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2006-04-02 | >goo news
PL4強!前田びっくり本盗/センバツ (日刊スポーツ) - goo ニュース

岩鬼がチームメイトにいたら、2球目に「走らんかいドアホウ」と叫んでチャンスを台無しにしそう。

”<センバツ高校野球:PL学園4-1秋田商>◇10日目◇1日◇甲子園◇準々決勝
 4強が出そろった。PL学園(大阪)は「桑田2世」こと前田健太投手(3年)が投げて、打って、走っての独り舞台で7年ぶり4強へとけん引。9三振を奪い、1失点完投&2安打、さらに2回には本塁への単独スチールも成功させて、秋田商(秋田)に4-1と快勝した。初出場の清峰(長崎)は左腕エース有迫亮(3年)が日本文理(新潟)を4安打に抑え、4-0の完封勝ち。長崎県勢として春は47年ぶり4強進出を決めた。
 エープリルフールの衝撃だ。「桑田2世」が鮮やかにホームベースを盗んだ。2回表2死三塁。7番仲谷が初球のボール球を見送ると、三塁走者の前田はひらめいた。秋田商・佐藤洋は右サイドハンド。長身でモーションが大きい。「これはいけるんじゃないか」。2球目は変化球でストライク。「これは絶対にいける」。ひらめきは確信に変わる。相手投手がサインを確認している間に土を蹴って本塁にダッシュした。どよめくスタンド。佐藤洋は慌ててプレートを外し、本塁へ送球。前田の度胸が勝り、先制点をもぎ取った。
 敵も、味方でさえも予期せぬプレーだった。クロスプレーで負傷すれば投球に影響しかねないが、前田は計算しない。「ケガとか考えない。投げるだけじゃなく、全部したいんです」。過去に本盗は記憶にない。昨秋の公式戦は盗塁なし。50メートルは6秒4と足が速いほうではないが、本能で動いた。ベンチの藤原監督も「自分もバッテリーを見ていて気が付かなかった」と驚いたほどだった。
 前田は幼いころからスポーツの英才教育を施された。小学6年生までに器械体操、サッカー、空手、水泳を習った。水泳は背泳ぎが得意で、西日本大会で優勝したこともある。「肩周りの筋肉が鍛えられたし、バネもできた」。抜群の運動神経が衝撃プレーを生んだ。
 投げては9奪三振で1失点完投。大会3試合の防御率は0・33だ。「次も勝つことだけを考えたい」。くしくもこの日は桑田の誕生日。「打って走って投げる」は非凡な運動センスを持つ桑田の口癖でもある。あと2勝。「桑田2世」が87年の春夏連覇以来遠ざかっている栄冠へ、チームを導く。”

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