皆さん、Lightroomは使いこなしておりますでしょうか?
私もキヤノン純正のDPPからはじまり、色々なRAW現像ソフトを使ってきましたが、
最終的にはLightroomに落ち着きました。
もっと早くLightroomに移行しておけばよかった…と若干悔やまれるレベルです。
現像がしやすいこともありますが何よりも素晴らしいのが、ファイル管理!
これを一度体験してしまうとなかなか乗り換えることは難しいかもしれません。。
さて、Lightroomを使っていてとても重要なのは「カタログのバックアップ」です。
バックアップを取っておかないと、カタログがいざという時に消えた際はもちろん、
間違えて編集中の写真をどうにかしちゃったときとかにも、
すぐに直近の正常な状態に戻すことができます。
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カタログのバックアップの設定は、
メニュー → 編集 → カタログ設定からできます。
バックアップの頻度は安全第一ということで、
私は毎回(Lightroomが終了するたび)にしています。
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さて、上記の設定にしておけばバックアップについては完璧ですが、
このとき、ポイントが2つあります。
- バックアップ先のフォルダはカタログのフォルダとは違うディスク(HDD)にすること。
できれば、OneDriveやGoogleDrive等のオンラインストレージ上を指定する。 - バックアップファイルがどんどん貯まっていきディスク容量を圧迫してしまうので、
定期的に削除する必要がある
→これを自動的に削除してあげるのが本日のメインテーマ
1つ目は簡単な理由で、バックアップ先を同じディスクにしておくと、
元のフォルダと一緒に消えてしまうことがあるから。
もっといえば違うディスクにしていても落雷とか不測の事態はどうしてもあるわけで
そうすると最も安全なのはオンラインストレージに保管しておくことです。
そうすれば家のパソコンが全部吹っ飛んでも、一応大丈夫!
まぁ写真データが消えてしまえばあんまり意味がないっちゃないですが…
さて、今回のメインテーマは2つ目です。
バックアップ自体はそれほど容量が大きくないので
オンラインストレージでも全然大丈夫なんですが、
それが毎日の積み重ねとなるとあっという間に大容量となってしまいます。
もちろんあんまり昔のバックアップを取っておいてもしょうがないので、
最低、直近3~5ファイルだけあれば十分でしょう。
でも、毎回手動でファイルを消すのは大変ですよね?
そこでちょっと裏技を使いましょう!
やり方はとっても簡単。
まずはテキストファイルを適当に作り、下記をコピー&ペーストします。
cd /d "カタログのバックアップがあるフォルダへのパス"
for /f " skip=3 delims=," %%A in ('dir /b /o-n') do rd /s /q "%%A"
"カタログのバックアップがあるフォルダへのパス"は、
バックアップに指定したフォルダのパスを入れましょう。
たとえば私の場合、OneDrive上にバックアップしているので、
"D:\OneDrive\lightroom\CatalogBackup"
こんな感じです。
ちなみにこれは
「直近の3つのファイルだけを残し、他はすべて削除する」
という意味です。
上記のコピペが完了したら、保存します。
そしてテキストファイルの拡張子を「.txt」から「.dat」に変えましょう。
最後に、この.datファイルをスタートアップに登録すれば完了です。
毎回Windowsを立ち上げる度に、Lightroomのバックアップが
直近3つを残して他の古いファイルを自動的に削除してくれます。
ちなみにスタートアップへの登録方法は、
Windows7までなら、
スタートメニューからスタートアップを開いてそこにコピー、
Windows8、10なら
C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
にコピーすればOKです。
それでは皆さんもさらに快適なRAW現像生活をお楽しみください♪
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お役に立てたみたいでよかったです!