吉田バテンレースからのウラ話

新潟県上越市にある吉田バテンレース作業から物産展までのお話

バテンレース作り方、中級編完成、発売のお知らせ

2009-10-21 14:48:11 | 手芸
本日、只今よりバテンレースの解説書が完成致しましたので発売いたします。

初級編解説書。中級編解説書 各1冊 税込価格2,100円
中級編解説書+材料( ブレート10m、専用からげ糸30g )税込み4,000円
送料 クロネコヤマト便 ( メール便 )200円

ブレートのみ 10mまで1m税込み158円、10m以上 1m税込み147円
バテンレース専用からげ糸 10g 100円
ブレートを織り上げてる糸は最高級のミシン糸を使用していますので白さ、染め
その他洋服まで使用できます。

10月22日より八王子そごう8F 新潟物産展会場に出展していますのでお申しつけ
下さい。

バテンレース、作り方の問い合わせに対しての応答

2009-10-21 09:44:46 | 手芸
最近市販の本に書いてある作り方では上手に出来ないが、方法は?と言う問い合わせが多くありましたのでお答えいたします。
発泡スチロールにピンで留める方法は、昔から本場では行いません。
あくまでもブレートを糸で止めます。
しつけの良し悪しできまり、重要だからです。
ピンで留める方法はあくまで手抜きで、柄を糸で作る時に両手を使わなければなりません。 私どもは左手で型紙を握り締めて制作いたします。
もうひとつは、左手の親指に糸をかけて糸の張り調整をしながらつくるので、
専門業者から見れば、滑稽と言わざるをえません。
早く、綺麗に作るには、けしてその様な方法での作り方は避けた方がよろしいと
思います。  120年の歴史の中でも現地ではその様な事は初耳です。
なんといっても左手の親指が重要で、バテンレースのみならず全て手工芸に通じる事で、糸関係は特に最重要です。 例えば着物の仕立ての良し悪しの作り手は、親指を使う、それが基本中の基本になるからです。