吉田バテンレースからのウラ話

新潟県上越市にある吉田バテンレース作業から物産展までのお話

新潟文理高校準優勝おめでとう

2009-08-25 11:54:52 | 日記
決勝戦、9回二アウトからの戦いぶりお見事でした。
あきらめず最後の打者まで全力をだしての準優勝は見事と言う言葉しかありません。  やっぱり高校野球はいいですね。
新潟は全国でも弱い県と言われていましたが、やればできるんだ。
同じ高校生だからね、大変盛り上がり仕事は出来ませんでした。
今日から気を落ち着けて仕事に頑張りたいと思います。

バテンレース、糊の付け方

2009-08-20 17:01:54 | 手芸
バテンレースは型紙から外した後、漂白をした後糊をつけます。
専門的には、漂白したコンスターチを煮込み糊をつけて一旦乾燥してから、
霧をかけてアイロン仕上げをします。
一般の人は、市販の糊を薄くつけてアイロンをかけ、又糊をつけてアイロンを
掛けた方が良いとおもいます。
焦げ易いのであて布をして数回にわけて糊を掛けた方が無難ですよ。
良く形を整えてからが第一条件になります。

ブレートはどの様に作るか

2009-08-20 10:57:00 | 手芸
現在ブレートは、日本産では新潟だけです。 その他はベルギー産か、中国産です。  ベルギー産は綿糸にケット加工したもので洗うと落ちてしまいブレートが
よれよれになる事があり、中国産は綿糸の質がおちます。
当店は、昔は普通の綿糸を使用していましたが、現在は最高級のミシン糸で織り上げています。 24本のかんしに糸を巻きつけて、1本おきに反転する事で
中のxを織り上げます。  特殊な機械と非常に効率が悪く1時間に少ししか織れません。 特徴は両端に少し太い糸が入っています。
良質の糸を使う事で出来上がりに艶と白度があり高級感がでます。
高い素材を使う事がその理由です。  機械はどこにもなく、機械メーカーは
日本では1社しかなく、その上特注品で作って頂きます。
糸も特注で中々すぐ出来る物ではなく、その辺が専業で長年作り続けても苦労する所で、特殊な産業と言えます。

型紙制作中

2009-08-19 13:49:48 | 手芸
今日は、ブラウスの型紙を制作しようと頑張る計画、しかし高校野球で県代表の
新潟文理高校の試合がある為どうしても気乗りがしなく、途中、途中仕事を
止めて応援することになりました。
デザインは集中しても中々良いデザインが浮かばず、苦労します。
今日は止めてお客様の預かり商品のクリーニングをしながら、バックの染めに
切り替えて明日デザイン書きに変更
応援したかいがあり勝ち、ベスト8になりました。
はつらつしたプレー、最後まで諦めない高校野球にこれからも応援します。
大人はすぐ諦めますが、その辺見習うべきだと思った一日でした。

バテンレースの型紙の裏に新聞紙をつける意味

2009-08-14 17:26:46 | 手芸
バテンレースを作るに当たり、昔から型紙の裏に新聞紙を、その裏にクラフト紙
か薄い布をしつけます。
意味は型紙の補強する為ですが、新聞紙は昔の人の知恵で活字の油で針の通り
が良くなる為です。
殆どの人はその意味がわからなくて、問い合わせがあるので以前にも書きましたが
もう一度書きます。
やっと夏の日ざしが戻り、久さしぶりの晴れた空を見て太陽さんに有難みを
感じた今日一日でした。