ももんが日記

そろそろ終活を考える、孤独なオバサンの独り言

バブル時代の5年間~その①~

2015年11月25日 | 職歴
税理士事務所を辞めてすぐにハローワークへ行きました。

仕事はすぐに見つかりました。

1985年バブル期。私は二十歳でした。

その会社は商社で男性5名、女性は私を入れて2名となりました。

本社は東京で全国あちこちに営業所がありました。

仕事は一般事務です。

先輩女性社員Sさんの補助的なお仕事です。

Sさんは、当時35歳で独身、大人しく控えめでとても良い人です。

最初の1~2ヶ月は本当にお手伝い程度の仕事で、なかなか時間が経たなくて疲れました。

それが3ヶ月経っても半年経っても変わらず、私はいつもひまでした。

本気でやれば30分位でできる仕事を2時間位かけてやっていました。

そうしないと間がもたないのです。

Sさんに「次は何をやりましょうか?」と聞いても、「うーん。今のところはすることないからその資料でも見てて」

毎日こんな感じでした。


ひ・ま・す・ぎ・る・ー 


Sさんは営業所で一番古く、所長をはじめ男性社員の誰一人口出しはできません。

私はいつもひまでしたが、Sさんは残業するくらい忙しそうでした。

なんだか私は遊んでいるみたいで、すごく嫌でしたー。


半年位過ぎたある日、一人の男性社員さんがこう切り出しました。

「メーカー別に担当を決めよう!」

ですが最後の最後までSさんは変わりませんでした。

Sさんは今まで通り仕事を一人で抱え込みたかったのでしょう。

それを見かねた男性社員の人達から、私は色々と仕事を頼まれるようになりました。

いえば・・・雑用です。

営業所のこまづかいと呼ばれていました。(笑)

20~25歳までの5年間、私はこまづかいをやり遂げました。

時はバブル期です。

たいした仕事をしていなくてもボーナスは結構もらってました~。




ちなみにですが・・・Sさんは未だに独身です。


次回はゴルフ三昧所長のことについて書きたいと思います。