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のほほん風ホニャララ日記

旅と着物と侍とマンガを愛するホニャララな生活ののほほんな日記。(TBは事前承認制、コメント受付停止中)

熊本行きたい…

2010-02-23 22:30:26 | 歴史時代劇
昨日の西南戦争の発掘のニュースを見て、熊本にますます行きたくなりました。

熊本城ももちろん行きたいです。西南戦争でも焼け残ったって言う櫓、行きたいです!
資料館にも行きたい。図書館の郷土資料室も見たい。

武蔵がらみの史跡にも行きたい。
細川さんちの文化にも触れたい。古今伝授~、肥後拵~。

あとは馬刺しとからしれんこん!

って、結句、食いものか

自分を裏切るのは得意

2010-01-06 18:55:50 | 歴史時代劇
もうね~。

あれだけ「福山の龍馬なんてありえん!」とか言ってたんですがね~。

ホント今でもありえん!と思うんですけど、なんかドラマ見てたら、何ですかNHKパラレルワールドの龍馬さんは美形設定ですか

いっそそこまで開き直っていただいたからには、そう思って見るよ
そんな気分になりましたよ。

っていうかまあなんていうか、やっぱり福山がかっこいいんだ

以上

視聴率稼ぎのために美形を起用しやがって~って言ってたんですけどね。

ごめん。
アタシNHKの術中にはまります。


あんなに「美形龍馬なんて認めねえ!」っつってたのにねぇ

ホント、自分を裏切るの、大得意だわ。

シュリーマンin幕末日本

2009-11-21 13:35:12 | 歴史時代劇
「シュリーマン旅行記 清国・日本」(講談社学術文庫)
っていう本を読みました。
半分が清国、だいたい半分が日本編。

シュリーマンさんが日本を訪れたのは1865年。滞在は一ヶ月ほど。
そしてトロイアを発掘したのは1871年。

この人ってすごいな~、と思うのは、とにかく見たものを素直に書く。
日本人の男の月代の幅とか、これはだいたい何センチみたいなことを細かく書くわ書くわ。

家茂さんの行列も見学してます。
「大君は二十歳くらいに見え、堂々とした美しい顔は少し浅黒い。金糸で刺繍した白地の衣装をまとい、金箔のほどこされた漆塗りの帽子を被っていた。」
てなことを言っています。

そうなんだ~。そうなんだね~へぇ~~。

ちょっと笑っちゃったのは、下記の文章。

「世界のほかの地域と好対照を成していることは何一つ書きもらすまいと思っている私としては、次のことは言わなくてはなるまい。」

んん?なんだろなんだろ!?


「すなわち日本の猫の尻尾は一インチあるかないかなのである。」


猫の尻尾おぉ?

それってそんな大仰な前置きで言うようなことなの?
ああ。ジャパニーズボブテイル…。


あとは、一日一回は風呂に行くような世界一清潔な国民のわりに疥癬が多いのは生で魚を食うからだ、とかいろいろ面白いことをおっしゃっています。
(詳しく知らないけど多分違うと思う…)

青い靴下とか黄色い羽織とか、火鉢は幅一メートル奥行きと高さ60センチ等々、観察記録がとにかくわかりやすい。
25軒に1つの割合くらいで漆喰の土蔵がある、とかとか。

幕末日本をシュリーマンさんと一緒に歩き回っているような、そんな気持ちになれる面白い文章でした。

んもう、超オススメです。

こんなに良いお天気なのに、今日は寝たり起きたりです。
昨夜来、お腹が痛くて一時間おきにトイレとお友達なのです…。(下れてるんではなくて、お腹にガスが溜まって溜まって排出されず、七転八倒の苦しみです…)

小栗上野介について

2009-11-15 00:07:01 | 歴史時代劇

天涯の武士幕臣小栗上野介(4之巻)


非常に良質なマンガを見つけました。

幕末の官僚で、稀有の頭脳を持った開明人、小栗上野介のマンガです。全4巻で完結。
まだ1~2巻しか手元にないので、急いで3~4巻を買わなくちゃ!

以前から小栗さんについてはとても興味があり、いろいろ書籍を読んできたのですが、このマンガ、小栗さん初心者にお勧め。

小栗さんのことで一番良いと思う書籍は、あさを社の「小栗上野介一族の悲劇」です。
手に入りにくいかもしれませんが…。

以前、小栗さんの領地で最期の地でもある倉渕を訪れたとき、地元の人に非常に大切にされていることを知りました。
素晴らしいことだと思います。

それからいつだったかNHKで小栗さんのドラマもありましたねぇ。
奥様が稲森いずみさんで、とても綺麗で素適でした。

そういえば昨年の篤姫では、小栗さんの「お」の字も出ませんでしたね。
不自然極まりなく、なかなか秀作のドラマであっただけに、非常に残念に思いました。
ただ、小栗さんを扱うと、大奥のうだうだを割愛しなければならなくなるくらい内容の濃い人物だから、仕方ないのかなぁとも思いました。

私見ですが、勝よりも小栗さんが生き残っていたほうが、明治以降の日本にはずっと有用だったと思うんですけどね。

西軍のバカ。


あ、明日(もう今日か)坂本龍馬の命日ですね。
龍馬伝、福山が龍馬って言う時点で、どうかと思う…。
福山大好きですが、龍馬じゃないヨ。龍馬は見た目に美男がやっちゃダメだとかってながら思うんです。
岩崎弥太郎が香川照之さんなのはものすごくナイスキャストだと思います。

はてさて、ま、今日はこの辺で。

幕末の外国人

2009-09-15 21:00:01 | 歴史時代劇
先日、近所で古本市を開催していたのでいろいろ購入し、ただいまもっぱら読書にいそしんでおります。
って、本読みまくるのはいつものことだけどさぁ

「三井物産初代社長」読んで字のごとく。鈍翁益田孝さんの伝記です
幕臣だったんですねぇ。
文章が結構面白くて、電車の中で一人笑いをこらえながら読んでいました。

それから「乱世の知恵者」こちらは三井組の大番頭三野村利佐衛門の伝記。
「新選組風雲禄」の作者広瀬仁紀さんの著。
さわやかな男っぷりを描かせたら最高ですね、広瀬さん。
三野村さんは、若い頃には小栗上野介の中間だったそうで。
かなり影響を受けている、みたいな描かれ方です。(まだ途中~)
…この本はもともと家にありまして、今回買ったんではないです。
益田さんの本を読んだら読み返したくなったんで読み出しています。

あと「ヒュースケン日本日記」幕末アメリカ領事ハリスの通訳兼秘書だった人の日記です。
こいつ文章の装飾が派手すぎてウゼェ…。でもそのうざさが面白いです。
ただ読みすすめるのが大変です。
手塚治虫「陽だまりの樹」でおなじみの(スケベな)彼です。

そのほかオールコックの日記とかもあったんですけどねぇ。買えばよかった。

んで、どうしても読みたくなった「幕末怪商伝」。
ヘンリーとエドワルドのスネル兄弟の伝記です。
彼らは日本内外の人の文書やら日記やらによく登場するんですが、没年が不詳。
まとまって残した文章なども無いようで、まとまってお話になっているのは恐らくこの一冊のみでは?
ヘンリーは美男だったらしいですよ
米沢の甘粕さんの日記に「眉目清秀、(略)実に一箇の美男子なり」って書かれているのだそうです。
(ちなみにこの甘粕さんの日記は、古本屋で見かけたとき25000円もしていました。買えないうちにその古本屋がつぶれてしまったので、今はお金払っても手に入れる術がないです…)
慶応4年段階で27歳くらいらしく、日本に来たのはそれでも10年以上前だというから、すっごく若い頃から居たみたいでした。

河井継之助のことが、兄弟共に大好きだったみたい…

ヘンリー、月代も剃っちゃったみたい。やるなぁ。美形なのに美形なのに美形なのに…。

で、現在まだ読んでいる途中。
ヘンリーの月代でびっくりして思わずブログに書かなきゃ!みたいな気持ちになりまして。

ではまた本の世界に戻ります。



なせば成る

2009-08-04 23:16:43 | 歴史時代劇
昨日から今日にかけて、藤沢周平さんの「漆の実のみのる国」を呼んでおりました。

上杉治憲公。いわゆる上杉鷹山公。

なんだかもう、圧倒されっぱなし

米沢藩が苦しそうで苦しそうで、読んでいるこちらの息が詰まってしまうくらい。
破綻です。完全に破綻しています。
ありえないくらいの借金に、続く凶作。
外貨を稼げるはずだった作物の価格の下落や、幕府からのアレ。

もうあの頃から、幕末は始まっていたんじゃないかと思ってしまうくらいです。
ダメだよアイツ。徳川。暴れん坊その他。

ゴメン
米沢藩は幕府方のために命張るはずがないよ。
戊辰のときアチラ側に行くのは、そりゃ当たり前だよ。
裏切り者とか言っちゃダメだよ。

とても感動して面白くて、夢中で読み終わってしまいました。

為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

大好きだな、この言葉

この作品は、藤沢周平さんの最期の作品なのだそうです。
気迫のようなものが漂っています
あと数十枚で完全な「完結」となるはずの「仮の完結」、それでも十二分にまとまっている、品格漂う素晴らしい文章でした。

良い本読むと、心が和むなぁ




机くん

2009-02-11 20:32:05 | 歴史時代劇
青空文庫で「大菩薩峠」を読み始めて、第三部を読んでいます。
新選組がごたごたしています。

とはいえ何だか飽きてきてしまったので、Wikipediaであらすじを調べてしまいました。

主人公の机竜之助君は、かなり救われないらしいです

ビジュアル的には(描写されてるイメージですけどね)キライじゃないんですけど、どうもあの人しんどいわ。

PCで小説を

2009-02-09 23:24:41 | 歴史時代劇
本日燃えるごみの日。
お部屋の片付けで出てきたゴミを45L5袋捨ててやった

だいぶお部屋が広くなりました
でもまだてんで汚いんですけどね

今日はそれからパソコンで小説を読んでいました。
青空文庫。

夏目漱石とか、中島敦とか、割と好きです。

でも思わず読み始めてはまっちまってるのが「大菩薩峠」。
私の好きな幕末だし、多摩地方だし

ああ、でも知らなかった
眠狂四郎みたいな奴だよ、主役
主役はきっと良い奴だと思ってたのに。なんてこった

眠狂四郎だって悪人じゃないと思うけど…。
美保代さま…


日野めぐり

2009-01-18 22:36:55 | 歴史時代劇
今日は、高幡不動のござれ市~土方歳三資料館~佐藤彦五郎資料館を巡ってきました。

ござれ市は毎月第三日曜日に開催される骨董市で、着物とかお安かったです。
大島紬のアンサンブル15000円の上に赤字で5000円、と書いてあるモノを買おうかどうしようか散々悩んでいたところに、偶然お友達に声をかけられました。
アンティーク着物好きなMちゃん。
昨年の4月にお友達の結婚式でお会いした以来の邂逅でした。

私は夫ともう一人のお友達と一緒に来ていたんですが、私が着物を見ている間に夫達は自分達の好きなところに行ってしまっていましたので、その後はMちゃんと一緒に着物をたくさんたくさん見て回りました。
「それ似合うよ~」「その丈ならダイジョブ」とかおしゃべりしながら着物を見るのが新鮮でホント楽しかったです。
Mちゃんは他の人との待ち合わせ前に立ち寄っただけだったので、待ち合わせ時間になってお別れしてしまいました。

そのあと、また夫達と合流して土方歳三資料館へ。

今日は、先週の骨董ジャンボリーで手に入れた、海老茶地に白抜きの梅模様の羽織をどうしても来て土方家に行きたかったんですよ。
梅といえばこの季節のものだし、そして「梅」といえば歳三さんが最も多く俳句に詠みこむほどお好きだったお花

梅の羽織を着て、資料館の前の歳三さんの胸像前で写真を撮ってもらいました。
夫のカメラで撮ったので、まだ見せてもらっていません。

いつもの着物記念写真をしていないので、今日は画像なしです。
近々また羽織の写真はアップしたいと思います。


ちなみに今日の戦利品は、葵模様の薄桃色の羽織、大島紬のアンサンブル、雨コート、渋いベージュと紫の単衣、でした。

着るのが楽しみ

Mちゃんはついに手持ちの着物が100枚超えちゃった、って言っていました。
アタシなんかまだまだ~
って、思ってついついお財布の紐が緩んじまいましたよ