《 自由時間 》

暮らしの備忘録 

動物たちの命について

2021-06-18 13:29:00 | 日記
最近、動物の命について考える機会が多くなりました。
インスタでちょくちょく見かけるたびにショックで心が痛みます。

今日のニュースでは、大きなイリエワニが2匹、動物園に届いていました。
閉じ込められていた箱から出す作業を見て「かわいそうな事するなぁ」と呟いてしまいました。
諦めたかのようにじっとしたまま動かないワニ。
そのニュースを笑顔で報道するアナウンサー。

少し前の、アパート内で飼われていた巨大なニシキヘビの逃走騒動。
あんな大きな体なのに、狭い小さな水槽に閉じ込めてたなんて逃げたくもなるでしょう。
初めて体を自由に伸ばせて嬉しかったんじゃないかな。
捕獲されて周りは安心ではあるけど、まずそんな生き物を飼うことはしないでほしいです。
自然の中にいた方がいいに決まってる。

ずっと以前から動物園での動物たち、水族館の生き物などの悲惨な状況や、捨てられた犬猫の処分などを悲しく腹立たしく思っていました。

餌を与えずお腹をすかせた動物やイルカが芸を仕込まれ、出来るとやっと餌が貰えられます。
狭い檻や生簀に入れられて自由を奪われます。
象も、いうことを聞かないと尖った金具の付いた棒で叩かれます。
不衛生な環境で病気になったり、原因不明のまま死んでいくものも。
不幸にも飼育員が誤って怪我をしたり、命を落とすことさえあります。

他にも、金持ちの欲を満たすため、毛皮を取る目的で飼育され殺される動物。
ペット産業の裏側で繁殖のために繋がれ、病気になり、ぼろぼろになって死んでいく親。
売れ残って餌もやらず遺棄される子。
金持ちの娯楽として正当化されるハンティング。
中国の犬肉祭りで、余興としてわざと生きたまま調理される子たちの鳴き声…それを眺める客。
ある地方で歴史と文化継承という大義のもとに続けられる闘牛、闘犬、闘鶏。
大怪我をして血を流し死んでいくのを興奮し歓声をあげて喜ぶ人。
動物実験も膨大な数の動物を犠牲にして行われています。

でも、もっと深く探ると身近な家畜も酷い目に遭っています。
牛乳を多く取るために不自然な受精、妊娠をして、お乳が出なくなるまで機械に繋がれ、延々と絞り続けられる雌牛。
お乳が張りすぎて立てなくなり、横たわる牛を足で何度も蹴ってる畜産農家の人を動画で見ました。

鶏の卵も同じです。
陽の当たらない不潔な鶏舎に閉じ込められて毎日卵を産み続けなければいけません。
屋外の広いところで自由に飼われている鶏たちは幸せです。

高級食材のフォアグラを作るには…
ガチョウやアヒルの口に大きなジョウゴをくわえさせ、沢山の餌を押し込めます。
そうやって肝臓を肥大させて作られるのがフォアグラ。
その変わり果てた姿は異様としか言えません。

同様にフカヒレは…
釣り上げられたサメのヒレを切断し、不要なカラダはそのまま海に投げ込まれます。
まだ生きているサメはヒレが無いのでただ海中に漂い、死んでいきます。

それぞれ作業をする人たちは、淡々とそれを仕事としてこなすだけです。
それで生計を立てている人は「かわいそうとか言ってたらやっていけない」と言う事でしょう。
まだまだ、あげればきりがない残酷な虐待、命を弄ぶ行為が行われています。
隠されていて誰にも知られていない事もあると思います。
地球上に住むおなじ生き物なのに、他の生き物を虐待して楽しみ、利用しお金を儲けて生活しています。
もちろん、反対している過激な運動家もいますし、小さな草の根運動をしている個人団体もあります。
でもこの歯車は、今さらもう誰も止めることができないでしょう。
残念ながら人間の力では不可能です。


『その​日,私​(神)は​民​の​ため​に, 野生​動物​や​鳥​や​地面​を​動く​生き物​と​契約​を​結ぶ。
 この​土地​から​弓​と​剣​と​戦い​を​なくし, 彼ら​が​安心​し​て​横​に​なれる​よう​に​する。』
     聖書 ホセア2章18節

我が家に迎えた当時のさっちゃんとくうちゃん💕
他の何匹かと一緒に箱に入れられて捨てられていました。
さっちゃんは保護猫出身、救うことができたほんのわずかな命です。
高価な血統書付きの猫ちゃんも可愛いですし、その子に罪はありません。
ですが、購入することで不幸な子たちを増やし続けるペット業者に加担することになります。











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