橋本ゴリラ ひよこ日記

いつも ピーピー鳴いたります。

青森旅行記20

2005年03月22日 16時43分53秒 | Weblog
3月6日23:30。3台のタクシーが順番に「ガスト」へ到着。
オレが乗ってたタクシーは、他のより遅く到着した。
すでにみんなはガストに入店していたが、
席につかず入り口で店員とゴソゴソしていた。
とりあえず運転手さんにお金を払い、車から降りた。
すると店の外まで聞こえるような大声で、何やら言い合ってた。
慌てて店に入り、何のトラブルかを知る為に詰め寄った。
中ではオレの弟分「健三」と店の店長代理とがもめていて、
内容を聞くと健三の彼女が未成年に見える為、
入店を許可出来ないとの事。
「ガスト」のルールで、深夜の未成年者の入店は、
保護者がいないとダメになってるらしかった。
成人している人でも、いわゆる「童顔」に見える人は、
身分証明書を提示しないといけないらしい。
仕方ないなぁ~、お店のルールなんだから仕方ない。
だけど健三の彼女は、見た目は凄く若く見えるが、
ギリギリの20才だった為に、なんとか店長代理を口説こうとした。
理由は身分を証明できる物を、その時持参してなかったからだ。
せっかくタクシーで片道約2000円も出して、
帰ってくださいでは、納得出来なかったし・・・。
それでも融通が利かない店長代理。入店の許可を出してくれない。
そんな時、店長代理がオレ達のココロに火を付けた一言を、口走った。
「身分を証明出来ない彼女以外は、どうぞ入店して下さい」
この人はアホかと思った。どう言う心理状態になったら、
こういう常識のない事が言えるのかと・・・。
健三の彼女は思いっきり凹んで、下を向いてるし、
オレ自身はマックスにキレてしもうた!!!
店長代理の胸ぐらを掴んで、ブン殴ろうとしたその時、
オレ等の運転手「カズ」が、店内に響き渡る大声で怒鳴り始めた。
すでに店内で食事をしていた他の客は、もう美味しく無さそうに食べいて、
店長代理もカズの大声を押さえようと必死に!!!
出鼻をくじかれたオレは、振り上げた拳を空中でフワフワ浮かすハメに。
とにかくみんなで怒った。常識もデリカシーもない店長代理に!!!
そして店長代理は「警察を呼ぶ」などとほのめかし、
場の空気を冷やそうとしたんやけど、逆効果に!!!
オレ等は「カズ」を筆頭に「警察のついでに、店長を呼んでくれ!!!」
と応戦。バカ店長代理はそれを了解して、オレ等はその時を待った。

ここでまず整理しておきたい事がある。
ガストのルールで「童顔に見える人」の入店はダメらしいが、
オレは「見える人」の所が気になった。
じゃぁ、この「見える人」の基準は、店員それぞれがバラバラになるんやなぁ~。
「笑っていいとも」でもやってる、年齢当てクイズでも、
10才の子が30才に見えたり、40才の女性が高校生に見えたりもある。
このガストがムキになってる「童顔に見える人」は、
すごく曖昧なルールで、基準がボケボケな気がする。
だったら店長代理が、健三の彼女を未成年に見えた事は、
その人の気分次第でと言う事になる。理不尽だ。。。
オレ達が、遠く東京から来てる観光客だというのは、
話してる言葉を聞くと分かるはずやし、
少しの融通があれば回避できた問題だったはず。
それを逆に、キレる要素を踏まえた言葉と態度で攻めて来て、
「バカ」を通り越して、可哀相になって来た。
他人を侮辱する言葉の最上級「可哀相」に!!!

相変わらず「カズ」は店内で吠えまくってて、ドンドン客が帰り始めた。
ここは本当に、朝到着した時に、疲れて疲れてヘトヘトだったオレ達を、
開店していないお店の中に、快く迎えてくれた「神様レストラン・ガスト」
なのか???
あの神々しさは全くなく、今や地獄と化してしているこの景色を見て、
ココロ & 目 & 耳 を疑った。
今だに「身分を証明出来ない彼女以外は、どうぞ入店して下さい」
が耳から離れないよ。こんな事を言われたのは生まれて初めてです。
そして警察と店長がガストに到着。