今週もお疲れさまでした。
ヨシアキの保育園はGWの期間で大規模工事を行うのでなるべくお休みいただけるように保護者の方にお願いしたところ希望保育率80％と完全に目論見が外れ、仕方がないので工事が入らないワンフロア（施設は3階建て）と分園二か所にそれぞれ子どもを託して保育するという苦肉の策というか横暴な力技で対応することになりました。
僕ら調理要因も分園の中で最も大きな園の厨房で給食を作って、それぞれに自転車で運び各園で温めなおして提供という人海作戦で乗り切ります。
分園はすべて同じ区内とはいえ、物理的に体力勝負なので頑張ります！
そろそろ入社から一か月が経ちますね。
物覚えの悪いヨシアキも何とか日々のルーティンらしきものができてきて、少しずつできることが増えてきているのが有難いです。
そうそう。この厨房は社員3人＋パートさん2名体制ということは以前書きました。
パートさんは同年代とはいえ短時間なので、必然的に勤務のほとんどの時間を一緒に過ごすのは20代の社員さんです。
まりかさん（チーフ・29歳）と、はるなちゃん（先々週退職なさった方に代わるホープ栄養士さん。24歳）と一緒に働いていると、時折20代のパワーに圧倒されてしまいますね。
水曜日に1時間有休でライブに参戦→終わりに飲みに行くフルコースで、翌日は普通に7：30出勤。その日も萌えが収まらなくてカラオケに出かてしまうほどパワフル。
あと、箸が転がっても楽しい年ごろの名のごとく、時につけよく笑ってくれるのが楽しいです。
打合せが長引いておやつの鮭おにぎりを3人がかりでダッシュで握っているときも、はるなちゃんのおにぎりが三角に握ってるつもりでも丸っこくて笑い、焦りすぎてチーフのおにぎりがどんどん大きくなっていくことに笑い、当然のように三角おにぎりを立ててお皿に盛りつけようとするヨシアキが笑われます。
本当に焦っているとき、人は他人の笑い声を聞くとホッとすることをこの年で学びました。
でも、考えてみれば、提供時間に間に合わせようと必死におにぎり握っているときに「ヨシアキさん～～おにぎりは立てなくて大丈夫です！」とクスクス笑われたら30代のヨシアキだったらプライド傷つけられて逆切れしそうなものです。
（おにぎりを立てて盛り付けたことを笑われたごときで傷つくプライドって・・・どれだけ器が小さいんだ、私。）
ヨシアキも年を取って丸くなったという事でしょうか。
そんなことを自覚させてくれる、姪っ子世代との仕事は新しい発見だらけです。
先日、園長先生から来月からのチーフ昇格を打診されましたが、お断りしました。
まりかさん（現チーフ）も、はるなちゃんも、腕も性格もレベル高いし何より栄養士という仕事に誇りを持ってくれてるのが分かり、決して施設方針に迎合しすぎない強さのある逸材です。
今、ヨシアキがチーフになってしまって二人が安心してしまうより、このままの体制で二人の若い管理職栄養士を育てていく形にする方が法人にもプラスに感じますし、そのためにヨシアキの今までの経験と知識がお役に立つのなら、本気で嬉しい。
（栄養士って1人体制の園での勤務が多いので、同じ場所で栄養士の「同志」と同じ仕事ができる経験って、貴重なのですよ）
事故やら何やらでコロコロ仕事を変えるしかなかったヨシアキとご縁があって一緒に働いてくれた方たちに、少しでも自分が学んだことが伝わってくれたら、いいな。
・・・ やっぱり、老けたのかなぁ、私。（苦笑）
