さまよえる天神さん

てくてく てくてく 風景と

鳥海山二ノ滝口 月山沢徒渉点まで

2014-10-06 | 鳥海山

 10月5日(日) 曇

 鳥海山南側の長坂道、万助道、二ノ滝口。
 長坂道はガラ場、万助道は万助小舎まで、二ノ滝口は二ノ滝までしか行ったことが
ありません。
 最近の山レコでも、二ノ滝~千畳ヶ原~万助道と歩かれた人がおり、うらやましい限
りです。
 だいぶ紅葉も標高を下げてきているようですので、ちょっと下見を兼ねて二ノ滝口へ。
 

 

 一ノ滝駐車場には、水洗トイレ、水場があります。



 遊歩道に行かずに、林道を少し進むと登山口。ここを直進するか、右に下りて行きます。(今日は右に)



 ここで、遊歩道と合流、右上からおりてきます。

 二ノ滝、紅葉はいつごろでしょうか。



 いやあ、15分じゃないよな。



 狭霧橋の分岐、駐車場からの道と合流します。



 三ノ滝、玉粋ノ滝、額絵の壺と渓谷に沿って歩きます。



 まっすぐに伸びたブナの林が続きます。



 伝喜太小屋跡



 このような小沢を何回も何回も越えます。



 森の清水を過ぎて(どこかわからんが)



 小沢を越え、何回も登り下りを繰り返し、



 龍ヶ滝(ここもアングル悪い、帰りに撮る)
 いくぶん急な登り、ここを登り切りブナの林が低木に変る頃、「今日初めて人に遇った」
というご夫婦と初めて会いました。千畳ヶ原までつもりが、雨も降りそうなので途中で引
き返してきたそうです。



 喜助平はどこかわかりませんが、展望岩に到着です。日射しがないので輝きはいまひとつ。
 山頂・外輪方向は雲に覆われてます。雨が降ってるんでしょうか。



 庄内平野と海岸線



 そして笙ヶ岳の稜線、対岸は万助道。があるはず。



 まもなく不動滝が見えてくると



 月山沢の徒渉地点に着きます。水量は大丈夫です。



 ここをぴょんと跳ねます。対岸に渡り少し先の様子をみてみます。 
 
 時間的にここでおしまいということで、石の上で少し遅い昼食をとります。



 小さな沢の足元にミヤマダイモンジソウ



 森の清水を過ぎて、天気のせいか少し薄暗くなりつつあるブナの美しい林の中を、
逃げるように下りて行きます。
 なんか、誰もいない夕暮れ間近の焼石岳つぶ沼コースを思い出します。

 


 庄内№のワゴン、万助道に向かったんでしょうか、朝からあります。



 
 駐車場に到着、観光客の車が数台。県外ナンバーもあります。
 今にも雨が降りそうで、風も出てきてます。
 ところどころあがりこブナもありますが、森ノ清水付近のまっすぐなブナ林はなんともいえ
ない良さがあります。紅葉は、900~1,000m付近まで下りてきてますから、もう1週間後
位に歩くのもいいでしょうね。
 二ノ滝~千畳ヶ原・万助道周回、いつになることやら。今年は雪が降るのが早そうだなあ。

 《行 程》

  一ノ滝駐車場10:40 - 登山口10:45 - 二ノ滝10:55 - 狭霧橋11:10 - 三ノ滝11:21

  - 伝喜太小屋跡11:51 - 森ノ清水12:04 - 龍ヶ滝12:48 - 13:10月山沢徒渉点13:35

  - 森ノ清水14:26 - 小屋跡14:35 -  狭霧橋14:57 - 登山口15:10 - 駐車場15:15

  ●下りは狭霧橋を渡り万助道からの道を歩きました。

  ●コースタイムは、登りは標準に近いですが、森ノ清水からの下りは逃げるようにであてになりません。