先日、近所で古本市を開催していたのでいろいろ購入し、ただいまもっぱら読書にいそしんでおります。
って、本読みまくるのはいつものことだけどさぁ
「三井物産初代社長」読んで字のごとく。鈍翁益田孝さんの伝記です
幕臣だったんですねぇ。
文章が結構面白くて、電車の中で一人笑いをこらえながら読んでいました。
それから「乱世の知恵者」こちらは三井組の大番頭三野村利佐衛門の伝記。
「新選組風雲禄」の作者広瀬仁紀さんの著。
さわやかな男っぷりを描かせたら最高ですね、広瀬さん。
三野村さんは、若い頃には小栗上野介の中間だったそうで。
かなり影響を受けている、みたいな描かれ方です。(まだ途中~)
…この本はもともと家にありまして、今回買ったんではないです。
益田さんの本を読んだら読み返したくなったんで読み出しています。
あと「ヒュースケン日本日記」幕末アメリカ領事ハリスの通訳兼秘書だった人の日記です。
こいつ文章の装飾が派手すぎてウゼェ…。でもそのうざさが面白いです。
ただ読みすすめるのが大変です。
手塚治虫「陽だまりの樹」でおなじみの(スケベな)彼です。
そのほかオールコックの日記とかもあったんですけどねぇ。買えばよかった。
んで、どうしても読みたくなった「幕末怪商伝」。
ヘンリーとエドワルドのスネル兄弟の伝記です。
彼らは日本内外の人の文書やら日記やらによく登場するんですが、没年が不詳。
まとまって残した文章なども無いようで、まとまってお話になっているのは恐らくこの一冊のみでは?
ヘンリーは美男だったらしいですよ

。
米沢の甘粕さんの日記に「眉目清秀、(略)実に一箇の美男子なり」って書かれているのだそうです。
(ちなみにこの甘粕さんの日記は、古本屋で見かけたとき25000円もしていました。買えないうちにその古本屋がつぶれてしまったので、今はお金払っても手に入れる術がないです…)
慶応4年段階で27歳くらいらしく、日本に来たのはそれでも10年以上前だというから、すっごく若い頃から居たみたいでした。
河井継之助のことが、兄弟共に大好きだったみたい…

。
ヘンリー、月代も剃っちゃったみたい

。やるなぁ。美形なのに美形なのに美形なのに…。
で、現在まだ読んでいる途中。
ヘンリーの月代でびっくりして思わずブログに書かなきゃ!みたいな気持ちになりまして。
ではまた本の世界に戻ります。