先日、陸上自衛隊 中部方面隊 創隊57周年記念行事 が行われました
伊丹市に駐屯しており、東海・北陸地方を担任する第10師団(愛知県名古屋市に駐屯)、近畿地方を担任する第3師団(兵庫県伊丹市に駐屯)、中国地方を担任する第13旅団(広島県海田市に駐屯)、四国地方を担任する第14旅団(香川県善通寺市に駐屯)の総元締めで、中部方面総監(岸川陸将)がここにいます。
毎年メニューは大きく変わることはなく、
①記念式典(訓辞と来賓挨拶、観閲行進)
②訓練展示(模擬戦闘)
③装備品展示
④音楽隊演奏会
⑤模擬店
⑥戦車体験試乗
などがあります。
何か変わったことがありそうな年は見に行きます。
まず8時に伊丹駅に行ってシャトルバスに乗り、駐屯地ではまず一般観客席に行って場所取り。
その後模擬店会場に行って出雲駐屯地の第13偵察隊が作る「出雲そば」を食べ、高知駐屯地の第50普通科連隊が持ってくる「みかん」を買って(これがとっても美味しい)、あれこれ他の部隊が売っているグッズ店を覗き、スタンドに戻る。
式典と行進、訓練展示を見て、終了後に駐屯地内の食堂に行ってカレーを食べ、芝生の上で一休みしてから音楽隊の演奏会に行く。
というのがいつもの行動パターンです。
今年は新兵器である「16式機動戦闘車」が初めて公開されるとのことだったので行きました。
74式戦車と並んでいます
これは2016年度に制式配備された装輪装甲車で、時速100km以上で走行できます。
装甲車と言えば機関砲や機関銃が主武器のところ、これには74式戦車と同じ105mmライフル砲が乗っかっています。
74式戦車に比べ、撃たれ弱い点は仕方ありませんが、軽量ですから輸送が簡単で、走行スピードが桁違いという最新兵器です。
観閲行進の時も軽快に走っていました。
今年は残念なことに、出雲の部隊が来ていないので地元の第36普通科連隊が作る「うどん」を食べ(結構出汁が美味しかった)、天気が良くて暑かったのもだから姫路の第3高射特科大隊が売っていた「迷彩ハット」を買い、大阪・信太山の第37普通科連隊が売っていた「焼きとうもろこし」を買って観閲行進、訓練展示を観に行きました。
いつものことですが、姫路の第3特科隊の撃つ155mm榴弾砲(FH70)の砲撃音はド~ンという半端ないものですが、高島市・今津駐屯地の第3戦車大隊が持ってきた74式戦車が走りながら撃つ主砲発射音はガ~~~ンというとんでもない音で、泣き出す小さな子供もいました。
13時半からの音楽隊演奏会は、まず山口の第17普通科連隊の維新太鼓と信太山の菊水太鼓の道道演奏
そのあとは中部方面音楽隊と名古屋・守山駐屯地にいる第10音楽隊の合同演奏が約50分
人気抜群の歌姫「鶫真衣」陸士長は3等陸曹昇進試験に合格し、3ヶ月の戦闘訓練から帰ったばかり。
この演奏会のあとは今度は3曹音楽訓練に1か月行くそうです。
迷彩服姿だとちょっと分かり辛いですね。
終了後はいつものカレーを食べて帰りました。
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