YuHiのブログ

ブタ・インフルエンザ・ウイルスの突然の出現 1976年のケース

先日の
「供給が需要を上回っているのだよ」

敢えて今読んでいる。
『インフルエンザをばら撒く人々 - 金融寡頭権力の罠』 菊川征司

の続きです。

p51 [1976年] ブタ・インフルエンザ・ウイルスの突然の出現
さて要約。

 ・ブタ起源のウイルスによる最初の事件は、1976年にアメリカで起きた。
 ・2月25日、ニュージャージー州にある陸軍基地で、1人の新兵が気分が悪い事を訴えてその翌日死亡。
 ・彼の同僚4人も同様の症状を訴え、入院。
 ・新兵の死亡原因は1918年のインフルエンザが大流行を起こしたウイルスと同じ系統と発表。

  ・政府当局は全国民にワクチンの強制接種を義務づけるようフォード大統領に進言。
  ・感染が検出されたのは1月19日から2月9日まで、陸軍基地の中だけ。
 ・13人が入院治療を受け、死亡者は1名。

全国民を対象にしたワクチン接種が始まり全国民の24%が受けた時点で
そのワクチンの副作用が原因で死亡したケースが25件
結局ワクチン接種は急遽中止になる。

結局は基地での出来事を解明するために努力を重ねたが、このウイルスの起源と感染が突然停止した理由を含めて、多くの疑問点が残されたまま。



この話の原典のCDC の報告書はこちら。

より詳細な記述がありますので、読んではみます。
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