Giga LANDISKのHDDの載せ換え方法をまとめます。
1.準備するもの
・Giga LANDISK
今回は、HDL-GX250Rを利用しました。
eSATAコネクタのあるモデルです。他のモデルでは多分上手く行きません。元のHDD容量は異なってもOKです。
・裸族の頭
裸のHDDをUSBで接続するキットです。
他の物でも構いません。
・PC
Telnetでログインするために必要です。
Windowsを前提として書きます。
2.Telntedを有効化
http://wiki.nothing.sh/page/I-O%20Hack/Giga%20LANDISK/%A5%BD%A5%D5%A5%C8%A5%A6%A5%A7%A5%A2
を参考に、Telnetdを有効にします。
有効化後、「ファイル名を指定して実行」から「telnet landisk」でLANDISKへTelnetでログインできます。
3.新しいHDDを接続
裸族の頭を使い、新しいHDDをLANDISKへ接続します。
私はLANDISKの後ろのUSBポートを使用しました。
接続後、LANDISKを再起動し、Telnetで再度ログインします。
以下のコマンドを入力して接続を確認します。
> fdisk -l /dev/sdb
Disk /dev/sdb: 1000.2 GB, 1000204886016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 121601 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
上のような出力が出たら接続されています。
接続したHDDの容量等を確認してください。
4.システム転送
以下のコマンドで、システム領域を新しいHDDへ転送します。
(HDDの先頭2Gが転送されます)
> dd bs=1M count=2048 if=/dev/sda of=/dev/sdb
5.パーテーション切り直し
以下のコマンドで、パーテーションの切り直しを行います。
> fdisk /dev/sdb
まず、現在のパーテーションを確認します。
> Command (m for help): p
Disk /dev/sdb: 1000.2 GB, 1000204886016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 121601 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/sdb1 2 27 208845 83 Linux
/dev/sdb2 28 78 409657+ 83 Linux
/dev/sdb3 79 144 530145 82 Linux swap / Solaris
/dev/sdb4 145 30394 242983125 5 Extended
/dev/sdb5 145 170 208844+ 83 Linux
/dev/sdb6 171 30394 242774279+ 83 Linux
サイズ変更のために、拡張パーテーションを削除します。
> Command (m for help): d
> Partition number (1-6): 4
拡張パーテーションを作成しなおします。
> Command (m for help): n
> Command action
> e extended
> p primary partition (1-4)
> e
> Selected partition 4
> First cylinder (1-121601, default 1): 145
> Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (145-121601, default 121601):
> Using default value 121601
設定保存用パーテーション(sdb5)を作成します。
> Command (m for help): n
> First cylinder (145-121601, default 145):
> Using default value 145
> Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (145-121601, default 121601): 170
データパーテーション(sdb6)を作成します。
> Command (m for help): n
> First cylinder (171-121601, default 171):
> Using default value 171
> Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (171-121601, default 121601):
> Using default value 121601
> q
で終了します。
6.データの転送
以下のコマンドで、フォーマットを行います。
> mke2fs -j /dev/sdb5
> mke2fs -j /dev/sdb6
以下のコマンドで、設定保存用パーテーションの内容をコピーします。
> mount /dev/sdb5 /mnt/usbdisk1/
> cp /mnt/hda5/* /mnt/usbdisk1
以下のコマンドで、データパーテーションに初期フォルダを作成します。
> mount /dev/sdb6 /mnt/usbdisk2/
> cd /mnt/usbdisk2/
> mkdir -p share/disk/ spool/samba
7.RAIDの再構成
HDL-GXRはHDが一台ですが、ミラーリングのためにRAIDが構成されていますので、再構成が必要です。
LANDISKのHDDを新しいものに入れ替え、再起動します。
この時点では、正常に起動しません。
Telnetで再度ログインします。
以下のコマンドで、RAIDの再構成を行います。
> mdadm -C -f /dev/md5 -l 1 -n 1 /dev/sda5
> mdadm -C -f /dev/md6 -l 1 -n 1 /dev/sda6
LANDISKを再起動します。
以上で作業は完了です。
※追記
正常起動を確認後、管理画面からフォーマットしてください。
そうしないと、RAID管理領域の関係で、データが壊れるようです。
1.準備するもの
・Giga LANDISK
今回は、HDL-GX250Rを利用しました。
eSATAコネクタのあるモデルです。他のモデルでは多分上手く行きません。元のHDD容量は異なってもOKです。
・裸族の頭
裸のHDDをUSBで接続するキットです。
他の物でも構いません。
・PC
Telnetでログインするために必要です。
Windowsを前提として書きます。
2.Telntedを有効化
http://wiki.nothing.sh/page/I-O%20Hack/Giga%20LANDISK/%A5%BD%A5%D5%A5%C8%A5%A6%A5%A7%A5%A2
を参考に、Telnetdを有効にします。
有効化後、「ファイル名を指定して実行」から「telnet landisk」でLANDISKへTelnetでログインできます。
3.新しいHDDを接続
裸族の頭を使い、新しいHDDをLANDISKへ接続します。
私はLANDISKの後ろのUSBポートを使用しました。
接続後、LANDISKを再起動し、Telnetで再度ログインします。
以下のコマンドを入力して接続を確認します。
> fdisk -l /dev/sdb
Disk /dev/sdb: 1000.2 GB, 1000204886016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 121601 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
上のような出力が出たら接続されています。
接続したHDDの容量等を確認してください。
4.システム転送
以下のコマンドで、システム領域を新しいHDDへ転送します。
(HDDの先頭2Gが転送されます)
> dd bs=1M count=2048 if=/dev/sda of=/dev/sdb
5.パーテーション切り直し
以下のコマンドで、パーテーションの切り直しを行います。
> fdisk /dev/sdb
まず、現在のパーテーションを確認します。
> Command (m for help): p
Disk /dev/sdb: 1000.2 GB, 1000204886016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 121601 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/sdb1 2 27 208845 83 Linux
/dev/sdb2 28 78 409657+ 83 Linux
/dev/sdb3 79 144 530145 82 Linux swap / Solaris
/dev/sdb4 145 30394 242983125 5 Extended
/dev/sdb5 145 170 208844+ 83 Linux
/dev/sdb6 171 30394 242774279+ 83 Linux
サイズ変更のために、拡張パーテーションを削除します。
> Command (m for help): d
> Partition number (1-6): 4
拡張パーテーションを作成しなおします。
> Command (m for help): n
> Command action
> e extended
> p primary partition (1-4)
> e
> Selected partition 4
> First cylinder (1-121601, default 1): 145
> Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (145-121601, default 121601):
> Using default value 121601
設定保存用パーテーション(sdb5)を作成します。
> Command (m for help): n
> First cylinder (145-121601, default 145):
> Using default value 145
> Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (145-121601, default 121601): 170
データパーテーション(sdb6)を作成します。
> Command (m for help): n
> First cylinder (171-121601, default 171):
> Using default value 171
> Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (171-121601, default 121601):
> Using default value 121601
> q
で終了します。
6.データの転送
以下のコマンドで、フォーマットを行います。
> mke2fs -j /dev/sdb5
> mke2fs -j /dev/sdb6
以下のコマンドで、設定保存用パーテーションの内容をコピーします。
> mount /dev/sdb5 /mnt/usbdisk1/
> cp /mnt/hda5/* /mnt/usbdisk1
以下のコマンドで、データパーテーションに初期フォルダを作成します。
> mount /dev/sdb6 /mnt/usbdisk2/
> cd /mnt/usbdisk2/
> mkdir -p share/disk/ spool/samba
7.RAIDの再構成
HDL-GXRはHDが一台ですが、ミラーリングのためにRAIDが構成されていますので、再構成が必要です。
LANDISKのHDDを新しいものに入れ替え、再起動します。
この時点では、正常に起動しません。
Telnetで再度ログインします。
以下のコマンドで、RAIDの再構成を行います。
> mdadm -C -f /dev/md5 -l 1 -n 1 /dev/sda5
> mdadm -C -f /dev/md6 -l 1 -n 1 /dev/sda6
LANDISKを再起動します。
以上で作業は完了です。
※追記
正常起動を確認後、管理画面からフォーマットしてください。
そうしないと、RAID管理領域の関係で、データが壊れるようです。