STUDIO+U

日々、クリエイティブに。

深夜のカレー。

2007-05-31 | 日常


終電が迫る駅のホームで元同僚にばったり。

さっきまで飲んでたんだそう。

あいかわらずのマイペースぶり。
外国通貨をなんたらかんたらするテクニックで
そこそこ儲かったおかげでいまだフリーターらしい。

あいかわらずの金の嗅覚に頭が下がります。

あいかわらず仕事しかしてない生活だなと指摘されて
返す言葉はございません。

途中下車してカレーをごちそうになりました。


♪Now listenning♪
「江戸川ブルース」/東京60WATTS

「バベル」観てきました。

2007-05-27 | 映画


夫婦。親子。友達。
個である一人一人は言葉という伝達手段によって
それぞれが他人との関係を築いています。

バベルの塔の崩壊によって人類が共通の言語を
失った様に、この映画に登場する人物たちは
みな言葉によるコミュニケーションを奪われた
状況にあります。

共通言語を失ってしまった時、人びとは目に飛び込んでくる
情報でしかものごとを判断をしなくなってしまいます。
それが差別や偏見なのかもしれません。

言葉が通じないことによるもどかしさと恐怖。
あるいは愛情や感情のすれ違い。

この映画では聴覚障害者の女子高生や、
言葉が通じない他人種との交わりを通して
それを感じることができます。

バベルの塔崩壊の行から導かれたストーリーや、
それを想起させる都心の高層マンション。
猥雑なメキシコの風景と渋谷の混沌とした街並。

映像と音楽の洪水がこちらを煽る様に刺激してくるのですが、
しかしこの映画が一体何を言おうとしているのか、
正直なところ最後までよくわからなかったです。

それは鑑賞者が各々感じればいいとでも言いたいのかな。
それにしたってもう少しヒントが欲しかったです。
最後は消化不良だったな。

島旅の思い出'07-3(竹富島)

2007-05-26 | 旅行


4度目の竹富島上陸です。

宿での晩御飯が終わると宿泊客同士で夕日を見に行くのが
恒例になっています。別に誰が言い始めたわけじゃなくて
気づいたらなんとなく皆で西の桟橋へ向かっているのです。

この時間になると最後の船も終わっているから、島には
住民と宿泊客だけの静寂な時間が訪れます。
白砂の道を皆でそぞろ歩いて数分で到着。

4度目にしてようやく夕日を見ることができました。
竹富に泊まりに来るときはなぜだか天気が悪くて、
これまでことごとく失敗し続けていたのです。

この日は快晴というわけにはいかなかったのですが、
少し雲が残る日没の風景もなかなかいいでしょ?

ちなみに遠くに見える島は西表島です。
明日はここを目指すことにします。

準備

2007-05-24 | 日常


母の日に買ったカーネーションのついでに
自分の部屋にも花を飾ってみたのですが、
見事に枯らしてしまいました。

以前にも観葉植物を枯らしてしまったのですが、
結局色んなことに本気になっていないんだろうなー。

そんな時、少し弱っている時にただ救われたくて、
と期待してみても、問答を繰り返しているうちになんだか面倒になって
また朝がきて仕事が押し寄せてきて、その波に飲まれるのが
心地良くなっていたりします。

本気でないといとも簡単に見透かされます。
植物だって人間だって同じかもしれないです。
たまにはお腹を見せないと、本気でぶつからないとねー。


♪Now listenning♪
「Bibo No Aozora」/坂本 龍一

出張した日は。

2007-05-17 | 日常


久々に出張してきました。

外出するといつもと違ったランチが食べられるから
楽しみです。
今日のランチは「明太子と水菜のパスタ」

明太子のパスタは作れるんです。
でもそこに水菜を合わせる発想が出ないです。
そこがプロですね。

♪Now listenning♪
「確かな光」/高野 寛

島旅の思い出'07-2(小浜島)

2007-05-13 | 旅行


綺麗な海にも触れられ、遠くの景色も眺められ、集落の雰囲気や
果てしなく広がるさとうきび畑といったこれぞ沖縄という
空気がいっぺんに堪能できる。それが小浜島です。

起伏に富んでいるけど比較的緩やかだからサイクリングにも
最適なのです。3時間程度で一周できますしね。
なんだかんだと3回目の訪問です。




バイクや軽自動車でサーッと回ってしまう方も多いのですが、
じっくりと味わうためにはやはり徒歩か自転車です。
4月でも火傷するほど日焼けしてしまうので注意が必要ですが。




小浜島というと「ちゅらさん」があまりにも有名なのですが、
それ以外にもひっそりとした漁村の一角にこんな巨大マンタが
いたりして楽しませてくれます。




シュガーロードと呼ばれる一本道。
さとうきびの収穫はすでに終わっているのですが、
何度来ても絵になる風景です。

退屈な島と言ってしまえばそれだけなのですが、
島は別に観光客を楽しませようとするのではなく
人びとは普通に暮らしています。

それが小浜島の魅力なのです。

島旅の思い出'07-1(離島ターミナル)

2007-05-12 | 旅行


1年ぶりに石垣島へやってきました。
島旅の玄関口はいつもここから。
これまで離島桟橋と呼ばれていた場所は
離島桟橋ターミナルとしてリニューアル。




空港の様な内観!全館空調!
天井が高く、とても広々として気持ちいい空間です。
ターミナル内は午前の出港ラッシュが終わった頃で、
人が少なくて一層広さを感じました。




これまで各船舶会社ごとに表示されていた運航表も
こんな風にひとまとめに掲示されていてわかりやすくなりました。

さて、今夜は竹富島へ泊まることが決まっているのですが、
その前に近くの島へ行ってみようと思います。
お手頃な島といえばあそこかなぁ...

連休最終日。

2007-05-06 | 日常


「東京タワー」を観たからではないけれど、
久々実家に帰りました。
お正月以来かな。すっかり親不孝ものです。

母は中島美嘉にハマり、父はファイナルファンタジー1に
ハマってました。

いつの間にかベッドが捨てられていて、家具のレイアウトが
変更されていて、炊飯器が小さくなっていました。
この分だと次回は犬が居るかもしれないです。

ケーキとか要らないから女の子連れて来なさい!


か...


段々面倒臭くなってくるなー。


♪Now listenning♪
「桜日和」/星村 麻衣

こどもの日。

2007-05-05 | 日常


気づいたら誕生日を迎えていました。


33回目の誕生日は焼肉をごちそうになりました。


去年の今頃は何をしてたかというと...





仙台で牛タン食べてました。


牛に縁のある誕生日です。


来年は女性に縁のある誕生日を迎えられますように。


二次会の場所を一人暮らしの我が家に決めましたが、


あまりにも何も無くて場所を変えることになりました。


女っ気の無い部屋だと女子に言われました。


今度から歯ブラシもう一本立てておきます。




誕生日プレゼントはモロゾフのチーズケーキです。


ワンホールを大人食いします。


ごちそうさまでした。


♪Now listenning♪
「ルキンフォー」/スピッツ

「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」観てきました。

2007-05-03 | 映画


なんだかずっと静かな映画でした。
ただひたすらオカンとボクと時々登場するオトン
との何気ない日常が積み重なっていく。

きっと誰にでも小さなドラマがあって、
その中には笑える出来事や時々悲しい出来事もあって
そんな静かな日常の積み重ねの中で皆生きているんだと
しみじみと感じさせてくれる映画でした。

実娘の内田也哉子から実母樹木希林への絶妙な繋がりも
違和感無く、こういうキャスティングを行った演出家の
センスに拍手を送りたいですね。

普段はなかなか口にできない両親への感謝の気持ち。
ボクは母の手を繋いで歩けるだろうか。
まだ照れ臭くてできないでしょうね。

いつからか自分の寂しさや喜びの感情を両親に知られたくなくなり、
自分の人間関係や行動を隠す様になって、事務的な会話しか
しなくなる。

思春期から始まった心の反抗期はひとりで暮らし始めた今も
実はまだ終わっていないのかもしれません。

いつか本当にそれができるようになったら、感謝の想いを
伝えられる様になったら、そのときが本当の親離れなのかなぁ。

「藤森建築と路上観察展」へ行ってきました。

2007-05-02 | 建築

「藤森建築と路上観察
第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展帰国展」
at 東京オペラシティアートギャラリー


建築家と一言で言っても色んな仕事があります。
藤森照信氏はどちらかというと建築史研究家としての
イメージが強いようだけど、実は実作もたくさんあるんです。

その作風は誰にも似ていなくて、氏自身が”素人”と仰るように
技術的な下積みがないからこそできたであろう独創的な建築を
創られています。

外壁からたんぽぽが生えていたり、屋根の全面にニラが植わっていたりと
屋上緑化という言葉がまだ流行り出す前から、自然と共生するような
建築を生み出していました。

こういう発想って別に新しいわけではなく、はるか昔、
人々が竪穴式住居と呼ばれる所に住んでいた頃に屋根を植物で
覆うことによってすでに蓄熱断熱効果を発見していたのです。

技術や材料が進化していくなか、切り捨てられてきた自然素材や
その地域に残る伝統的な工法もたくさんあって、そこに学ぶべきものは
たくさんある。

そんな素材や工法をどのように現在の建築に生かしているかを
体感できる展覧会でした。

手で触れることはできないものの、実物大のスケールでの展示や
材料のモックアップは土や草の香りもして、妙な懐かしさと
現代には無い斬新さを同時に感じることができました。

藤森氏と行く建築ツアーがあったようですが、残念ながら
定員オーバーで参加できず。
まだ実作を体験したことがないのでぜひ行ってみたいなー。

「恋しくて」観てきました。

2007-05-01 | 映画


先日石垣島へ行った時、この映画の存在を知りました。
BEGIN結成からデビューまでの実話を元に作られた
ストーリーなんだそうです。

石垣島の空と海の青い色。草の緑の色。そして登場する高校生たちの姿。
純朴な主人公たちを通して太陽の様な眩しさや原色の美しさが
なんだかびんびんと伝わってくるのです。

大人でも子どもでもない間(はざま)のせつない感情。
こういう空気みたいな脆弱な感情って、東京を舞台にしたら
撮れないのかもしれませんね。

都会には無いもの。都会でなければ手に入らないもの。
それを知っているから思春期は悲しい。

もう少し個々のエピソードを丁寧に描いてくれれば、
エンディングへと向かうにつれ、より気持ちが昂ったかも
しれません。

けれど楽観的であっけらかんとした雰囲気もまた島独特もの
なんですよね。

エンディングにはマル秘ゲスト!?も登場しますよ。