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ヒーリングミュージックアーティストようすけ♪

ヒーリング・ミュージック(癒し曲)アーティスト&トランペット講師でiTunes等で世界、全国配信しています。

大好きな人へ、

2005-10-03 11:17:50 | 真空管
まだ、部品段階な状態なのですが、プレゼントするアンプを今日から組み立てます。
やっとシャーシのほうは完成したので、部品の取り付けから始めます。
回路的はすごくシンプルですが、電源部は、俺のオリジナル回路でいきたいと思います。
真空管構成は6BQ5が電力増幅、12AT7が電圧増幅です。
3極接続にしますので、前段のドライブは余裕ある球にしました。
12AT7はGE製を使用します。6BQ5はロシア製です。
ひとつ、ひとつ、心をこめます。
今の大量生産みたいに均一で綺麗にはできませんが、人間の温もりを感じさせるものを作りたいです。
真空管は値段が高いです。製造者がこんなこと言って申し訳ないですが、安定した需要がないのいで、
すごく少数のためコストダウンはできないのです。
はっきり言ってロボットで生産されたもの、確かに性能は高く、品質もいいです。
でも、そこにクラフトマンシップの魂は感じますか?
今、どこの工場でもコストダウン、生産効率向上で、労働者も削って、それでいいにでしょうか?
人間も単なる消耗品扱いです。
そんな世の中でも、少しでも人の温もりのある物を作って,そして知ってもらいたいです。


6L6GCシングルアンプ

2005-09-30 12:23:37 | 真空管
今日は6L6GCのアンプを紹介します。
このアンプは先日6月に浜松で試聴会が行なわれた時に出展したアンプです。
試聴会で、このアンプは結構人気がありました。
回路的には別にこれと言ったものもなく、普通に5極接続をしたものです。
ただ、パワートランスとチョークコイルは昔のサンスイのトランスを使用しています。
こういうシンプルなアンプは、逆にいい感じの音になるんだなぁ〜と痛感しました。
厳密なこと言ったらダメなのでしょうけど、人間、体調などによって凄く聞こえ方が違うので、欲張った回路や特性にしても逆効果であることが言えるのでしょう。
真空管マニアで3極管、3極接続が最高みたいな方がいますが、確かに耳触りの音が無く素晴らしいと思いますが、5極管にみられるスピード感には欠けているようにも感じます。
ま、それぞれの良さがありますので、色々試して楽しみましょうよ!
それぞれの音があっても真空管の音はかなり特徴がありますので、真空管そのもの感じは残りますよ〜。。

情熱の真空管  http://augment-audio.net

スピーカー

2005-09-27 06:15:29 | 真空管
今現在、聴いてるスピーカーは自作です。
ここに使われてるユニットはフォステクスFF85Kのわずか口径8cmのユニットです。
箱の容積はフォステクスのはぼ指定とうりを計算しています。
スピーカーの種類はバスレフ方式で作りました。バスレフのダクトの調整は聴きながら感覚で調整で、
これが結構大変でダクトが長いと低音の周波数が低くなっておかしな低音になり、逆にダクトが短いと周波数の高い低音になり、軽い感覚の低域になってしまいます。
調整は難しいのですが、うまくいくと市販のスピーカーよりもいい感じに仕上がります。
このスピーカーはシングルウェイですが、2ウェイや3ウェイに比べて音像の定位感が抜群です。
ただし口径が8センチなので低域に不満がでる人もいると思います。
俺的には低域がんがんは好きではないのでこのユニットはそこそこ気に入ってます。
このスピーカーは僅か一日で完成しますので是非一度、挑戦してみたらいかがでしょうか。


真空管選び

2005-09-24 07:36:02 | 真空管
今、少し悩んでいます。 余りの部品で真空管アンプをプレゼントしたいのですが・・・。
その人は耳がものすごく敏感な方でヘッドホンも大きな音も苦手なのです。
正直、真空管を受け入れてくれるか心配です。
パワーはいらないので、シングルでいこうと思うのですが、真空管の選定に悩んでいます。
今のところ、ビーム、または5極で3極接続でいこうと思ってます。
特殊な真空管ではメンテに大変なので入手しやすい球は、やはり6BQ5か6V6GT、6BM8クラスですよね、やっぱ。
ウ〜ンその人の感覚が体験できればいいのですが・・・敏感な人はどこでそれを感じとるか予測できない自分が悔しいです。
もっともっと音の勉強をしないといけないですね!

素晴らしい音は真空管  http://augment-audio.net

ヴィンテージ真空管

2005-09-21 08:37:18 | 真空管
真空管は現在、作られている国は少なく、過去に作られて、今は生産されてない真空管がまだ世界各国にあります。 商社はこれらから骨董価値の高い真空管を求めて世界中に買い付けに回ってます。
現在のところ、俺の知る限りでその多くはアメリカ、イギリス、ドイツ、日本、などです。
メーカー的には、アメリカはGE、ウェスタン、RCA他、イギリスはムラード、ドイツはテレフンケン
日本は松下、東芝、NEC等です。
特にオリジナル製品に高価な骨董価値をつけてる真空管もあります(10倍以上)
ロシア、中国での真空管はオリジナルからのコピー製品が多く作られています。
そうですね、そこで、んじゃ、オリジナルとコピーもんで音がどれだけちがうのよ!
と言う質問がどうしても湧きますね!
ここでは、俺が自分で実際聴いたことで判断したいと思います。
球はウェスタン・エレクトリックの300B!対するコピー品、EH300Bゴールド
オリジナル対コピーのロシア製品!
試聴トランスはタンゴU-808、スピーカーJBL(型番忘れた)
試聴の感想、正直、かわんねーじゃないの?です。
ロシアとオリジナルの値段は10倍、音的に違いはロシアのほうが若干元気がいい、これはたぶん、まだエージングが完了されてないためだと思います。
製品のバラツキによる若干の音質の違いはあると思いますが、
正直、希少価値の値段だけって感じです。
同じ規格なら大体同じ音がするものです。
俺は貧乏人なので、無理して希少価値の高い真空管は買いません。
案外、コピーのロシア製の方がよかったりして(^^ゞ。。。

写真はアメリカ製の6C8Gで人気はありませんが、希少品です。

いい音は真空管→   http://augment-audio.net

真空管アンプの特徴とよりベターなスピーカーセッティング

2005-09-15 08:39:59 | 真空管
真空管アンプの特徴とよりベターなスピーカーセッティング

1)ワット数や数字だけで選ぶのは損をする!

ワット数 反比例はしませんが、 トランジスタアンプと真空管アンプでは同じ出力でも真空管アンプのほうが大きく聞こえます。一般てきに3倍以上と言われます。
一番真空管らしい音がシングルアンプです。周波数特性がかまぼこ型(ナローレンジ)で、歪みも大きく出力も大きくとれませんが、中音のヌケが非常よく、心地よいサウンドです。
A級動作は、トランジスタでは結構大変ですが、真空管のシングルはほとんどがA級動作です。
A級動作の利点は波形を合成しないので再現性が高い。

2)一般的なトランジスタでは無理!真空管だから聴こえる心から癒される音。                                                         癒しの効果、真空管アンプは倍音成分が多く再生しますので、声や生楽器は実際の演奏に近い音がします。 よくオーケストラコンサートで眠くなる現象(α波)がリラックス効果を高めます。
ダンピングファクターが高いので、低音の透明度、メリハリ感がありコントラバスの音が明解になります。
クラシックコンサートの感動を家に帰ってトランジスタアンプで聴くと、あの時感動が無くなりました。 バイオリンやビオラ、チェロ、コントラバスの音が、高音、中音、低音に分離して聞こえてしまいます。どういうことかと言いますと、バイオリンは確かにオーケストラでは高音を担当ですが、実際のバイオリンの音は弦とボウとケースで成り立っていて箱の共振や弦の振動など複雑な振動で構成されています。ですからバイオリンからは低音も高音も混ざり合った音がしてるのです。それがトランジスタだと、分離して聞こえるのです。 これは人間の楽器の音ではありませんね。
 
3)ご予算数万円以下で本格的な音を楽しむ術。                                         数万以下で、 映画館みたいな音を追求する人には無理です。しかし ”そこで演奏している感覚”は、可能です

その1) スピーカーの高音を担当してる(ツィータ)と耳の高さを
同じにしましょう。 高音の特性は直線状な指向性があります。

その2) 自分の位置とスピーカーの位置を正三角形にしましょう。ス
テレオ感が一番感じる位置です。

その3) 小さいスピーカーの場合はできるだけ壁際に置きましょ
う。 壁際に置く事で低音増大になります。

その4) スピーカーのべた置きはやめましょう。 スピーカー自体振動していますので、他に共振をさせない。 

ショパン

2005-09-14 11:28:04 | 真空管
今回はフレデリック・ショパンです。
ショパンは実に多くのピアノ曲を残しています。 CDで全集を購入しようと思うと、
とんでもない数になるかなと思います。 わずか、39歳の生涯でこれだけの作品を残すことは、
やはり天才だと思います。
それにしても素晴らしい作品を実に多くあります。 ピアノソナタ、スケルツォ、バラード
ノクターン、エチュード、マズルカ、ワルツ、等、枚挙に切りがありません。
どれをとっても完成度が高く、正にピアノ曲の王様です。
ショパンはクラシック初心者にも優しい作曲家だと思います。 エチュード、別れの曲やノクターン、第2番、エチュード、革命、即興曲の幻想即興曲などよく知られてますね!
また、演奏者の方々にもとても深く愛されているのもショパンのほんとに素晴らしいところかと
思います。
俺はコンサートで聴いたピアニストは、ジャン・マルクルイサダ、エフゲニー・キーシン
イーヴォ・ポゴレリチです。
どれも素晴らしい!と言うか個性的な人でした。
そこで今回のお薦めCDは、エフゲニー・キーシンです。
彼の演奏はほんと素晴らしく、サントリーホールをまるでオケがいるみたいにホールいっぱいに
ピアノを鳴らしてくれ、とても感激でした!
ピアノタッチの正確さは彼の右にでる者はいないくらい! 俺的にはクォーツの精度でピアノを弾いてる感じです。いや〜世の中には凄い人がいるのですね!

6V6GTppアンプ

2005-09-13 14:06:00 | 真空管
俺の持っている唯一のPPアンプです。

「仕様」
初段12AT7 位相反転6CG7 出力段6V6GT 自己バイアス 約11W

「音質」 
音の立ち上がりが良くダンピングに優れ、ジャズなどが好適。
クラシックはシングルに軍配があがりそう。

「苦労した点」
位相反転の電圧で失敗、最初は5687WBでやりましたが、P-K分割の負荷抵抗が低く
ついでにプレート電圧が高くプレート最大損失を超えたみたいでゲッターが半分になった。 
やもなく6CG7に変更し電圧を下げ、負荷抵抗を上げました。 

そしてNFBの調整中よく発振し押さえるに大変でした。
6V6GTのプレート電圧は270Vで目標の280Vより10Vとどきませんでしたが
RLが8Kですが聴感上問題無しなのでとりあえずこれでいくことにしました。
(スクリーンGも考えるとこわい!臆病ものです)

6V6GT

2005-09-11 13:34:52 | 真空管
今回は、6V6GTを紹介します。
御年配の方はよく御存知かと思いますが(JKwamoriさんの大好きな球ですね)、
俺自体は、この球はまだ1年くらいしか付き合いがありません。
でも、この球、一目惚れでした!
GT管なのにかわいらしく、チャーミングだし、値段もMT管の電圧増幅用よりも安い!
しかも、ビーム出力管なのでバイアスも深くないしSG2の電流変化も少ない!
実に扱いやすく、設計しやすい球なのです。
音は、ま〜〜色々言われる方もいらっしゃいますが、プッシュプルで使っている俺には、
非常にいい感じの音です。
これは是非、シングルでも作ってみたいですね!
いつも俺はアンプを作る時、用途からではなく、真空管からなのです。
ホントはいけないのでしょうが・・・・(^^ゞ。。。
初めて真空管アンプを設計段階から製作する方にお薦めの真空管です。
いきなり300Bからでも全然かまいませんが(俺はKT−66からでした)、
失敗することも考えば、非常にリスクの低い真空管だと思います。
そしてこの球は、何か奥深いものを感じます。
なんか匂うのです(臭いか?)。。 何でしょうね??