お借りした)
※過去10年で「10番人気馬」が6回馬券になってる「変なレースw」
5番人気までで決まった年は一度もない
出走予定馬最速チェック
エーデルブルーメ
前走3勝クラス(阪神芝2000m)を突破し、オープン入り。キャリア4勝目は、福永厩舎の2勝目にあたる。8枠15番から中団につけ、4角大外から直線外めを伸びて完勝。2走前、3走前の勝ち馬は重賞でも上位に走っており、重賞初挑戦でも楽しみはある。川田騎手はミッキーゴージャスでなく、こちらへ。人気は先行しそうだ。
ゴールドエクリプス
昨年の小倉記念3着馬。イン前有利の開幕週で中団からの競馬になったが、道中ラチ沿いにこだわり、直線で外へ出して伸びてきた。ロスのない立ち回りに、51キロも良かった。その後3戦、エリザベス女王杯14着はG1、小倉大賞典12着は出遅れ、阪神牝馬S8着は距離不足。噛み合っておらず、人気落ちするなら。(幸に期待?)
コスタボニータ
今年の福島牝馬S勝ち馬。当日はBコース初週、イン有利の高速馬場だった。最内枠から出たなりに4番手、1000m通過60秒3で入った分、ラスト3ハロン11.8-11.6-11.6とラップが落ちなかった。道中こそスムーズも、直線は内で詰まり、進路を切り替え前を追う脚は印象に残った。安定した先行力があり、崩れにくい。
ジューンオレンジ
昨年のフィリーズレビュー3着馬で、1勝クラスをスプリント、2勝クラスと3勝クラスを1400mで突破した。直近3戦は1400m→1600m→1800mと距離を延長し、今回はさらに1ハロン延ばす。距離延長でも我慢が利き、直近2戦は馬場や展開不利のなか、上がり最速の脚で差を詰めた。2000mでどの位置から運ぶのか。
セントカメリア
2走前の愛知杯(小倉)は3番人気9着。出遅れてしまい、開幕週で外を回す形では厳しかった。振り返ると、唯一走った世代限定の重賞、ローズSでも出負けしており、それ以降も度々出遅れている。一方近走は溜めてしまいにかける競馬で、以前より折り合い面には進境が見られる。京都内回りの多頭数で、外を回して届くかどうか。
タガノパッション
今年の愛知杯(小倉)2着馬。前にきついペースと内枠、斤量53キロが噛み合い、毎回使うひと脚が上手く活きた。そこから、中山牝馬S(6着)、福島牝馬S(6着)と着外続きも大きくは負けていない。その2戦はいずれも1800mを出遅れており、1ハロン延長はプラスに映るものの、直線の長い競馬場がベターでは。
ピンハイ(この馬少し追いかけてみるか)
一昨年チューリップ賞2着でクラシックの権利を掴み、桜花賞5着、オークス4着と健闘した。古馬以降は1600~1800mを中心に使われているが、3走前の中日新聞杯に3着がある。後半早めにレースが動く展開を、積極的に前を捕まえにいく中身の濃い競馬。外回りの瞬発力勝負が合いそうだが、牝馬限定戦なら能力は足りるはず。
ミッキーゴージャス
2勝クラスから3連勝で、2走前の愛知杯(小倉)を制覇。1000m通過57秒4の緩みない流れを、前半は中団後方に待機。ラップの加速する勝負どころで、馬群の外を回りながら位置を上げ、4角番手から押し切る強い競馬。前走の大阪杯14着はペースが合わず。スローのキレ比べより、タフな流れの消耗戦が合いそう。
ラヴェル
一昨年のアルテミスS勝ち馬。スローの瞬発力勝負で、牝馬三冠を達成するリバティアイランドを競り落とした。以降、7戦は着外続きとパッとしないものの、2走前の京都記念では5着。多少折り合いを欠いており、この点は鍵になる。前走の中山牝馬S(11着)は、4角で前をカットされた。今回は、鞍上にオークス4着時の坂井騎手を予定している。