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★弁天喜楽会囲碁★

     

(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-23 07:17:33 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/23(火)浦安

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第65問 黒先
白の弱点を見つけて黒生還するには?


1図(正解)
このキリ一発以外にない。この黒1に対し白Aなら黒B、また白Bなら黒Aです。ですから白も次図のように抵抗するのだが・・・


2図(続いて)
黒△に対し白1の抵抗に対し、黒2、白3.そして黒4のハネがこの詰め碁の自慢の手筋。この黒4でAとアテ、白Bと交換してしまうと4図のように失敗する。


3図(続いて)
黒△のハネに白1、黒2となれば、白3、黒4で黒は両てんびんのアタリで窮地を脱する。さりとて白3でAは黒3で簡単に負け。


4図(失敗)
2図の黒4でこの1と先に打つと、白に4,6と打ってから8と駄目ズメの手段があって、黒の一手負となる。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-21 10:22:44 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/21(日)浦安

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第64問 黒先
実戦で応用のきく良い問題図なので、憶えておく。

1図(正解)
黒1が正解。この1でAとかBに打つのは白1に打たれて攻め合い負となる。

2図(続いて)
黒△に対し白1、黒2、白3、黒4、白5の時に黒6のサガリが肝要。以下白7、黒8で黒の攻め合い勝ち。

3図(原本正解図)
黒△に対し白1なら、黒2以下白7、黒△で白勝ちとありますが、黒2の時白4、黒3、白Aだと黒つまらない。

4図(変化)
3図では面白くないから、白△に対し黒1と打ちたいところ。続いて白A、黒Bならば2図と同じ。また白Cなら黒D、白E、黒Fとなる。そして白G、黒Hで黒の一手勝ち。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-20 07:02:07 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/20(土)

詰め碁教室 はじまり、はじまり。
毎日一問の詰め碁解決が己の棋力をアップする。
出来るだけ自力で解決すること。

黒白の攻めあい方。
第63問 黒先
黒5子を助ける手段ですが、これも絞る筋。


1図(正解)
黒1はこの一手。後は2目にして絞る。


2図(続いて)
黒△に対し白1は当然。そこで黒2と二子にして捨てるのが詰め碁の常用手段で、手順は一本道。


3図(続いて)
黒△に白1ならば黒2とサガリ、また白1でAのトリなら黒1のアテで白窮す。


4図(無策)
黒1から打つと白2と急所にグズまれると白五手に黒四手で黒の負け。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-19 06:28:05 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/19(金)

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黒白の攻めあい方。
第62問 白先
第一着がピンときたら、後は読みの裏ズケです。



1図(正解)
ともかくこの一手。ここに黒に打たれると黒の手数がグッと伸びる。
こんな形を見ればすぐ『石塔絞り』を思いつかねばならない。

2図(続いて)
白△に対し黒1なら白2,黒3、白4、黒5、白6、黒7の一本道の進行。この後白△のホウリ込みから次図。


3図(続いて)
黒△と白1子を取れば,白1とつなぐ。黒Aなら白B。また、黒Bなら白Aで白の勝ち。

4図(変化)
白△に黒1ならば白2のソイで、これは黒A、白Bで簡単に黒負け。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-18 07:29:23 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/18(木)浦安

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黒白の攻めあい方。
第61問 白先
白は3手黒は4手だけれど、どうなりますか。正解が二通りあるので詰め碁としては面白くない。


2図(正解)
囲碁格言に『両バネは一手のびる』というのがある。白1によって3手だった白が4手になった。

2図(続いて)
白△に対し黒1の受けは必然、ここで白2とツケれば攻め合いは白の勝ち。黒Aと打ってきても白B。


3図(同様)
初めに白1とホウリ込み、黒2に白3と打っても白勝ち。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-17 05:32:34 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/17(水)
本日松崎市長の弁天喜楽会ご訪問の際に喜楽会館に要する要望書を提出する。

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黒白の攻めあい方。
第60問 黒先
前題と同じ手法。左側の白7子を取るには?


1図(正解)
手段は『2目にして捨てよ』の格言に従って黒1とノビだす。これは命令手で次の白Aは必然。


2図(続いて)
黒△に対し白1は必然だから、そこで黒2,4とハネツギ、白3,5の時に黒6のサガリが巧妙な手順。白7と打つほかなく、これて攻め合いは黒の一手勝ち。


3図(失敗)
白△の時黒サガらずに1とハネを打つと白2とホウリ込む手段があって、黒A白Bで黒の失敗。


4図(玄玄碁経)
本題と同じ作意で(玄玄碁経)にこの図が出ている。もっともこの図だと白全滅。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-16 07:46:05 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/16(火)

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黒白の攻めあい方。
第59問 黒先
上辺全部白地と思ってはいけない。


1図(正解)
黒1正解。俗に言う『包丁を入れる』で、ここでキリを入れるのが『地中に手あり』となる。


2図(続いて)
黒△に対し白1が必然。そこで間髪をいれずに黒2のサガリ。以下白A、黒Bとなる。AでなくしろCだと黒A、白D、黒B。


3図(変化)
白△に続いて黒1とサガル変化もある。この後白Aなら黒Bで前図と同じ結果。白Bなら黒AからC。


4図(無策)
黒1、白2、黒3、白4と打って『我がことなれり』では無策というもの。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-14 06:54:26 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/14(日)浦安

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黒白の攻めあい方。
第58問 白先
どういう手段で白三子が生還できるか。


1図(正解)
常用手段の第一線のコスミが正解。攻め合いではいつもこの手筋が頭に浮かばなければならない。



2図(続いて)
白△に対し黒1は当然。そこで白2黒3ならば白4で黒の負け。



3図(変化)
白△黒1ならば、白2、黒3、白4と先手で白3子ポン抜いて成功。


4図(失敗)
白1から3,5と先手で打ってうまいヨセだと喜んでは駄目。白がAに打てず、2図との出入りの差は1目。


(攻)とは攻め合いのこと

2007-10-13 04:44:40 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/13(土)浦安

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黒白の攻めあい方。
第57問 黒先
白の弱点はどこか。正解が二つある。


1図(正解)
この黒1が白の弱点を攻めている。白がこの1に対しAと受ければ、黒Bとアテ、ダメズマリに導く。


2図(続いて)
黒△に対し白1と受けると黒は2のハイ込みで、AとBを見合いにする。


3図(別案)
この黒1でも黒の攻め合い勝ち。白Aなら黒Bでオシツブシ。また白Cなら黒A、白D、黒Eで前図と同じ結果となる。


4図(失敗)
黒1と白2の交換をするのは利敵行為。これだと黒3にも白4とツギを打たれて、以下白8までで劫にされる。


(攻め)とは攻め合いのこと

2007-10-12 06:43:32 | 碁経衆妙(攻の部)1

2007/10/12(金)老連のグランドゴルフ大会あり。

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黒白の攻めあい方。
第56問 黒先
黒は二手白は三手だが、そこは隅の魔法で・・・


1図(正解)
黒1は衆目の一致するところで正解の第一段階。そして白がAかBならば黒はCとサガって手勝ち。



2図(続いて)
黒△に対し白1のハネ、そこで黒2とマガり、隅の特殊性もあって黒の攻め合い勝ち。もっともこの黒が勝てる原因はAのところに断点があるからで白Bのツギなら黒A、白C黒Dで勝ち。


3図(抵抗)
攻め合いは前述のように白の負けだが、白の非常手段としてこんな抵抗もあるのを見てみましょう。白1は2にホウリ込んでの劫を見るもの、黒2なら白3と黒4を交換して以下ヨセ劫。


4図(変化)
黒△に対し白が1のツケから打つのは黒3なら白2で劫ですが、黒2、白3、黒4と運ばれると、白の一手負となる。