青空の続いた先週末、鳥海山中島台の森を歩いてみました。
木道の上は落ち葉だらけ
見上げればナラ・ブナの木に葉っぱはついてません。
膨大な量の葉が落ちた晩秋の森の中に分け入っていきます
見通しのいいブナの林
鳥海山の溶岩流の末端の標高差を越えて
この辺ではアカボというクリタケ
モミジ・カエデ類の葉が残ってます
小さな沢筋に沿って進みます
なめこも少し
標高差にして150mほどですが、4時間ちょっとあちこち歩きながら、少し日が陰ってきた森を後にしました。
鳥海山の山頂も雲に隠れて姿を見せない日が続いてます。
秋の強い雨が上がった後の標高500mほどの中島台
森はもう晩秋の雰囲気
石の上のハウチワカエデやナナカマドの葉もすべて落ちてます。
暮れていく秋って感じでしょうか。
すっかりご無沙汰している中島台の森、獅子ヶ鼻湿原、遊歩道を周回してみます。
赤川の橋を渡り
キンミズヒキ
クマの水飲み場といわれている「でツボ」、少しずつ景色も変わりつつあります。
アブラゼミがジィージィーと
見上げると
湧水は勢いよく流れてます
蒸気が漂う
コケの群生地
気の早い葉っぱ
でも確実に秋は近づいてます。
エゾハルセミのにぎやかな鳴き声が響き渡る緑の森
どこからか
ここか 声が
モリアオガエル、タマゴが
「おいおい君の深淵とは?」
「階段を一歩一歩上がる それも今日で終わる ・・・・客席から声がかかる その声に涙が浮かぶ デンさんよ あんたのいない浅草には明日から来ねえよ 」(デンスケ劇団に捧げる唄)
今日も朝から雨模様、午後から勢いも弱まってきたので、傘を差してブナの森へ。
赤川も勢い良く流れてます
下草もだいぶ伸びて
一本の木からまっすぐに数本の枝が伸びています。所謂あがりこ状態。
雨が伝って根元へと
森の深淵、喉の奥に何を抱えていることやら・・・
あがりこ大王
ユキザサも雨に濡れて