みかん三個を描く

 

今までは一つのモノをていねいに見て

描くというレッスンでしたが、

今回は複数のものを構図を考えて描きます。

ようやく絵画っぽくなってきました（笑）

 

毎回レッスン終了時に

次回の持ち物を先生が指示します。

 

今回は

「少々の個体差はいいですが、なるべく同じくらいの果物を三つ持ってきて下さい」

とのことで

「ブドウとかバナナは避けていただいて

まあ～今の季節ですと柿とか蜜柑とかですかね・・。」

というお話でした。

 

そして二週間後・・・

 

ある方は、リンゴ＆みかん＆バナナ（笑）

ある方は　大きな柿と極小の柿＾＾

 

～もう・・話聞いてなかったんかいな！～

 

ある方は　トマト三個

 

～だ・か・ら・果物やっちゅうてるやろ！（笑）

 

一週おやすみだったせいでしょうか～記憶がね・・

このボケボケ加減に笑いをこらえるのが大変

でした。

 

写真を撮るときの構図は「探す」イメージですが

こちらは作ります。

 

あれやこれやと置いたりひっくり返したり

ざーっと鉛筆でデッサンしてから彩色していきます。

 

基本、前のものは濃く後ろのものは淡く彩色することで

遠近感を出すということで

自分なりに前のミカンはしっかり塗り重ねたつもりでしたが

先生・・

 

「奥のみかん、淡いですが主張してますね・・前の二つを

もすこし頑張ってみてください」

 

で・・・

またまた塗り塗りしてこんな感じになりました。

 

興味深かったのが

「みんな主役を演じたがります。少し引いた脇役もつくって

ストーリーを作るイメージで画面構成すると・・・・」

 

なるほど、絵はドラマなり。。

 

さしづめ、この場合

兄弟ケンカしてる子供を

背後で見つめる母親ってところでしょうか・・

あらま！

やっぱりお母さんが主役になってるわ（笑）