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記者/声楽屋のヨーコが綴る、サッカードイツ代表の時事情報ページ。選手やクラブの話を中心に、現地観戦記などもお届け。

ドイツ代表、EURO2020の合宿地はアディダス本社に決定。

2019-07-03 | DIE MANNSCHAFT2019



みなさん、Ciaoヨギです(´v`)ノ
女子代表W杯、U21EURO大会ともに悔しい結果となってしまったドイツサッカー界(とはいえ男子U21代表は準優勝のため、来年日本で行われるオリンピック大会への出場権をすでに獲得しています(•̀ᴗ•́)و !)。そんな中、われらがドイツのヨアヒム・レーヴ監督(通称ヨギヨギ)率いるA代表選手が来年のEURO2020に向け、本格的にエンジンをかけ始めました。



5月末の胸部圧迫による入院と自宅療養を経て、ついにヨギヨギが公に姿を見せたのはU21EURO決勝戦の舞台・イタリア。



U21代表のシュテファン・クンツ監督とともにテレビの中継にも登場し、回復しつつある姿を視聴者に見せたヨギヨギ。心なしか普段よりも顔色が白っぽいですが、きっと自宅で真面目に静養している証拠でしょうか?
( ̄▽ ̄)<もちろんダンベルを使った自宅トレーニングなんてやってないよね?



さて、そんなヨギヨギたちA代表チームから"大切なお知らせ"があったのは、現地時間の2日。EURO2020に向けた合宿地がついに決定したとのニュースが届けられたのです。



その場所は、バイエルン州のヘルツォーゲンアウラッハ。この名前、あるスポーツブランドにゆかりのある地なのですが……。
そう、現在のアディダス本社がある所なんです。



最寄りの大きな街はニュルンベルク。EURO2020ではドイツ国内で唯一の開催地となったミュンヘンのアリアンツ・アレーナまで車で2時間程度という立地、さらに深夜便でも発着が可能なニュルンベルク空港(アルブレヒト・デューラー空港)までは車で30分かからないという利便性もあり、これまでドイツ代表のほかにも各国代表チームがキャンプ地として利用してきました。



候補地探しについてですが、ヨギヨギは胸部に違和感を感じる前の5月上旬から中旬にかけ、TAEM JOGIとしてミュンヘン近郊を視察していたとのことです。



ガルミッシュ=パルテンキルヒェンやムルナウなど、ミュンヘン近郊の地元クラブを見学・交流して各地域の雰囲気を肌で感じたそう。今後はテストマッチやファンベントなどに利用されるのではないかと言われています。



話は戻り、アディダスがこの場所に根を下ろしたのが1999年のこと。もともと軍用地であった場所を同社が買い取り、シューズ生産工場を皮切りに「WORLD OF SPORTS」という複合的な自社エリア造成をすすめました。



その結果、4千人収容のサッカースタジアムやビーチバレーボールコート、テニスコートにバスケットボールコート、クライミング施設や最高レベルのフィットネスジム、さらにはさまざまな人数に対応したキャンプルームを擁する巨大な“アディダスの村”へと成長を遂げた同施設。



2011年には「Laces」と呼ばれる近代的なデザインのビルも完成(写真上、ここでヨギヨギも会見を行ったことが♪)。その後もさまざまな施設を増やし、行きついたのが……。



こちらの「ARENA」ビル。ホバリングハニカム構造によるスタジアム型の個性的なフォルムが特徴で、面積はなんと5万2千平方メートル! 現在は各ビルの社員の引っ越しが進められており、これで今回初めて同地のアディダス社員が全員、同じビルで仕事をすることになるそうです。
き、規模が違いすぎる……!



ちなみにこちらは従業員用飲食エリアの「HALF TIME」という施設。もう本当に、日本の自社ビルのイメージから考えると想像を越えてしまうような施設ですね(◎∀◎)



一方ARENAビルですが、正式オープンとなるのは同社が創立70周年を迎える今年の8月9日。まさにできたてホヤホヤ(死語!)……( ´‿ゝ`)←
そしてDFBはここで第二のカンポ・バイーアのように過ごしたいと考えているそうです。



ちょこっとだけ中をチェック! プールのイメージで作られた会議室(……おしゃれなの?ゲルマンクオリティーなの?ʘʘ)



こちらはワークショップなど幅広いイベントに対応した部屋(そ、創始者の姿がぬりかべってる……(;゚;ө;゚;)!)



また、ビアビア(オリバー・ビアホフ独代表チームマネージャー)によると、今回は再びブラジルW杯の時のように共同生活を送ることが予定されているとか。団結心を養って、より強固な心とプレーで頂点を目指しておくれ~!!



…………って言ってもね……。



まだ本選出場は確定してないから!!(@∀@)
※2019年7月3日現在



とはいえ、予選突破はあくまでも頂点への通過点。代表メンバーたちは当然、確実に通過する気持ちで今後の試合に臨むことが必要とされます。



もはや遠い伝説の域に片足を突っ込んだような“リオの一夜”の栄光。再びその力を取り戻し、なんとしても悲願を達成してほしいと願うばかりです(●-`д´-)



ということで、現在選手たちは移籍狂想曲の真っただ中。もう少ししたらそれぞれ落ち着くと思いますが、次の代表戦は新シーズン開けてすぐの日本時間9月7日、オランダとの直接対決が待ち構えています。

はたして移籍騒動を無事に潜り抜け、バカンス中の体重の増減もクリアして新シーズン前のクラブキャンプで勘を取り戻し、代表選手として顔を見せてくれるのは誰とだれなのか、楽しみにして待ちたいと思います。
あと、そのころにはヨギヨギも完全復調していますように!(`人´ )タノンマス! 

では、また☆☆☆☆


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