景福宮店長のスローライフ記

高知で韓国家庭料理をコンセプトした韓国料理のお店「景福宮」(キョンボックン)のゆったり激しいブログ

褒めること

2013年01月11日 | お店

皆さんは、褒めますか、けなしますか?

 

 

景福宮の朝のミーティングでは、色々な活動をやっている会社さんみたいなことをやってみたい。

 

そーいう士気が上がる、テンションが上がる朝礼をやりたい!!


店長になった当時からズットそー思っていました。

それは居酒屋甲子園を目の当たりにして、さらに思いは強くなりました。

 

けれど、気持ちとは裏腹に、実際にどーすればこの個性あふれるスタッフをまとめられるのか、あんなテンションに持っていけるのか...



モヤモヤした日々が続きました。

 

 

そして、ある時フッと思ったのが、褒めるということでした。

 

 

褒められることって、恥ずかしい気持ちはあっても、嫌な気持ちをする人って少ないと思いません??

 

大体の人が、褒められると嬉しいものです。

 

そして、人って褒められるとどーなりますか?

 

 

嬉しくてさらに頑張るか、調子に乗るかw

 

 

このどちらかですよね。


僕は朝のスタッフに

 

一人誰かスタッフを褒めてください

 

と、一人ひとりに毎日発表してもらっています。


はじめはなかなか照れたり、嘘くさかったりしたりもしましたが、続けていくうちに段々とみんなが笑顔になっていくのがわかりました。

 

やりながら気づいたことがいくつかあるんですが、まずこのコミニュケーションをとることで、

 

○自分の気持ちを表現する

 

人は、特に日本人は良くも悪くも奥ゆかしさ、事勿れ主義、いいことも悪いことも含めて表現をあまりしたがらないところがあります。

悪いところは悪いというのも大事ですが、ここではその話は置いといて良いと思っていてもそれを認めなかったり、あるいは【思ってはいる】ですましていることが多々あります。

そこを、言葉に出すことで、

 

僕(私)はあなたのここが素晴らしいと思う。

 

と伝えると、人の目を気にする日本人は

 

そーなんだ☆そんなに思ってくれてるんだ☆

と、その人に対してのの印象から変わったり、好意を抱けるようになります。

 

○人の良いところを探そうとし出す

 

毎日やりますので、たった20人にも満たない従業員を一人一人別々の人が褒めていくと、あっという間に重複しだします。

そこで、以前にも褒めた人を2回目褒める時に、また別のことを褒めなくてはいけません。まーこう皆が思っているかはわかりませんが、少なくとも門田はそー思いながら話をしようと思っています。

人は他人の悪いとこ、嫌なところを見つけるのは得意です。そこに主観の感情が関わってくるから。

しかし、良いところを見つけるのって、相手をよく知らないと、自分に何かしらの利益をもたらしてくれる人や、成人君主のような誰もが見てわかる人じゃなく、となりにいる人を褒めろと言われても観察しないと、関わらないとわかりません。

人は面白いもので、先入観とか思い込みが知らず知らずのうちに結構あって、でも話してみたら全然良い人やって、急に親近感が湧いたりと関わらないと見えない部分が感情にも大きく影響を与えていると思います。

食わず嫌いや、先入観でなんとなく遠ざけていた関係を、ちょっとでも緩和できる力があると思います。

 

○何だかやる気が出てくる

 

自分は何気なくやっていることでも、他の人から見たら凄いこと、嬉しいことってありますよね?それを褒められたり、ここは頑張ってるっていうとこを、また、

誰も見てないヤローな

っていうところを一生懸命やってることを、誰かに褒められるって、凄く嬉しいし、またそこをより意識してその日仕事してみたり、なんだかやる気になりません??
「認められる」って、凄く成長するんですよね。そして、逆も然り、「認める」って成長するんですよね。誰かと比較して、

あの人は自分より出来てない、もしくはあの人には自分はかなわない、あの人みたいにはなれない。

まー自分かどーあるかなんで、人は関係ないっていうのが僕の考えですけど、皆がみんなそーではないと思うので、誰かのことを気にしながら生きているんですけど、それを良いふうに考えられるようにするには、

相手を認め、自分を認め、人に認められるように頑張れること。

自分でできる人もいますが、なかなかそーもいかない人が多いのも事実です。なので、褒める、褒められるということが、その人の成長に大なり小なり影響を与えてくれることを願っています。

 

○人前で発表する訓練

 

人は場所や立場は常に変わっていくものです。それは人間的にも社会的にも。遅かれ早かれ人生に一度くらいは大小に関わらず自分の言葉をその他の人々に話す・伝える瞬間がくるわけです。その時、少しでも自分が思っていることを伝えるためには、緊張していては話になりませんし、伝わりません。苦手で断り続けるわけにも行きません。だってうちの社訓には成長という言葉がのしかかっているわけで、スタッフにも成長を大いに期待しております。朝のミーティングなんてたかだか6人程度の前で、気心の知れた人たちに囲まれ話すことに、そんなに気負いはないかもしれませんが、それでも経験の積み重ねは自信になります。その人を確実に毎日やることで成長させます。

やっといてよかった。これは自信があるぞ。と日々の積み重ねで、来たる日のために、色んなことをコツコツとやっていくことのできる人は、1年後10年後には、見違える人になっていると思います。

そーいう意味では、もうすぐ1年立つ門田の店長は去年と変わってるのだろうか。少しは成長したのだろうか。

 

そんなことを考えたりも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

する暇はないぐらい毎日頭の中がバタバタしております( ̄▽ ̄;)

 

皆さんも、家族や同僚など相手の悪いところばっかり気になって、その都度イライラしたりしてないですか?

そのイライラしてる時間が、気持ちのいい嬉しい時間に変えられることができたら、どんなに毎日が楽でしょうか。僕自身もまだまだそこまでできていませんが、相手を褒めること、ちょこと反対のことを考えて伝えるだけで、その日の気分が、その場の空気が変わったりするのを試してみてください。

これは理想論と言われても構いません。そー言っている人はずっと、イライラしたまま何かに不満を持ちながら生活していくのかもしれません。

 

出来るか出来ないかじゃなく

 

やるかやないか

 

中村文昭さん言葉ですが。

どーせやるなら、良いふうになることを思いながらやりたいですね。

 

結果として、心配は一切してませんでしたが、調子に乗る人は誰ひとりいなかったです。皆照れはしますが、朝から褒められたことによってやる気を出して仕事に取り組んでくれます。

そんなスタッフに感謝しながら、今日もミーティングへ行ってまいります。

 

 

景福宮本店南国市上末松316

088-855-6735

ランチ 11:30~15:00(ラストオーダー)

ディナー 17:00~21:00(ラストオーダー)

ティータイム 15:00~17:00

水曜定休

「景福宮周辺地図」

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