出に(笑)

立ち寄った記念にマグネットと温かそうな手袋を買いました。 休憩の後、山を下っていくと雪景色から暖かい日差しののどかな山の風景に変わっていきました。 

         冬から夏へ・・・?

12時10分にべリンツォーナ到着。 イタリア語圏のこの街は日差しが強く暖かくて、約1時間あまりで冬から夏に激変した感じ。

         日差しがまぶしい

ここで昼食。 トマトとモッツアレラチーズ、続いて牛肉とリゾット、最後はティラミス。 飲み物は白ワイン(CHF3.9) 

      

            

この街には3つの古城と城壁があり、世界文化遺産に登録されています。 食後のフリータイムに城壁に登ってみました。 エレベーターで簡単に登れるので、たくさんの人が上からの景色を楽しんでいました。 

             

          

2時15分に出発してヴェルザスカ渓谷へ。 3時にヴェルザスカ川に架かるサルティ橋付近に到着。  渓谷を流れる川の水はとてもきれいで、サルティ橋はその形から「眼鏡橋」と呼ばれています。 橋近くの岩から少年たちが川に飛び込む度胸試しパフォーマンスを繰り返していて、見物客の喝采を浴びていました。 水に飛び込む様子を眺めていると、数時間前に吹雪の峠にいたことがまるで嘘のようです。 眼鏡橋は渡ってみると、かなり大きめの岩を組み合わせて造ってあり、ダブルアーチは予想以上の急勾配でした。 

              

                    

3時40分にモルコーテに向けて出発。  2016年にスイスでもっとも美しい村に選ばれたというモルコーテに5時に着きました。 

      

             

対岸はイタリアになる大きなルガーノ湖に面したこじんまりしたその村の高台には景色が一望できる教会があります。 湖の近くには山の地形を利用した昔からのアーケードの中にお店が並んでいました。 

        

         歴史を感じさせるアーケードの風景  

そのアーケードを抜けたところに教会への階段があります。 404段ある階段を頑張って登りきったところに聖堂があり、聖堂を抜けた先がテラスのようになっていました。 

        

                 404段頑張ると綺麗な聖堂が・・

ここから見える景色が素晴らしいのです。 真下に集落、夕日に輝く湖、湖のその先遥かかなたはイタリアです・・・ 長~い階段を登ったご褒美のように、きれいな景色が目の前に広がりました! その教会は決して大きくはないのですが、綺麗に整えられていて、住んでいる人達が大切にしている思いが伝わってきました。 それにしてもあの階段を登り降りして礼拝するのはお年寄りたちは大変だろうなぁ~と思いました。

        

長い階段を下って、湖畔のアーケード内のお店を覗き、可愛らしいサラダボール を見つけました。  赤いトマト柄と黄色い梨柄の2個を選んで買おうと思ったのですが・・・手持ちのスイスフランが心細くなっていたので、サラダボール2個(CHF35)とマグネット(CHF4.5)はカード支払いとなりました。

              お店のおばさんが丁寧に包んでくれました☆

6時10分にモルコーテを出発し、この旅最後の宿泊地ルガーノに6時30分に到着。 泊まるGRAND HOTEL EDEN(グランド ホテル エデン)は五つ星ホテルとのことで期待大☆☆ フロントと客室は棟が別になっていて部屋はすべてルガーノ湖フロント!! 

            

   フロントのある棟     湖側の客室棟         フロントの様子

チェックインの後わくわくしながら部屋への移動となりましたが、二つの棟をつなぐ地下通路には何故か十数段の階段が。 そこを各自スーツケースを運ばなくてはならず、よいしょよいしょとツアーの仲間で助け合いとなりました・・笑。 ちなみにツェルマットのホテルで外れくじを引いて、マッターホルンの見えない部屋になってしまった2組は、ここではスイートルーム利用となりました。 ヤジオとキタコの部屋は最上階の504号室。 目の前にルガーノ湖が広がる最高のロケーション!!! 部屋は広々としていて、大きなバスタブ、そして洗面台が二つ! 大満足☆

                

  スペースたっぷりの部屋   洗面台二つは便利!     ベランダからはルガーノ湖

◎スイスの宿泊税について

スイスでは地域によってそれぞれ宿泊税が定められています。 一泊一人当たりチューリッヒ⇒CHF2.5 ツェルマット⇒CHF3 ルガーノ⇒CHF5.8 でした。 今回ツェルマットには2泊したのでCHF6となり一人CHF14.30の宿泊税となりました。 

スイス最後の夕食はこの五つ星ホテルの湖に面した棟の一階のレストランで。 夕食メニューはサラダ、グリルチキン、プロバンス風トマト添えリゾット、レモンシャーベットそしてコーヒー。 白ワインで乾杯・・・グラスワインはCHF8。 楽しく美味しくワインもすすみ~最後の支払いの時スイスフランの残りが少なかったことを思い出しました。 対岸がイタリアというここルガーノは、ユーロも使用可能です。 前回のドイツ旅行の残りのユーロをここで使おうと思いつき、慌てて部屋に取りに行きユーロで支払いを済ませました。 レート的にはユーロで支払うと少し損になりますが、微妙に残っていたユーロも片づきすっきりしました。 7時半頃からゆっくり2時間かけてのスイス最後の晩餐でした。

          

                

いよいよ明日でスイスとお別れ。 荷物の整理をして・・・おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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スイス旅行-③ ツェルマット(マッターホルン鑑賞)

2018-02-04 16:26:50 | スイス

4日目

朝5時に目が覚めました。 部屋のベランダからの景色がどんな感じなのかが気になって、カーテンを開けるとまだ真っ暗。 日の出が7時過ぎとのことなので、当たり前。 気合の入り過ぎです・・笑  身支度を整えながらも外の様子が気になって、気になって・・・  ベランダに出て、暗い風景を眺めていると、6時半ごろぼんやりと明るくなった空に、浮かび出るように静かにマッターホルンが姿を現しました!!! 

             徐々に姿がはっきりと!!

白く雪に覆われ、鋭く天高くそびえるその姿の美しいこと☆☆  感動!! 低い周囲の山々はまだ暗い中、真正面にそびえ立つマッターホルンだけがほのかに明るくなった空を背景に、神々しいばかりの姿です。 

                

          美しくそびえるマッターホルンの姿は感動的です

日の出の時間になると朝焼けに輝くマッターホルンが見られるはずなので期待をして待っていましたが、なんと次第に雲が出てきて・・・貴重な日の出のタイミングにはマッターホルンはすっかり雲に覆われてしまいました・・・残念!! 明日の朝に期待~

                      朝焼けのマッターホルンは見られず・・

7時過ぎからの朝食は、夜明けのマッターホルンを見た感動と雲に覆われて朝焼けのマッターホルンが見られず残念、という話で盛り上がりました。 

         朝食での話題もマッターホルン 

今日は標高3089mのゴルナーグラート展望台まで登ります。 登山鉄道に乗って登り、下りは途中ひと駅分を山を眺めながらのハイキングです。 セーターとダウンジャケットを着込み、リックサックには「食べる酸素」を入れて、一応雨具も準備・・・ 

           

 ホテルアンタレス           ホテルの周りの風景 

8時にホテルを出発、8時25分にケーブルカーに乗って、約5分でスネガ・パラダイスに到着。 

            

   ケーブルカーの駅でもウォーリー君がお出迎え    駅でチケットを購入

       ケーブルカーで展望台へ            

標高2288mのスネガ展望台に立つと目の前にドーンとマッターホルンが現れました!!! 青く晴れた空をバックに、白く雪に覆われたその姿の美しさにみんなで歓声をあげてしまいました。 この展望台から見えるマッターホルンが裾野から山頂まで、天に向かって鋭く伸びる均整のとれた一番美しい姿だと言われているそうです・・・☆☆ 

      

          青空に白くそびえるマッターホルン 美しい!!!

     

             展望台のレストランはまだ開店前・・ 

       ちゃんと山の案内図もありました

展望台から少し下って行くと湖が見えてきます。 その湖がライ湖。 晴天で風が無いという気象条件が揃うと湖面に見事な逆さマッターホルンが映し出されるといいます。 期待しながらライ湖の畔へ・・・見えました!!! 湖に映ったマッターホルンのその姿!!! 目の前のマッターホルンと湖面に映る逆さマッターホルン、その美しさといったら・・・もう感動しかありません。 しばしその美しさに見とれてしまいました。

             

         

         湖に映った逆さマッターホルン

昨日まで小雨が降ったりして、天気がちょっと心配でしたが、今日は見事に晴れて最高でした。 心ゆくまで逆さマッターホルンを堪能し、10時過ぎにツェルマットの街に戻りました。 街では帽子とツェルマットのマスコット、羊のウォーリー君人形、記念マグネットなど買いました。 

      横にはマッターホルンの標高

  ツェルマットのおみやげ 羊のウォーリー君

      

       ケーブルカーの駅からゴルナーグラート鉄道駅まで歩きました

11時ころ、ゴルナーグラート鉄道の駅に集合。 

          

     ゴルナーグラート鉄道の駅           チケットは往復CHF90          

      駅周辺の様子

いよいよここから登山電車に乗って、ゴルナーグラート展望台駅へ。 ヤジオは乗車前に「食べる酸素」を10数粒飲みました。 高地に2~3時間滞在すると高山病の心配があるといいます。 今回の滞在はそれほど長くはないので大丈夫とは思いますが、念のため。 

              東京で1193円で購入

ガイドさんからハイキング用のお弁当を受け取りました。 中身はハムとチーズ入りのロールパン2本、バナナ1本、チョコレート1個、500mlのミネラルウォーターなど。 結構重くてずっしり~ 大きめのリュックのヤジオが頑張って多めに背負いました。 ありがとう!(キタコ)

登山電車では進行方向右側にマッターホルンが見えます。 始めは見上げていたマッターホルンが電車の高度が上がっていくにつれて、眼の高さと水平に見えるようになりました。

       

       

               

30分ほどで3089mのゴルナーグラート展望台駅に到着。 (11時50分) 

        

ガイドさんから高地に体が慣れるまでは走ったりしないようにと注意を受け、エレベーターで上がって坂道を登った先が展望台。    

展望台に立つと、ぐるっと360度アルプスの山々が目の前に連なっています!!! アルプスの高い山々を見上げるのではなく、自分と同じ高さで見るような感覚!! 大迫力の景観にまたまた感動です☆☆ 

       

       

         

                      

展望台から戻り、エレベーター近くのショップで記念にスプーン型のマグネットとチョコレートを買いました。 

12時30分発の登山鉄道に乗り、ひと駅下のローテンボーデン駅で下車。 

          ハイキング スタート!

ここからいよいよハイキングです。 ガイドさんの指導のもと、柔軟体操で体をほぐして、さあ出発。 道端の石は不安定で足首を捻る危険があるから乗らないように、などと細かいアドバイスを受けながら、結構急な山道を下って行きます。 

      

       

もう9月なので少なくなってはいますが、道の左右に可愛らしい高山植物が眺められます。 山道を歩きながら顔を上げると、マッターホルンを始めアルプスの山々が見渡せて、まるでその山々に見守られながら歩いているようで・・・ 不思議なやすらぎをおぼえました。 少し下ったリッフェルゼーでも湖面に映る逆さマッターホルンが!! ただ、少し風があり湖面が波立ってしまい、鮮明さではライ湖に軍配(?)という感じでした。 途中で昨日インターラーケンのハーダークルム展望台では雲に覆われよく見えなかったベルナーオーバーラント3山のうちメンヒとユングフラウを遥かかなたに眺めることが出来ました。 アイガーだけは見られず残念。 景色を見ながら道端の岩に腰を下ろしてのランチタイム。 短い休憩だったので、バナナとチョコレートだけで、再び歩き始めました。 だんだんに道がなだらかになり、下ったその先にリッフェルベルクの駅。 

       

           リッフェルベルク駅が見えてきました

2時15分に到着。 登山鉄道のひと駅分を約1時間半かけて楽しんだハイキングでした。 2時34分発の電車に乗車。 車内で食べ切れなかったお弁当のパンを食べながら、3時にツェルマットに着きました。

駅の近くのお店で買い物。 マグカップ、カウベル、Tシャツ、ハーブキャンディそしてまたチョコレートも・・・ ツェルマットでおみやげを買うラストチャンス!とばかりにキタコは気合いが入っていました・・・笑。 

        

     ツェルマットのおみやげいろいろ

4時半にホテルに戻って休憩。 二人分の食料を背負って歩いたヤジオはかなりお疲れで、夕食までひと眠り~zzz   夕食は6時ごろからケーブルカーの駅近くのレストランで。 サラダのあとパン、メインはシノワーズ(ミートフォンデュ)でした。 肉はビーフ、ポーク、チキンの3種類。 特製の鍋で煮立った油の中に串に刺した肉を入れ、数種類のソースの中から好みのソースを付けて食べるというものですが、鍋の中はどう見ても油ではなくただの熱湯、肉は厚切りすぎて熱がなかなか通らず、用意されたソースも味が今ひとつ・・・ スイスワインが飲み放題のコースと聞いていたので何種類ものスイスワインを飲み比べ出来るのか、と楽しみにしていたのに、赤と白のワインがピッチャーでドンと置かれていただけなのには、がっかり~ デザートのチョコレートケーキも特に美味しくはなく・・・ 全体的に期待はずれのディナーとなりました。

       

                ちょっとがっかりのディナーでした・・(悲)

7時半に食事が終わり、ホテルまでタクシーで帰ることにしました。 お店で呼んでくれたのはミニワゴンの電気自動車で、ホテルまで5分程の料金はCHF21とのこと。 7人で乗ったので一人分CHF3でした。 

7時40分にホテル到着。 明日はツェルマットを離れるので荷物を整理。 感動的だったマッターホルンの姿を思い出しながら、ゆっくりとバスタブに浸かって~ ハイキングの疲れを癒しました。 山の素晴らしい景色に大満足の一日でした☆☆☆

・・・・ヤジオ、10時就寝。 キタコ11時半、就寝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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スイス旅行-② チューリッヒ~ルツェルン~インターラーケン~ラヴォー地区~ツェルマット

2018-01-05 16:34:01 | スイス

3日目

5時40分起床。 フロントと同じフロアーのレストランで朝食。 ハム、チーズ、生野菜そしてパンといった簡単なメニューのビュッフェ。 唯一の温かいメニューゆで玉子はセルフサービス。 ゆで玉子が大好きなヤジオですが、混み合っていたため、あきらめました。 

      本当はゆで玉子も食べたかったな・・・(ヤジオ)

8時に出発して9時にルツェルン到着。 ここもドイツ語圏です。 旧市街を散策。 14世紀前半に造られた屋根付きで木製のカペル橋は眺めても美しく、橋を渡りながら見られる内側に描かれた絵もとても素晴らしいものでした。 

       

                 屋根付きで木製のカペル橋は美しい姿です  

                

     橋の上からの景色           天井の内側の絵も見事です

橋を渡り終えたところでフリータイム。 朝からの小雨も上がり、空が明るくなってきました。 地図を片手に氷河公園へ向かいました。 公園の一角にあるライオン記念碑を見るためです。 この記念碑はフランス革命で戦死したスイス兵を悼むため、自然の砂岩に彫られた瀕死のライオン像です。 苦しそうなライオンの姿が印象的でした。 

             

             ルツェルンの街               氷河公園のライオン記念碑   

街に戻り、記念のマグネットとリンツのチョコレートを買って10時40分に出発。 

     チョコレートとマグネット

11時45分にインターラーケン到着。(ドイツ語圏) ケーブルカーでハーダークルム展望台へ。 

              

    街を走る列車              ケーブルカーのチケットと駅

       

                ケーブルカーの車内からの景色

よく晴れていればアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山が見渡せる展望台ですが、残念ながら雲に覆われよく見えませんでした。 

          

        雲に覆われて残念・・・             マグネットは晴れてます!

1時から展望台のレストランで昼食。 チーズフォンデュと白ワイン(CHF4.60)。 パンと共に出てきたじゃがいもがチーズによく合って、とても美味しかったです♪

           

     展望台レストランへ         まずサラダ、そして白ワイン♪

        

         チーズフォンデュ             そしてデザートも 

2時25分のケーブルカーで降り、2時55分インターラーケンを出発。 

     ケーブルカーの駅  

4時40分に世界文化遺産のレマン湖畔ラヴォー地区の葡萄畑に着きました。 この地域はフランス語圏。 夕日に照らし出された湖面と葡萄畑の風景はとても美しく素敵でした。

         

    レマン湖と葡萄畑の風景は美しく、さすが世界文化遺産   

スイスワインは生産量が少なく、ほとんど国内で消費されあまり輸出されないそうなので、ぜひおみやげに買いたかったのですが、日曜日のためほとんどのワイナリーが休み。 一軒だけ開けていたお店があり、そこでシャスラーの白ワインを買うことができました。 

      

      日曜日でワイナリーが休み・・      やっと見つけたお店で白ワインを買いました        

5時20分にラヴォー地区を出発し、マッターホルンの麓の町ツェルマットへ。 7時25分にテーシュに到着。 ツェルマットはガソリン車乗り入れ禁止のためここでバスを降り、シャトル列車に乗り換えて、15分ほどでツェルマットに着きました。 

       

          シャトル列車でツェルマットへ               ウォーリー君がお出迎え

ホテルからの迎えの電気自動車にスーツケースを預け、徒歩でホテルへ。

      

            街の中心、バーンホフ通り                マッターホルン博物館

駅前からのメインストリート、バーンホフ通りを抜け、マッターホルン博物館の横を通って、マッターフィスパ川に架かる橋を渡る頃には、周囲は暗く冷え込んできました。 橋を渡り、右に曲がって少し登ったところに、HOTEL ANTARES(ホテル アンタレス)がありました。 8時過ぎに到着。 駅から徒歩20分ほどでした。 到着が遅くなったので、チェックインの前にホテル内のレストランで夕食。 グラスの白ワインはCHF5でした。 

     

                 ホテルに到着、まず夕食から

今回のツアーで使用する部屋はほとんどがマッターホルンビューなのですが、残念なことに2部屋だけ見えにくい部屋があるそうで・・・食事の最後に抽選会! 添乗員さんの作ったくじを引きました。 ヤジオとキタコはラッキーにも5階の404号室でマッターホルンビュー! バスタブもあり、ベランダにはテーブルと椅子が・・・ ここからどんな景色が見えるのか、朝が楽しみ♪♪

     ツェルマットで2連泊です。  おやすみなさい~☆

  ~ツェルマットはドイツ語圏です~

 

 

 

 

 

 

 

 

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スイス旅行-① ドバイ~チューリッヒ 

2017-10-13 16:55:23 | スイス

2017年9月8日(金)~14日(木)

今回はスイスに行きます。 毎年10月に旅行していましたが、10月のスイスは日が短くなり急速に気温も下がっていくようなので、時期を繰り上げての旅行を計画。 夏休みシーズンの7~8月は観光客が多く、かなり混雑するそうなので・・・この時期も避けて9月に落ち着いたのです。  

そして初めてのエミレーツ航空利用です。 成田~ドバイが10時間40分、そこからチューリッヒまでが6時間40分とフライト時間が長く、ドバイでの乗り継ぎ時間も5時間! スイス到着まで22時間以上かかることになります。 旅行計画中、この長時間フライトにちょっと迷いもありましたが、         ①初めてのドバイに興味津々、この機会に空港内だけでも見てみたい!                        ②初エミレーツの総2階大型エアバスA380という機種に興味津々!                   ③ヤジオもキタコも飛行機が大好きで、長時間のフライトはあまり苦にならない                      ・・・・・以上により、この時期に決めました。

7日間のツアーのハイライトは何と言ってもマッターホルン!! 山を眺めながらのハイキングがとても楽しみです。 標高3000メートルを超えるゴルナーグラート展望台に行くので、高山病予防の準備として「食べる酸素」も購入しました。(好日山荘で)  でも全ては天候次第・・・出発数日前の天気予報では、悲しいことにあまり天気が良くないとの情報が。 予報が外れることを願いながら、レインウェアーを準備、どうぞ出番がありませんように~と祈りながら。 

スイスフラン(CHF)1=119,33で購入

1日目~2日目

成田エクスプレス43号で成田空港へ向かいます。 新宿発午後4時40分なので、家でゆっくり過ごし、ゆとりを持って出たつもりが~途中でエアコンのつけっぱなしに気づき、ヤジオが猛ダッシュで家に戻るというハプニング発生。 発車間際にギリギリセーフ! 発車した成田エクスプレス内でやれやれふう~~という感じでした(汗)

成田空第2ビルに5時53分到着。 空港宅配便で送ってあったスーツケースを受け取り、ツアーの受付カウンターへ。 搭乗券など一式を受け取って、エミレーツ航空のデスクでチェックイン手続きをしました。 エミレーツはスーツケースの重量は30キロまでOKですが、持ち込み手荷物は上限7キロ。 スーツケースと同時に手荷物の計量もありました(初めて!) 

さあ、搭乗開始までフリータイム。 大好きな成田空港でまずひと休み~第2ターミナルの気に入っていたお店が少し前に閉店してしまったので、今回は新規開拓。 少し奥まった場所にある「RB」というお店に入ってみました(6時40分) 離陸後1時間ほどで食事が出るようなので、軽めにプレミアムビールとソーセージ、アボガドBLTサンドetc・・・ 

                   出発前の楽しい乾杯♪

のんびりした後、セキュリティチェックを済ませました。 そして免税品店で予約しておいた化粧品を買ってから搭乗口へ。 

                   いよいよ搭乗

66番搭乗口からの搭乗です。 エミレーツ航空(EA)319便は午後10時発ですが、大型のエアバスなので、機内がいくつものゾーンに分けられていて各ゾーンごとの搭乗となります。 9時15分に搭乗開始・・・機内で出迎えるCAさんは顔を半分覆うようなエミレーツ独特のユニホーム姿。 シートはABC通路DEFG通路HJKという配列で、ヤジオとキタコは63-F,Gに落ち着きました。各シートにコンセントや携帯の充電口があって、長いフライトでも安心です。 10時15分くらいに離陸しました。      

11時過ぎに最初の食事。 メインはチキンタジンかビーフ焼きそばの選択。 二人ともチキンを選びました。 そして、もちろん白ワイン♪ 

             日本語のメニュー      チキンを選択

食事が終わると、映画鑑賞スタート。 ヤジオは「オーシャンズ13」、キタコは「相棒ー劇場版」←見逃していたのでウレシイ!・・・・・しばらくすると、機内が暗くなりました。 そして天井に星空が映し出され・・・・・休息タイム。 

     天井に美しい星空が・・・☆

     

このタイミングで時計を日本時間からマイナス5時間のドバイ時間に変更。

     機内画面の時差表示      2度目は朝食?

ドバイ時間の午前1時半に2度目の食事。 (日本だと朝の6時半なので朝食??) チキンハンバーグ、卵焼きなどの軽めのメニューでした。 食後は再び映画鑑賞。 ヤジオは何故かドキュメンタリー、キタコは「3月のライオン」を楽しみました。

午前3時25分にドバイ到着。 ここで今回のツアーメンバー21名が初めて顔を合わせました。 乗り継ぎ便の出発まで約5時間を空港内で過ごします。 7時半の搭乗口集合までフリータイム。 24時間眠らないドバイ空港は真夜中なのに活気に溢れています。 きらびやかな商品が、まばゆいばかりに並ぶ店、店・・・ 

              

            きらびやかなお店がずらり~

通貨はディルハム(DHS)。 キャッシュ(ドル、ユーロなど)で買い物をするとおつりがディルハムでくるので、ここではカードを使用することにしました。 恒例のマグネット、栓抜きを兼ねたキーホルダー、独特な色使いのブレスレット、おしゃれなお皿、そしてランドマークの金の置物など結構買ってしまいました。 お菓子まで買ってたよ~ヤジオ(苦笑) 

     お皿、キーホルダー、マグネットetc。お菓子も! 

買い物の後はひと休み。 カフェでのんびり飲んだレモネードは一杯15DHSでした。 ちなみに1DHS=31円くらいです。

           レモネードは美味しかったです☆

夜が明けて出発便が増えてくると、人もどんどん増えてきます。 あっという間にトイレには行列ができました。 座る椅子が無い人の中には床に座り込む人までいて・・・のどかだった夜中の雰囲気から一転、生存競争の激しい場となりました。

       

          朝の搭乗口はとっても混雑!!

エミレーツ航空087便、8時40分発チューリッヒ行きに乗ります。 A4搭乗口からゾーンごとに8時から搭乗開始。 82-A、Bに落ち着き、9時過ぎに離陸。 10時前に、アップルデニッシュとコーヒーまたは紅茶の軽食が出ました。 

          シナモンがきいて美味しかったアップルデニッシュ

さあまた映画タイム♪・・・ヤジオは「相棒ー劇場版」、キタコは「本能寺ホテル」を観ながら、アップルジュースを飲んで、のんびり~ 

           白ワインではなくてジュースです・・・笑

午後1時に昼食タイム。 チキンorラムでチキンを選択。 そして白ワインも・・笑

          食事にはやっぱり白ワインです♪

食事が終わったところで、ドバイ時間(午後1時45分)マイナス2時間のスイス時間に時計を変更しました。 午前11時45分となり、日本との時差はマイナス7時間です。 

        ドバイ時間⇒スイス時間(マイナス7時間) 

           

       窓からチューリッヒの景色が見えてきました!

午後1時15分にチューリッヒ空港に到着。 

              空港の通路

ツアーの21人でバスに乗り、ラインの滝へ向かいました。 外はあいにくの小雨模様。 大型バスに21名なので、ひとりでゆったりと2座席ずつ利用できました。 ラインの滝のあるノイハウゼンはスイスの北部でドイツ国境近くなので、バスはスイスとドイツを行ったり来たりということに・・・笑

3時35分にラインの滝に到着。 この滝はヨーロッパ随一の水量を誇るとか。 雨模様だったのも、幸いし、水量が増して勇壮な滝の姿を見ることが出来ました。 

        

        ラインの滝は想像以上に素晴らしかったです!          

記念のマグネットを買い、バスに戻る途中、トイレに寄ったヤジオに事件が!! 手を洗い表に出ようとした時、前にいた地元風の男が外から扉を閉めて押さえたのです。 そして閉まったドアに気を取られている隙に、後ろから近づいたもう一人の男がバックを開けようと!! 気がついたヤジオが大声を出すと、男たちは一目散に逃げて行きました。 危ない危ない!!

バスに戻り4時半に出発。 添乗員さんにトイレでの出来事を話すと、ツアー仲間のひとりも同じ体験をしたとのこと。 二人とも被害はなく無事だったので、本当に良かっです。 

4時半にラインの滝を出発してチューリッヒに向かいました。 5時45分チューリッヒに到着。 チューリッヒ湖の畔でバスを降り、旧市街を散策。 リマト川沿いにグロスミュンスター(大聖堂)の二つの塔やフラウミュンスター(聖母聖堂)の外観を眺めながら、リンデンホフの丘に登り、ここから旧市街の全景を眺めました。 

      

7時の集合まで街をブラブラ・・・ 再びバスに乗り7時20分にIbis Zurich Messe Airport(イビス チューリッヒ メッセ エアポート ホテル)に着きました。 6階の548号室にチェックイン。 

成田を飛び立ってから何と26時間!!! やっとホテルの部屋に落ち着きました。 ホテル近くにはお店がないので、フロント横にあったバーカウンターで買ったビールと、チューリッヒの街で買ったベーグルで簡単な夕食を済ませ、シャワーを浴びて、長~~~い旅路にひと段落・・・残念ながらバスタブはありませんでしたが、ベッドで手足を思いっきり伸ばして寝られるだけで幸せな気分♪♪ キタコは荷物を片付けたりして12時頃寝ましたが、ヤジオは10時半にバタンキューでした。 笑

スイスは地域によって言語が異なります。 ~チューリッヒはドイツ語圏~

                                   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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