シャアのことをブログで書いてみて思うにシャアは本当に様々な人物を操っているようで実は状況に流されていると思えます。それは多分シャア・アズナブルが普通の人間である証拠だと思えます。一年戦争で恋人を失ったシャアですが失意のシャアは逃げるかの如くアクシズに行きました。このシャアのアクシズ時代というのは映像化されておらず漫画にて連載されていた「機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像」にて確認できます。このお話が正史なのか不明なのですが私はこの漫画をはじめから終わりまで読んでません。あくまで概要なのですがこのアクシズ時代にシャアはとある人物と遭遇します。ハマーン・カーンとの出会いなのですがシャアにとってハマーンは率直に言えば全く眼中にない人物だったようです。失意の中でジオンの遺児を世話する娘を目の当たりにしたシャアはなぜ彼女を見なかったのでしょうか?
シャアにとってアクシズで過ごした時間は父のかたきやら恋人の死などを忘れるための時間だったのでしょうか?ハマーンは一方的にシャアに想いを寄せるもシャアは全く感知せず、これが純粋な乙女の心を捻じ曲げてしまったみたいですね。
とりあえずアクシズとは何なのかについてですが簡単に言えば小惑星基地です。当初は開発基地でしたがファーストガンダムにおいてジオンが連邦軍と和平協定を結んだ後にジオン残党の潜伏先になったのです。シャアやドズルの子であるミネバもそこに逃げ込みましてかの地にハマーンがいたということです。このハマーンという人物ですがTVアニメではZガンダムにて初登場します。その後ZZガンダムにも登場して主人公を苦しめました。ファーストではシャア、Zにてシロッコ、ZZでハマーンがラストボス的な立ち位置になりました。そんなハマーンはシャアに恋心を抱くもシャアには全く相手にされなかった、だから歪みに歪んでしまったという哀れな人物です。
このような小惑星に開発基地を作ったのですが後々アクシズは様々なドラマを呼びます。逆襲のシャアにおいてのセリフにて「行け!アクシズ!忌まわしき記憶と共に!!」というものがありますがシャアにとってアクシズは忌まわしいものでしかなかったのでしょうか?
悲劇の摂政の宮となったハマーンですが若干22歳ほどでこの胆力あふれるお姿はすごいですね。
そんなハマーンを気にかけずにこともあろうかほかの女に手を出して身ごもらせるも死に至らしめたシャアを見ているとつくづく女運がないなあと思います。後にシャアを気に掛けるレコアやナナイなどの女性たちですがナナイ以外かなり悲惨な人生を送ることになりました。そのほかにもクエスなどまああまり幸せな人生になってない女性たちです。ハマーンについて触れたのでシャアの女性遍歴をまとめてみようと思います。ジオンダイクンの復讐を誓った孤高の男ですが彼も男ゆえに女が無くてはならなかったのでしょうね。
UC 0074年 ジオン入隊のころ 15、16歳
シャアはとある人物と入れ替わりジオンに入隊しました。復讐に躍起なシャアに女性との出会いがあったのか不明です。思春期なのでそろそろ女性を求める時期ではありますが復讐期のシャアにとってそんな余裕はなかったようです。まあ単に描写されなかっただけかもしれませんね。
UC0079年 一年戦争 20歳
悲劇のニュータイプ ララァ・スン
シャアの女性遍歴がはっきり描写されたのがこの戦争にてでしてファーストガンダムが後半になってから登場したララァ・スンが挙げられます。ララァはもともとインドのガンジス川畔にある高級士官のための売春宿で男性の相手をしていた女子だったようでシャアと出会うことになったのはシャアがガルマ暗殺後に左遷され東南アジアを彷徨っているときに出会ったみたいです。シャアを通じてフラナガン機関に送られ軍籍を得たようですがそれが彼女の運命を決めてしまいました。戦場にてアムロとシャアと交戦した結果、シャアを守るために事故死してしまうという哀れな結果になったのでした。
UC0081年~0083年 アクシズ潜伏時代 21~24歳
シャアの子を身ごもった女性 ナタリー・ビアンキ中尉
写真がありませんがこのナタリー・ビアンキという女性もまた悲劇的な女性のようです。「機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像」に登場するオリジナルキャラクターですがこのコミックスのお話が正史なのか不明です。まあ多分正史と思えるので女性遍歴の一つに加えますがシャアはどうやらアクシズ潜伏時代に子供が出来たようです。このナタリーですが当時12歳のハマーンより4歳年上のコンピュータエンジニアのようです。ただ派閥の間で苦悩していたようでどうにかシャアをとある派閥に加えるようにと圧力をかけられていましたがその苦悩の間の中でシャアと愛をはぐくんだようです。そしてシャアの子供を身ごもりましたがその様はシャアに想いを寄せていたハマーンの逆鱗に触れました。ハマーンの純粋な心は歪みナタリーは謀殺されることに、ハマーンによるものではないのですがハマーンは謀殺されることを知っているのにナタリーを見捨てたのでした。
UC0087年 グリプス戦役 27歳
ただ安息を求めた女性 レコア・ロンド
レコアはZガンダムにて登場した女性で23歳でした。シャアは年上の男性ですが男女の仲にあったみたいです。戦場に身を置く割に安定というか女性として見られることを欲するという少々バランスを欠いた人物でした。戦火の中で自分を女性としてみてほしいという気持ちをシャアことクワトロに求めましたがシャアはそれに答えなかったのです。シャアを安息の地と思ったのに安息ではなかったため彼女は敵のシロッコに興味を持ちカミーユたちを裏切ります。もともとティターンズに在籍していた彼女ですがティターンズに嫌気がさしてエウーゴに来たのに最後はジュピトリスのシロッコに身を置くという変わり身の激しさでした。そしてそんなシロッコからも女としてみてもらえなかった彼女、最後に「男達って、戦いばかりで、女を道具にしか使えないんだから!」と捨てセリフを吐いて戦場に散るのでした。
UC0092年 第二次ネオ・ジオン抗争 35歳
シャアを慕う参謀 ナナイ・ミゲル
それまで主にパイロット格の女性が多かったシャアですがナナイは軍事参謀というポストらしいです。逆襲のシャアにてシャアのお相手の女性のようですがどうやらこのころのシャアはララァ・スンへの想いが断ち切れずナナイという相手がいながらもいつまでも過去を捨てきれないという女性にとってはジレンマ以外ない感じだったようです。ナナイ自身ニュータイプとしての素養があったようでシャアへの押さえきれない想いは逆襲のシャア終盤時に「大佐の命が吸われていきます…」というニュータイプ的というかある種オカルト的ともいえる発言をしてニュータイプの素養を伺えるものがありました。結局シャアはアクシズと共に行方知れずになりナナイはただ一人取り残されたのでした。
赤い彗星のシャアは女性遍歴もかなり濃い感じでしたが戦歴と同じく女性遍歴も失敗の連続だったようです。シャアはザビ家もそうですが女性たちをも不幸にしたようです。そして全く相手にされなかったハマーンやクエス・パラヤの存在もあります。ザビ家への怨念にとらわれ、ララァという呪縛から解放されず、アムロとの戦いの中でしか自身の生を満たすことが出来なかったシャア・アズナブル、彼は彼を取り巻く怨念やら亡霊やらから開放されることなくかつて潜伏したアクシズと共にその命を散らしました。
あの世でジオン・ダイクンや母親に何と言われたのでしょうか?「よくぞ復讐を果たしてくれた」とは言われなかったでしょう。多分、なぜ復讐にとらわれて周囲を不幸にしたのかと責問されたと思えます。ララァからは守れなくてすいませんとか、レコアからはあなたが私の人生を狂わせたとかでしょうか?そしてアムロからは多分気は済んだかとか…
シャアはかなり罪深き御仁です。報われぬ魂は現世を彷徨い浮かばれることはない、
「認めたくないものだな、自分自身の人生の過ちというものを…」
シャア・アズナブルはあの世でこうつぶやいたのでしょうか…
シャアにとってアクシズで過ごした時間は父のかたきやら恋人の死などを忘れるための時間だったのでしょうか?ハマーンは一方的にシャアに想いを寄せるもシャアは全く感知せず、これが純粋な乙女の心を捻じ曲げてしまったみたいですね。
とりあえずアクシズとは何なのかについてですが簡単に言えば小惑星基地です。当初は開発基地でしたがファーストガンダムにおいてジオンが連邦軍と和平協定を結んだ後にジオン残党の潜伏先になったのです。シャアやドズルの子であるミネバもそこに逃げ込みましてかの地にハマーンがいたということです。このハマーンという人物ですがTVアニメではZガンダムにて初登場します。その後ZZガンダムにも登場して主人公を苦しめました。ファーストではシャア、Zにてシロッコ、ZZでハマーンがラストボス的な立ち位置になりました。そんなハマーンはシャアに恋心を抱くもシャアには全く相手にされなかった、だから歪みに歪んでしまったという哀れな人物です。
このような小惑星に開発基地を作ったのですが後々アクシズは様々なドラマを呼びます。逆襲のシャアにおいてのセリフにて「行け!アクシズ!忌まわしき記憶と共に!!」というものがありますがシャアにとってアクシズは忌まわしいものでしかなかったのでしょうか?
悲劇の摂政の宮となったハマーンですが若干22歳ほどでこの胆力あふれるお姿はすごいですね。
そんなハマーンを気にかけずにこともあろうかほかの女に手を出して身ごもらせるも死に至らしめたシャアを見ているとつくづく女運がないなあと思います。後にシャアを気に掛けるレコアやナナイなどの女性たちですがナナイ以外かなり悲惨な人生を送ることになりました。そのほかにもクエスなどまああまり幸せな人生になってない女性たちです。ハマーンについて触れたのでシャアの女性遍歴をまとめてみようと思います。ジオンダイクンの復讐を誓った孤高の男ですが彼も男ゆえに女が無くてはならなかったのでしょうね。
UC 0074年 ジオン入隊のころ 15、16歳
シャアはとある人物と入れ替わりジオンに入隊しました。復讐に躍起なシャアに女性との出会いがあったのか不明です。思春期なのでそろそろ女性を求める時期ではありますが復讐期のシャアにとってそんな余裕はなかったようです。まあ単に描写されなかっただけかもしれませんね。
UC0079年 一年戦争 20歳
悲劇のニュータイプ ララァ・スン
シャアの女性遍歴がはっきり描写されたのがこの戦争にてでしてファーストガンダムが後半になってから登場したララァ・スンが挙げられます。ララァはもともとインドのガンジス川畔にある高級士官のための売春宿で男性の相手をしていた女子だったようでシャアと出会うことになったのはシャアがガルマ暗殺後に左遷され東南アジアを彷徨っているときに出会ったみたいです。シャアを通じてフラナガン機関に送られ軍籍を得たようですがそれが彼女の運命を決めてしまいました。戦場にてアムロとシャアと交戦した結果、シャアを守るために事故死してしまうという哀れな結果になったのでした。
UC0081年~0083年 アクシズ潜伏時代 21~24歳
シャアの子を身ごもった女性 ナタリー・ビアンキ中尉
写真がありませんがこのナタリー・ビアンキという女性もまた悲劇的な女性のようです。「機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像」に登場するオリジナルキャラクターですがこのコミックスのお話が正史なのか不明です。まあ多分正史と思えるので女性遍歴の一つに加えますがシャアはどうやらアクシズ潜伏時代に子供が出来たようです。このナタリーですが当時12歳のハマーンより4歳年上のコンピュータエンジニアのようです。ただ派閥の間で苦悩していたようでどうにかシャアをとある派閥に加えるようにと圧力をかけられていましたがその苦悩の間の中でシャアと愛をはぐくんだようです。そしてシャアの子供を身ごもりましたがその様はシャアに想いを寄せていたハマーンの逆鱗に触れました。ハマーンの純粋な心は歪みナタリーは謀殺されることに、ハマーンによるものではないのですがハマーンは謀殺されることを知っているのにナタリーを見捨てたのでした。
UC0087年 グリプス戦役 27歳
ただ安息を求めた女性 レコア・ロンド
レコアはZガンダムにて登場した女性で23歳でした。シャアは年上の男性ですが男女の仲にあったみたいです。戦場に身を置く割に安定というか女性として見られることを欲するという少々バランスを欠いた人物でした。戦火の中で自分を女性としてみてほしいという気持ちをシャアことクワトロに求めましたがシャアはそれに答えなかったのです。シャアを安息の地と思ったのに安息ではなかったため彼女は敵のシロッコに興味を持ちカミーユたちを裏切ります。もともとティターンズに在籍していた彼女ですがティターンズに嫌気がさしてエウーゴに来たのに最後はジュピトリスのシロッコに身を置くという変わり身の激しさでした。そしてそんなシロッコからも女としてみてもらえなかった彼女、最後に「男達って、戦いばかりで、女を道具にしか使えないんだから!」と捨てセリフを吐いて戦場に散るのでした。
UC0092年 第二次ネオ・ジオン抗争 35歳
シャアを慕う参謀 ナナイ・ミゲル
それまで主にパイロット格の女性が多かったシャアですがナナイは軍事参謀というポストらしいです。逆襲のシャアにてシャアのお相手の女性のようですがどうやらこのころのシャアはララァ・スンへの想いが断ち切れずナナイという相手がいながらもいつまでも過去を捨てきれないという女性にとってはジレンマ以外ない感じだったようです。ナナイ自身ニュータイプとしての素養があったようでシャアへの押さえきれない想いは逆襲のシャア終盤時に「大佐の命が吸われていきます…」というニュータイプ的というかある種オカルト的ともいえる発言をしてニュータイプの素養を伺えるものがありました。結局シャアはアクシズと共に行方知れずになりナナイはただ一人取り残されたのでした。
赤い彗星のシャアは女性遍歴もかなり濃い感じでしたが戦歴と同じく女性遍歴も失敗の連続だったようです。シャアはザビ家もそうですが女性たちをも不幸にしたようです。そして全く相手にされなかったハマーンやクエス・パラヤの存在もあります。ザビ家への怨念にとらわれ、ララァという呪縛から解放されず、アムロとの戦いの中でしか自身の生を満たすことが出来なかったシャア・アズナブル、彼は彼を取り巻く怨念やら亡霊やらから開放されることなくかつて潜伏したアクシズと共にその命を散らしました。
あの世でジオン・ダイクンや母親に何と言われたのでしょうか?「よくぞ復讐を果たしてくれた」とは言われなかったでしょう。多分、なぜ復讐にとらわれて周囲を不幸にしたのかと責問されたと思えます。ララァからは守れなくてすいませんとか、レコアからはあなたが私の人生を狂わせたとかでしょうか?そしてアムロからは多分気は済んだかとか…
シャアはかなり罪深き御仁です。報われぬ魂は現世を彷徨い浮かばれることはない、
「認めたくないものだな、自分自身の人生の過ちというものを…」
シャア・アズナブルはあの世でこうつぶやいたのでしょうか…