ふと思ってしまった
先週のことだったが、私の実兄と義姉の誕生日が近いために、2/10~の連休のいつかに、実家の家族と食事会をしようという話がでたので、その旨夫に告げた。
「え~、ちょうどその日にAちゃんがイチゴ狩りに行きたいっていってるのに~」と夫が不愉快そうに言った。かなりカチンと来たけど、とりあえず聞き流した。
だが、家族が優先だから、ってことでその場は終わった。
Aちゃんとは30代半ばにして彼氏いない歴=年齢の、夫の昔の仕事仲間の女の人である。同性の友達もあまり居ないらしい。
ちなみにそのAさんと、夫と私で海水浴にも、ディズニーシーにも行ったことがある。しかもそのときのチケットは、私が知人から割引券をもらって、渋谷のディズニーショップまで出向いて(無論、交通費は自腹)入場券に取り替えてきた代物だ。
まあ夫の友人でもあることだし、仕方がないと、私はAさんが居心地が悪くないように随分と気を使った覚えがある。(くたびれた思い出しかない)
先週半ばごろ、兄がちょうど出張で2/10ごろは不在ということが判明し、その旨夫に告げた。
一昨日のことだが、夫に「私の大学のときの仲良しの男の子が、一緒にイチゴ狩りに行こうと言うから、夫も一緒にっていう夢を見たけど、一緒に行く気ある?」と訊いてみた。
夫は「そんなばつが悪い、気兼ねする思いをするのはやだ。俺の友達じゃないもん」と言った。
おおむね同感である。私も夫の女性の友達と行動するのはあんまり面白くないからゴメンである。
昨日。
「2/10ごろにAちゃんとイチゴ狩りに行く約束をしたから、二人だとナンだから、アンタも来るでしょ?」
と、夫が言った。
私が激怒したのは言うまでもない。
「あんたってアホだね」と私は思わず言った。
夫は「なんで~?」と普通にわからなかったようだった。
今年の年越しは、一週間、夫の実家に泊まった。
親戚と挨拶やらなにやら、その上、夫はいとこ同士のマージャンに夢中で、私は仕方なく、何年か前に一度会ったっきりの夫の女の従妹とその子供と、従弟の嫁さんと、カラオケに行った。
夫の実家の両親は優しいから大好きだが、それでもそれなりの緊張はあり、気疲れだってした。
だから、年を越して帰宅してから、連休にはのんびり二人で温泉に行きたいね、とずっと話をしていた。
そこへ、「2/10にAちゃんとイチゴ狩りに行く約束をしたから、二人だとナンだから、アンタも来るでしょ?」である。
正直言って、先週「Aちゃんがイチゴ狩りに行きたいって~」なんて聞いた時からうんざりした気分だったのに、追い討ちを掛けられてしまった。
私もイチゴ狩りには行きたいと思う。
でも、それはできれば夫と二人でのんびりか、あんまり顔を出せないうちの両親とのんびりか、または気の合う仲間達とワイワイ行きたかった。まっとうにお友達も作れないようなAさんに、気を使いながらイチゴ狩りなどしても、楽しくはないだろう。
だいたいにおいて、既婚または彼女持ちの異性に対して「どこかへ連れてって~」なんてお願いする人も非常識だと思うし、それを配偶者または彼女の承諾なしに約束してしまうほうも非常識だと思う。これほど価値観の合わない人間が夫であることにぞっとした。
「どうして私の希望が最優先ではなく、Aさんと先に約束するわけ?」を私は問いただした。
「だって仕方ないじゃん。でもいつだってアンタを最優先にしてるだろ?」と夫は言った。
連休は二人でどこかへ、という希望も何も無視した上に、先に他人と約束して、妻をついで扱いしたことを謝る一切ないらしい。
「一昨日、私の男友達と一緒に遊ぶ気があるのか?と言ったら、アンタは俺の友達じゃないし、気兼ねするからヤダって言ったでしょう?私だって嫌に決まってるでしょうに、どうして自分が嫌なことをさせようとするの?」
と訊いてみた。
「だから別に俺は気にしないから、二人で遊んでくれば?」
と夫は言った。
「じゃあ、アンタも二人で行けばいいじゃん。その間、私は実家に居るよ。ダンナはどうした?って訊かれたら、女の子とデートしてるって言っとくよ。その後、私を実家に迎えに来なさいよ」
と私は言った。夫は沈黙した。
「じゃあ、俺はどうすれば?」と、少しやけ気味に夫は言った。
「勝手にすれば」と私は言い放った。
「私だって、イチゴ狩りは行きたいけど、でもそれはせめて二人で行きたかったのに。Aさんと一緒なんてヤダ。平日に会社の人に気を使って、休日にまでなんで他人に気を使うようなことをする必要があるのか訳わかんない。どうして私を一番に考えてくれないのか、ほんとに情けない。ほんとにアンタは馬鹿だ」
私は泣けてきてしまった。そのまま、泣きながら眠って、今日は仕事に出た。
情けないことこの上なし。
まず、妻を最優先にして欲しいと思う。
それをいちいち口に出して夫にお願いしなければならない妻の、この上なく情けない気持ちを、何でわかってくれないのかと思った。
これでそういうお願いをしたのが何度目かと思うと、かなりうんざりする。
今日は、帰宅するのも気が重く、夫の顔を見たいとも思わなかった。
帰りの電車の中で「駅前の本屋に居る」とメールがあった。
「いらいらして食欲ない。正直言って、あんたの顔を見たくない」と返信した。
ちょうどそのとき、本屋に着き、本屋から夫が出てきた。
夫は、私に気づくことなく、出て行った。
夫が私に気づかないのは今日に限ったことではなく、どこかで待ち合わせをしても、どこかではぐれても、探し出して歩み寄るのはいつでも私なのである。
夫に声をかけずに、真正面の間近に寄っても、夫が先に私に気づいて声をかけてくれたことはない。
もしかしたら夫は、私の顔も、身長も、全然覚えてないのかもしれない。結婚して八年経つのだが。
しばらくしてから「じゃあおれは帰る」というメールがあった。
「アンタは最後まで私を見つけ出すことが出来なかったね。もう疲れたよ。あんたがどれだけ私を馬鹿にしてきたか、友達にメールをしておく。もうすぐ橋の下に電車が来る。あんたは好きに再婚でもしなさい」
と、メールを送って、私は駅からの道を、線路を見下ろしながら歩いた。金網を越えたら、多分飛び降りれると思う。
途中、長い時間をかけてスーパーで大根とお菓子を買い、友人にメールをし友人のメールになだめられ、帰宅した。
夫とは今日は顔をあわせていない。
帰宅して、テレビを見ている横で夫が食事をしていたが、顔は見ていない。
今度の3連休は、どういうことをするにしても、
面白くない休日になりそうな気がする。
とりあえず夫に言いたい。
謝れ。どあほ。
ついでに言っておきたい。
アンタの親は確かにいい人だ。
だけどアタシの親だって十分いい人だと思う。なんで私の実家に行こうというと、ものすごくめんどくさいって言うんだ?
アタシは一週間も泊まったんだぞ
。アタシだってアンタの親が100%okだなんて思ってないけど、不満を口は出したことないぞ。
なんでアンタはアタシの親について不満を述べるんだ?スゴイむかつく。

先週のことだったが、私の実兄と義姉の誕生日が近いために、2/10~の連休のいつかに、実家の家族と食事会をしようという話がでたので、その旨夫に告げた。
「え~、ちょうどその日にAちゃんがイチゴ狩りに行きたいっていってるのに~」と夫が不愉快そうに言った。かなりカチンと来たけど、とりあえず聞き流した。
だが、家族が優先だから、ってことでその場は終わった。
Aちゃんとは30代半ばにして彼氏いない歴=年齢の、夫の昔の仕事仲間の女の人である。同性の友達もあまり居ないらしい。
ちなみにそのAさんと、夫と私で海水浴にも、ディズニーシーにも行ったことがある。しかもそのときのチケットは、私が知人から割引券をもらって、渋谷のディズニーショップまで出向いて(無論、交通費は自腹)入場券に取り替えてきた代物だ。
まあ夫の友人でもあることだし、仕方がないと、私はAさんが居心地が悪くないように随分と気を使った覚えがある。(くたびれた思い出しかない)
先週半ばごろ、兄がちょうど出張で2/10ごろは不在ということが判明し、その旨夫に告げた。
一昨日のことだが、夫に「私の大学のときの仲良しの男の子が、一緒にイチゴ狩りに行こうと言うから、夫も一緒にっていう夢を見たけど、一緒に行く気ある?」と訊いてみた。
夫は「そんなばつが悪い、気兼ねする思いをするのはやだ。俺の友達じゃないもん」と言った。
おおむね同感である。私も夫の女性の友達と行動するのはあんまり面白くないからゴメンである。
昨日。
「2/10ごろにAちゃんとイチゴ狩りに行く約束をしたから、二人だとナンだから、アンタも来るでしょ?」
と、夫が言った。

「あんたってアホだね」と私は思わず言った。
夫は「なんで~?」と普通にわからなかったようだった。
今年の年越しは、一週間、夫の実家に泊まった。
親戚と挨拶やらなにやら、その上、夫はいとこ同士のマージャンに夢中で、私は仕方なく、何年か前に一度会ったっきりの夫の女の従妹とその子供と、従弟の嫁さんと、カラオケに行った。
夫の実家の両親は優しいから大好きだが、それでもそれなりの緊張はあり、気疲れだってした。
だから、年を越して帰宅してから、連休にはのんびり二人で温泉に行きたいね、とずっと話をしていた。
そこへ、「2/10にAちゃんとイチゴ狩りに行く約束をしたから、二人だとナンだから、アンタも来るでしょ?」である。
正直言って、先週「Aちゃんがイチゴ狩りに行きたいって~」なんて聞いた時からうんざりした気分だったのに、追い討ちを掛けられてしまった。
私もイチゴ狩りには行きたいと思う。
でも、それはできれば夫と二人でのんびりか、あんまり顔を出せないうちの両親とのんびりか、または気の合う仲間達とワイワイ行きたかった。まっとうにお友達も作れないようなAさんに、気を使いながらイチゴ狩りなどしても、楽しくはないだろう。
だいたいにおいて、既婚または彼女持ちの異性に対して「どこかへ連れてって~」なんてお願いする人も非常識だと思うし、それを配偶者または彼女の承諾なしに約束してしまうほうも非常識だと思う。これほど価値観の合わない人間が夫であることにぞっとした。
「どうして私の希望が最優先ではなく、Aさんと先に約束するわけ?」を私は問いただした。
「だって仕方ないじゃん。でもいつだってアンタを最優先にしてるだろ?」と夫は言った。
連休は二人でどこかへ、という希望も何も無視した上に、先に他人と約束して、妻をついで扱いしたことを謝る一切ないらしい。
「一昨日、私の男友達と一緒に遊ぶ気があるのか?と言ったら、アンタは俺の友達じゃないし、気兼ねするからヤダって言ったでしょう?私だって嫌に決まってるでしょうに、どうして自分が嫌なことをさせようとするの?」
と訊いてみた。
「だから別に俺は気にしないから、二人で遊んでくれば?」
と夫は言った。
「じゃあ、アンタも二人で行けばいいじゃん。その間、私は実家に居るよ。ダンナはどうした?って訊かれたら、女の子とデートしてるって言っとくよ。その後、私を実家に迎えに来なさいよ」
と私は言った。夫は沈黙した。
「じゃあ、俺はどうすれば?」と、少しやけ気味に夫は言った。
「勝手にすれば」と私は言い放った。
「私だって、イチゴ狩りは行きたいけど、でもそれはせめて二人で行きたかったのに。Aさんと一緒なんてヤダ。平日に会社の人に気を使って、休日にまでなんで他人に気を使うようなことをする必要があるのか訳わかんない。どうして私を一番に考えてくれないのか、ほんとに情けない。ほんとにアンタは馬鹿だ」
私は泣けてきてしまった。そのまま、泣きながら眠って、今日は仕事に出た。
情けないことこの上なし。
まず、妻を最優先にして欲しいと思う。
それをいちいち口に出して夫にお願いしなければならない妻の、この上なく情けない気持ちを、何でわかってくれないのかと思った。
これでそういうお願いをしたのが何度目かと思うと、かなりうんざりする。
今日は、帰宅するのも気が重く、夫の顔を見たいとも思わなかった。
帰りの電車の中で「駅前の本屋に居る」とメールがあった。
「いらいらして食欲ない。正直言って、あんたの顔を見たくない」と返信した。
ちょうどそのとき、本屋に着き、本屋から夫が出てきた。
夫は、私に気づくことなく、出て行った。
夫が私に気づかないのは今日に限ったことではなく、どこかで待ち合わせをしても、どこかではぐれても、探し出して歩み寄るのはいつでも私なのである。
夫に声をかけずに、真正面の間近に寄っても、夫が先に私に気づいて声をかけてくれたことはない。
もしかしたら夫は、私の顔も、身長も、全然覚えてないのかもしれない。結婚して八年経つのだが。
しばらくしてから「じゃあおれは帰る」というメールがあった。
「アンタは最後まで私を見つけ出すことが出来なかったね。もう疲れたよ。あんたがどれだけ私を馬鹿にしてきたか、友達にメールをしておく。もうすぐ橋の下に電車が来る。あんたは好きに再婚でもしなさい」
と、メールを送って、私は駅からの道を、線路を見下ろしながら歩いた。金網を越えたら、多分飛び降りれると思う。
途中、長い時間をかけてスーパーで大根とお菓子を買い、友人にメールをし友人のメールになだめられ、帰宅した。
夫とは今日は顔をあわせていない。
帰宅して、テレビを見ている横で夫が食事をしていたが、顔は見ていない。
今度の3連休は、どういうことをするにしても、

とりあえず夫に言いたい。
謝れ。どあほ。
ついでに言っておきたい。
アンタの親は確かにいい人だ。
だけどアタシの親だって十分いい人だと思う。なんで私の実家に行こうというと、ものすごくめんどくさいって言うんだ?
アタシは一週間も泊まったんだぞ

なんでアンタはアタシの親について不満を述べるんだ?スゴイむかつく。