のんびり歩こうよ 亀さんみたい

70歳も半ば近くになって、後は神仏の御心のままに。
ゴールはきまっているのだから、のんびりゆったり 日々を大切に。

墓じまい事情

2023-11-11 07:50:30 | 社 会

今朝 パソコンを開けると

「墓じまい」の文字が目にはいった。

 

私は墓じまいどころか、

自分の骨を子供達の負担にならないように・・・と考えている最中。

 

そういえば従妹が去年言っていたわ~。

私のルーツである〇〇家の先祖代々の墓があるお寺の檀家として

毎年 それなりのお金を収め、寺の改装などには結構なお金を

寄付して、門扉の脇の所に大きな文字で我が祖先の名が掘られている。

 

母は跡取り娘として○○家を継いだが

末娘の叔母が病弱で・・・私と同じ膠原病と後にわかって

祖母は、末娘を嫁に出すことが心配で 手元に置き婿さんに来てもらった。

・・・とは言え  

実家の姓を名乗ったが婿さんと養子縁組をしたわけでは無い。

幾つかの飛び地を持ち、祖母は煙草や練炭 小間物の商いをし

川淵の家には父と結婚した母が家業の一つ船宿や干し海苔を作って

暮らしていた。

 

無知とは怖い!!!

父も叔母の婿さんも祖父母とは養子縁組していないが、

争いごとが始まった。

祖父母は、末娘と暮らしているので、この家だけは末娘に、

後は母に相続すると言ったらしいが、

一度不穏になった関係の修復は難しく

勝気な母は、父が亡くなった後、兄を施主にして新たに墓を建て

先祖代々の墓を放棄してしまった。

 

従妹とは その叔母夫婦の子です。

いろいろとあったようだが、今60歳近くなって長男も長女も

独身を貫いている。 住まいも同じ敷地ながら別々。

 

私は長女である従妹とは折々に話をする関係を保っている。

その従妹が、「そろそろ墓仕舞いをかんがえなくちゃ」と言い出した。

 

今日のネットの記事には、

核家族化した現代、地方の墓参りが困難になり、

都市部に永代供養の霊園を求め先祖代々の墓じまいをしたが

霊園が倒産や、7回忌以降合葬にする規約があったと…の事で

兄弟の関係が悪化したというような事が書いてあった。

 

確かに都市部で仕事ををして家庭を築いている子らにとって

家族揃って遠方の墓参りや法事に行くのは

時間もお金も掛かる事であり、実家を継いでいる子がいても

度々親族の接待には疲れる事と思う。

 

私は兄・姉と火花こそ散らさないが、心を許せる関係ではないので

今の地に埋葬すべく計画している。

子供達は忙しく家庭をるのが精いっぱいの現状だから

プラスもマイナスも 遺産は無くして逝きたい。

20年以上 病院通いで預金などないが、

山河を望む丘に樹木葬の墓地があるので 

そして 努力すれば買える金額なので

ひとり ひっそりと眠るのが 私の希望だ。

樹木葬の骨入れの底にはコンクリートが無いので

時と共に、骨は土に返るようだ。

手許金が出来たら 見学に行ってみようと思う。

生きているからこそ 家族・親族である。

義理、義務で 遠方から旅費等をかけて

集まらなければならない時代ではないと思う。

血縁だからとて 理解し合い 仲睦まじい訳では無い。

 

他国では どのような考え方をしているのか?

今迄 考えた事も無いが、 

折があったら それらの事を知るのも良いかもしれない。

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿