Decremented Blog

プログラミング、釣り、工作など、ジャンルを特に定めず、適当に書かれたブログです。

ReadyBoostの効果(vs Vista 3回目)

2008-01-16 22:52:54 | 仕事
Vistaの話、3回目です。

Vistaには、ReadyBoostと言う、USBメモリ等を使ってシステムの高速化を行う機能があります。
原理的には、仮想メモリ(ページファイル)をUSBメモリ等に作成することで、ハードディスクのスラッシングによるパフォーマンスの低下を防ぐ仕組みです。

仕事で使っているVista搭載ノートPCで、IO-DATAのEasyDisk Platinum2(1G)を利用してReadyBoostを有効にしてみたところ、明らかにシステムの速度が低下しました。
メモリを2G搭載しているせいか、逆効果だったようです。
EasyDisk Platinum2は、メーカー公表値で Read:22MB/s、Write:13MB/s ですので、ReadyBoostの必要とする Read:5MB/s、Write:3MB/s をはるかに上回っていますが、ダメなようです。
ひょっとしたら、EasyDiskはランダムアクセスに弱いのかもしれません。

※追記
ReadyBoostは、ページイン(ページファイル→メモリ)のみ高速化され、ページアウト(メモリ→ページファイル)は逆に速度が低下してしまうようです。
USBメモリ等は、取り外されてしまう可能性があるので、苦肉の策ですね。
これを解決するためには、ページファイルをUSBメモリ等に移すしかなさそうです。取り外したらシステム死にますけど。

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2 コメント

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Unknown (temp)
2008-01-22 13:59:44
デスクトップやサーバ機であれば、
Vistaでなくともアリな選択肢かもしれませんね。
USBメモリやSDカードも随分安くなりましたし。
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SSD (Yuh)
2008-01-23 23:08:39
システムディスクを高速なSSDにするのが一番良いんでしょうけど、高速でそこそこ容量のあるSSDは、まだまだ高いですからねえ・・・
いっそ、64ビットOSにして、メモリを16Gくらい積めば良いのかも知れません(笑
ノートだと無理ですけどね。
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