昨年末、友人が温泉に行こうよ~とお誘いがあって
私の住む町の湯本まで バスに揺られて行きました。
電車の到着時間の1時間前に駅で 友を待つ。
見慣れた駅なのに、とても新鮮で不思議な気持ちです。
パンフレットも新年になって変わっています。
あら??
バスの冬季割引・・・だって。
「宿泊のお客様は半額」・・・だって。
わぁ~お得。
駅員さんに問い合わせすると 宿泊のチケット?だって言うけど
電話予約なので 何も無い↓
駅員さんが宿に問い合わせをしてくれて・・やった~
片道分1120円で往復チケットをゲットです。
最近は横文字ネーミングのホテルが多いけれど
何故か?私は 旅籠○○〇と言う お宿を予約しました。
勿論 価格的な事も有るけどね~
まったり のんびり できる古き良き温泉に入りたくて。
予約電話をした時は 支配人かしら?
落ち着いた声の男性でした。
ネットで下調べはしてあったけど
日々価格が変化することにびっくりです。
写真ではとても近代的なツインルームですが
「旅籠」というからには 歴史あるお宿をリメイクしたのかしら?
やっぱり!!
1階はフロントと売店とカフェバー
2、3、4階が客室となっているけどエレベーターが無い。
ふん ふん・・・ 多分3,4階は建て増しかもね。
「あの~私、足が不自由なのでお部屋は2階を~」とお願い。
快く受けてくれて、
ダイニングルームにも、温泉にも近いお部屋でした。
3時がチェックインタイムですが、雪道なので余り歩けません。
かの有名な100m級の滝を見に行って・・・
夏と違って 崖は長~い氷柱で 中央だけ爆音を立てて落ちる滝です。
お宿までバス停で3個。
30分に~1時間に1本のバスを待つのは 寒い。
タクシー・・・全く見当たりません。
お土産屋さんも半開きで 開店休業中。
先週の積雪で 観光客も 減ってしまったのでしょうね。
予定より1時間以上早く お宿についてしまいました。
日本人離れしたイケメンの男性(マネージャーでしょうか?)が
丁重にお迎えに。
フロントで手続き中に
「もし よろしかったら・・」と
トラベルナビが お一組さま 開いておりますのでご利用なさいますか?と。
(念の為 ワクチン接種証明書と健康保険証は持参していました)
勿論。
県のトラベルナビを調べたけれど 良く分からなくて・・・
旅行会社を使ってないので、お宿も私達も手数料無しの価格。
そこに またまた 割引が付くなんて
なんてラッキーなんでしょう。
フロントに居る時から 硫黄泉の香と暖かさが伝わってきます。
雪道を滑らない様に歩いたので
お部屋に通されるなり、 靴と靴下を脱いで ベッドにドン!
壁に飾られている プリザードフラワーが私のすきな紫の欄。
一休みして お風呂に。
書き込みには小さいと書かれて★4つだけど
…私には・・・
だから 良い。
大きな浴場は滑りやすく、捕まる所も無いのは恐怖の一言です。
家族風呂の2倍くらいの大きさの内風呂と露天風呂。
露天風呂は源泉かけ流し
硫黄の香、湯の花、心まで溶けてしまいそう。
外気はマイナス8度とか。
70度近い温泉が 何とも言えず心地よく ずっと入って居たかったが
ちょっと お腹がすいて来た。
デナーは あらかじめ 地産のビーフステーキを注文しておきました。
マネージャーが運んでくれて、
ご案内ではビーフステーキ100gとありましたが
本日は特別 150gでございます。勿論 ご予約のお値段でございます。・・と
こんなに ハッピーで良いの???
柔らかい味付けの懐石風のお料理に 食前酒にカクテルを注文しました。
ディナーな終わるころ、ロマンスグレーの男性が出口でご挨拶に。
彼が 電話の支配人かもね。 彼も昭和のイケメンです。
交通費も半額。
お宿もこんなに沢山食べて…1泊2人で23000円でおつりありです。
先週の大雪は止んで 抜けるような青空です。
レイクビューの素敵なお部屋と 上品なお料理
外気はマイナス8度10度なのに 自宅の何倍も暖かい。
ベッドはシモンズ製。
冬季は湖を廻るクルーズ船がお休みなので
友と 「夏に又 来ようね」 異口同音に発した言葉です。
旅は良いね~
温泉は 癒されるね~
主婦根性が・・・・
光熱費、大分掛かっているけど 儲けがあるのかしら?
頑張ってるね~
素敵な 支配人とマネジャーに 感謝です。
素敵な 旅をありがとうございます。
部屋から見える夜明けの峰