介護付有料老人ホーム 悠悠通信

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次世代エネルギー「メタンハイグレード」に期待

2012-02-14 18:36:22 | トピックス
次世代のエネルギー資源として期待される「メタンハイドレート」
を海底から取り出す世界初の採掘試験が14日、愛知県渥美半島沖約
70キロの海域で始まるという。

「メタンハイグレード」と言えば・・日本が資源国になる可能性を
秘めたエネルギーであり、日本はかなりの量が存在するという。

海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」を使い、深さ約1000
メートルの海底から、メタンハイドレートを含む地層のある約300m
下までを掘削する。

3月下旬までに採取用の試験井戸1本と、周辺の環境への影響を調べる
ための観測井戸3本を設ける。

ちきゅうは12日に清水港(静岡市)を出発し、同日深夜に採掘地点の
海域に到着。掘削のため先端にドリルを装着したパイプの準備を進め
てきた。14日は1本目の観測井戸を掘る作業を始める予定だという。

経済産業省から採掘試験を受託した独立行政法人「石油天然ガス・金
属鉱物資源機構」は、試験井戸で来年1月から3月までに数週間、氷状
に固まったメタンハイドレートをメタンガスと水に分解してガスを取
り出す試験を実施する。



【メタンハイドレート】とは?

「燃える氷」とも呼ばれ、天然ガスの主成分のメタンなどが低温高圧の
条件下で結合した氷状の物質。永久凍土地域の地下や、水深500m以上
の海底に埋蔵されている。

都市ガスの原料や発電燃料として利用が期待される。経済産業省の調査
では静岡県から和歌山県沖で国内の天然ガス消費量の約14年分に相当す
る埋蔵量を確認。メタンガスとして取り出す技術を2018年度までに確立
し、商業化を目指しているとされる。

大阪維新の会「船中八策」に思う。

2012-02-14 12:14:03 | 政治・経済
昨日の報道番組では大阪維新の会「船中八策」政権公約
の土台が話題となっていましたね。

どうしてここまで橋下大阪市長が注目されるのか?

今の政権政治に期待感が薄れてるのが最大の原因だと思う。

税と社会保障の一体改革と称して「消費税増税」に向かう
民主党政権は・・無駄を削減すると言うが・・難問は全て
先送りして・・年金制度改革では・・さらなる増税の必要
性を力説している。

残念なことに今の政策で・・国民の負担が増えても、将来
の老後は見えないばかりか不安感ばかりが増す現実。

こうした中で大阪維新の会が国政に出てくるというから・・
きっと橋下市長なら、この国を変えてくれると言う期待感
の表れなのか?

でも本当に維新の会がこの国を良くしてくれるのか?

全てを真に受けることができない一面もある。

社会保障制度改革では、所得の再分配機能を強化するため、
掛け捨て型の新年金制度を導入するという。

受給開始時に資産のある人には支給せず、経済的に苦しい人
だけが受給できる制度にするというが・・・。

その分岐点は何処なのか?一見乱暴な議論ではないかと思う。

税制改革は、資金の流動性を高めるため、資産課税を強化。

利子や所得への課税ではなく金融資産高そのものに対する金
融資産税の制定ということだろうか。所得税の源泉徴収制度
は廃止し、サラリーマンも含めて全ての国民が確定申告する
制度に変更するという。

これは「新自由主義」というよりも国民の資産管理は国家お
よび地方が行う「共産主義」と呼ばれるものに近いと思う。

人間の一生における消費性向では、若年から定年前までは購
入したいモノや購入したい欲もあり、人生設計上、消費をこ
なす目的そのものがその世代間にはある。

しかしながら高齢者にそれほど旺盛な消費を求めることには
多少無理があると思います。

今の橋下市長が言うと全ての政策提言は・・今までにない勢
いがあるし、一見すごく期待感を感じてしまう。

首相公選、参議院廃止、首長が議員を兼務し、違う院制を作
るというが・・確かに今の二院制は機能していないが、しか
し、二院制の必要はあると思う。

今の橋下市長を見ると・・郵政改革を進めた「小泉首相」を
思い出します。

国民はしっかり政策を見て・・実行可能なものかをきちんと
見極める必要があると思います。