さまよえる天神さん

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焼石岳 あれからわたしは0611

2015-06-13 | 山・ハイキング

 6月11日(木)晴れ 風心地よい

  “  夢をみればまだ隠れあうこともできるが妹よ
    江戸はさきごろおわったのだ
    あれからのわたしは
    遠く
    ずいぶんときた                  ” ( 荒川洋治 『水駅』から)


 7時前の中沼駐車場、平日にもかかわらず30台近くの車がとまってます。


 最初は広葉樹とi一部針葉樹の混ざり合った樹林の道


 中沼と焼石連峰 湖面がさざめいてます 逆さ焼石は


 リュウキンカ


 上沼 コバイケイソウも 道端にはシラネアオイ、ミツバオウレン、一株だけハクサンチドリ


 残雪が出てきます 踏み抜きに注意


 水芭蕉


 そしてつぶ沼分岐に到着、中央の木に


 巻きつけてあります。下りが間違えやすい(気づかず直進するとつぶ沼へ)


 夏道に入るとこの看板、下山時には注目、この看板を過ぎた雪渓で左折すること
 雪渓が何度も出てくるので何気なく直進するとつぶ沼コースに行ってしまう。


 銀明水、これがおいしい  KOIWAI MILKの柄杓で一杯


 銀明水上の雪渓に取付く(それなりの斜度)


 山頂が見えてきます


 ミネのサクラを越えて


 オオバキスミレ


 姥石平に到着、幾人かが休憩してます。
 昨日も風雨の中登ってるという地元のかあさん(左側の人)から花情報をお聞きしまして


 地蔵さん、また会えましたね


 ミヤマシオガマ


 ハクサンイチゲ


 ムシトリスミレ


 姥石平分岐から東焼石岳へと向かいます


 よくわかりません 東焼石岳西分岐だそうで


 ゆるやかな花の道 


 南本内岳


 東焼石からの焼石岳






 かあさんに聞いた辺りでユキワリコザクラ


 逆さ焼石、西分岐まで行かずに前の人が入って行った踏跡をたどると
 ここは正しいルートなのか?一部藪化してるし。


 じきに正式なルートに合流し焼石岳を回り込むように進みます。


 焼石神社、東成瀬ルート、南本内岳分岐
 

 目指すはあちら、ここから少し大きな岩の道


 ミヤマキンバイ


 東成瀬方面、あれが焼石沼でしょうか


 ミヤマダイコンソウ


 キバナコマノツメ、頂上周辺いたるところに


 そして焼石岳山頂1548m 10人ほどが休憩中です


 栗駒山、鳥海山は見えませんが神室連峰も


 西焼石岳


 横岳


 頂上で昼食を食べ、泉水沼へ


 姥石平からは雪解水で小川のようになった登山道を銀明水まで

    「江戸はさきごろおわったのだ あれからのわたしは 」

 まだ登ってくる人たちとすれ違いながら、気がつかないうちにほぼ満車に近い駐車場
に到着です。
 「あれ、から、ヒナザクラは見逃したなあ。」 

 《行 程》
 中沼登山口6:50 - 中沼7:17 - つぶ沼分岐8:05 - 8:24銀明水8:30
 - 姥石平9:30 - 東焼石岳西分岐9:56 - 東焼石岳10:10 - 焼石神社・
 東成瀬口・南本内岳分岐10:49 - 11:15焼石岳11:30 - 泉水沼11:45 -
 姥石平11:52 - 12:30銀明水12:35 - つぶ沼分岐12:49 - 登山口13:48
 ●つぶ沼分岐下山時注意、残雪の踏跡に惑わされず直進しないで左折すること
  実際つぶ沼方向からご夫婦が戻ってくるのに遭遇
 ●水は銀明水で補給、トイレは登山口、銀明水避難小屋
 ●雪渓は軽アイゼンなしで大丈夫だった(この時間帯)
 ●登山道を水が流れているためスパッツ必携、長靴の人もいた
 ●銀明水手前の木道に熊の糞が(水芭蕉でも食べたのか)
 ●登山口への林道は狭いので注意(対向車には帰りに1台あっただけ)