前田森林公園にあるアオダモの木の花が咲いたので
撮影してきました。アオダモの木は、プロ野球の世界で
有名選手が使用しているのは以前から知られていましたが
現在では、バット材としてのアオダモが十分に
確保できず、北海道新聞社の記事によると
「北米産ハードメープルが8割で、残りも大半が輸入材」
なんだそうです。成長に60年かかるアオダモを
計画的に育てないと、将来、アオダモのバットが
手に入らなくなる事になる心配がありますが
「アオダモ資源育成の会」が植樹を行なってくれていて
ほぼ5年おきに開花して種子をつくる特別な生態の
アオダモを育てています。おかげで、大リーグで活躍する
大谷選手用のアオダモバットは、北海道産の
アオダモ材で作られてるそうです。
北海道森林管理局には道産アオダモのバットが展示されてて
イチロー選手や松井秀喜選手のバットに触れるようです。
アオダモの花は、雄性花と両性花があって、雄性花には
雄しべが2本のみ、両性花には雄しべが2本めしべが1本
付いてます。今年こんなに咲いたので
来年はほとんど咲かないはずなので、見守りたいと思います。