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CLANNAD-クラナド- 第14回 「Theory of Everything」

2008年01月30日 23時02分17秒 | 『CLANNAD-クラナド-』
 
CLANNAD-クラナド- 第14回 「Theory of Everything」


「Theory of Everything」
theory=理論; 憶測; 学説, 説; 空論; 意見
everything=何でも皆, 万事; 最も大切なもの
訳し方は様々だが、ことみの両親が追い求めていた「隠された世界」についての論文タイトルだったのかもしれない。
朋也とことみの過去を掘り下げ、ことみが悔やみに悔やみきれない、焼き払ってしまった薄い「論文」の正体。
そして亡くなったことみの両親が娘へ託した物等、全容が明るみに。
娘へと託した想いが世界中を渡り、長い時間を経て、ようやく届く。
全てを知った一ノ瀬ことみ。
両親の遺志を継いだ彼女の開かれた道を阻む者はもう何人たりともいない。
両親の思いと朋也達の思いに支えられたことみは今が一番幸せな時なのかもしれない。



《画像キャプチャ&コメント》



ことみの家の庭を整理し続ける朋也。
渚・杏・涼の3人は授業が終われば必ず駆けつける。
ことみに献身的な朋也は自分の道を更に犠牲にしてしまっている。
今はことみの元気な姿を早く見たい。
その気持ちが誰も朋也の不登校を不問にさせている。
犠牲になるのは自分だけで充分と、朋也は渚達の手伝いをあえて歓迎しなかったようだ。
最初は引きこもることみに怒鳴るように声を上げていた杏。
優しく声をかけてあげる事が友達としてしてあげられる事だと気付いたのか、その優しげな語りかけはきっとことみの心に届いたに違いない。



とは言え、朋也だけではことみの誕生日まで終わる筈が無い。
渚達は出来る限り朋也を手伝う。
この楽しそうな作業をことみは眺めていたに違いないだろう。
友達とはそういうものだと、早くみんなの所に戻りたいともことみは思った事だろう。
朋也との一件で中々表に出られないもどかしさを彼女は感じ、そして悩んだのだろうか。





夜も更け、これ以上続けるのは渚達には不利と朋也は3人を帰す。
人一倍頑張りやでもある渚は残ると言い出すが・・・。
オッサン(秋生)がキレたら前途多難だと、朋也は渚を強引に帰らせた。
これも人思いな朋也ならでは。





再び甦る朋也の記憶。
虫を捕まえに紛れ込んだ、ことみの家。
邂逅間もなく、朋也とことみは友達になった。
それは優しい母親が朋也を優しく歓迎してくれたから。
ままごとや植物観察、2人は楽しそうに遊ぶ。
しかし本当の外の世界をことみは怖がっていた。
朋也は無理に連れ出す事は無かったらしい。
子供ならではの無邪気な積極的さは朋也には無かったらしい。



夢を見たの・・・。
おとといはウサギ、きのうはシカ、きょうはアナタ・・・。
ことみが図書室で朋也に向かって言い出したこの詩文。
それはことみが幼い時に朋也と読んでいた物語の一部分。
ことみは何度もあの時の記憶を呼び戻すヒントを出していた。



女の子の誕生会なんて恥ずかしくて出られる訳がないだろう?と、クラスの男子に笑われた朋也。
それがきっかけで朋也はことみの誕生会に行く事が出来なかった。
それを後悔した朋也は謝ろうとことみの家を訪れると・・・。
ことみが論文を燃やしてボヤになり、ことみはその場でただただ泣くばかり。
朋也は単に忘れていたのではなく、悲しむことみの衝撃的な姿を忘れたかっただけなのかもしれない。





朋也くんが・・・戻ってきてくれた。
あの物語のお陰で朋也の幼い記憶が完全に甦り、2人は本当の再会を果たす。
学校の図書室で何気なく顔を合わせたあの日から、朋也が気付いてくれるこの日をことみはどんなに待ち焦がれていたことか。
朋也の流した涙は本当の懐かしさと償いが叶った事によるものだろうか。
あの時と同じの一ノ瀬ことみが今目の前に。







ことみが登校して来た。
みんながことみが来るのを待っていた。
だって友達だから・・・。
朋也の前に再び姿を見せたことみ。
様子も前より見違えたようにも見える。
ことみが戻って来てくれた事に対する嬉しさと安堵感が、渚達の笑顔がとても物語っている。



せっかくの誕生日だがプレゼントするヴァイオリンは修理に出したまま。
そこで修理が終わるまでとして渚特製のヴァイオリン引換券をことみにプレゼント。
これなら誕生日プレゼントのムードも満点。



ことみはあの時から1人ぼっちであった事には違いない。
しかし生活面ではあの紳士(一ノ瀬博士の親友)が後見人として、ことみを陰ながら支えてきた。
しかし当のことみは彼の存在に対し長年に渡り怯えてしまっていた。
その紳士がことみに渡したい物があると申し出る。




ある物とはアタッシュケース。
両親が出張に出かける時に論文を入れたあのケース。
しかし中は論文とかではなく、手紙とくまのぬいぐるみしか入っていなかった。



if you find this
SuitsCase
please take it to
our daughter k&m
『もしあなたがこのスーツケースを見つけたら、どうか娘に届けて下さい』
この手紙が入ったケースが事故後にとある国の海岸に流れ着き、それを拾って手紙を見た人が人づてにケースを渡して行く。
人から人の手に渡り、とうとう一ノ瀬博士のサインに見覚えがある人にケースが行き渡ったのだろう。
それが先日ようやく紳士の元に届いたのだという。
ことみがそのケースを受け入れてくれた事により、紳士はとある出来事について語り始める。
あの時ことみが燃やしてしまった論文の封書の中身。
あれはくまのぬいぐるみのカタログだった。
論文を燃やしてしまった事に深い後悔にさいなまれたことみは紳士の話を聴く気にもなれなかった。
だが両親が託した遺留物がことみに触れる事により、今ならことみに話を聴いてくれるだろうと決心をしての告白だった。
紳士は自分を拒絶することみを今まで根気よく見守ってくれていた人物だった。



くまのぬいぐるみ。
いつも親の言う事しか聞かなかったことみが初めて自分から欲しいと言ったのがこのぬいぐるみ。
当時のことみは誕生日プレゼントにはくまのぬいぐるみが一番ポピュラーだと知った上で両親にねだっただけ。
しかしそれが両親にとってはとても嬉しい事だった。
事故が発生し助からないだろうと思ったことみの両親は、ケースに入れていた論文を捨て、手紙と道中で買ったぬいぐるみをケースに入れた。
遺留品として発見されればきっとことみの元に届くに違いないと・・・。
ことみへの誕生日メッセージと両親の遺志がこの手紙に記されている。



お帰りなさい・・・。
10年以上も前にことみの元から旅立った両親が、ようやく戻って来た。
両親がいかにことみの事を想い、愛していた事を、ことみはぬいぐるみを抱きしめる事により肌で感じて行く。
自分が起こした行為への後悔、両親への贖罪はもう晴れた。
そして大切な友達と本当の再会を果たす事も出来た。
長年に渡り気に病んでいた一ノ瀬ことみはもうここにはいない。




時は巡り・・・。
あのヴァイオリンが修理されて返って来る日が訪れた。
誕生日はとっくに過ぎたけど、もう一度お祝いをしよう。



最初は何気なく演劇部に誘ったことみ。
様々な気持ちがぶつかり合い、ようやく今にたどり着く。
これで心置きなく活動も再会出来る。
友達が笑顔で参加してくれる。
当たり前のように見えても、これほど難しいものは無かったに違いない。





《まとめ》

この回分の更新が諸々の事情で大変遅くなりました。
ストーリープレビューは書くと時間がかかるので今後は画像キャプチャと一緒に軽く触れようと思います。
今回はあまりにもシリアスな内容だけに騒ぐ事が出来ませんでした。
ことみは幼少時も現在もとびきりの美少女です。
良かったね、ことみ・・・という気持ちでいっぱいです。
こんな奇跡じみた事、ある訳が無いと思いたくもなりますが、事実は小説よりも奇なりと言います。
両親の娘を想う気持ちが奇跡を呼んだのでしょう。
手紙に書いてあった「友達を作りなさい」というメッセージに、ことみの友達が渚達で良かったじゃないかと感心しちゃいました。


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