10月ですねえ。ようやく涼しくなってきました。
というわけで、9月に読んだ読書メモです。記録なのでだらだら長いです。
●エイジ(重松清)
ものすごくリアルに中2の気持ちになれた。もう四十路の私でも(笑)
昔の自分の中学時代が思い出されてくる。といっても自分のクラスに通り魔はいませんけどね。
中学生と犯罪とくれば・・・前に読んだ重松さんの「疾走」をちょっと思いだす。けどぜんぜんもう健全な話ですけどね。清清しくなります。「疾走」のインパクトとダークサイドにくらべたら!
●ストレンジデイズ(村上龍)
息のつまる小説です。ほんとに。最初のこの全く改行がない文章の逼迫した感じとかが読んでる目にどんどん息づらさを与える。。。
なので途中でリタイアしそうになりました。
半分くらいの撮影するホテルのくだりくらいからぐんぐん読めて、最後のほうで失速。。。
ほんと病んでる小説です。。。現代の心の病み・・・って解説にあったけどまさしくその通り~
●名もなき毒(宮部みゆき)
ちょうどドラマ化されてました(見てないけど)
主人公がもう清すぎで浮世離れしてる感じですが、それ以外は気にせずよめた。面白かったです。これは続編でシリーズ一作目があるらしい。そっちを読んでなくても全然楽しめ◎。
原田いずみは何かしらの障害だったんかもなあ。。。そのへんは描かれてないですけど。
●模倣犯①②③④⑤(宮部みゆき)
だいぶ前に映画化されたのを見て(仲居くん主演の)、あまりに面白くなくて驚いたという(笑)
だって、映画の最後がね。。。ありえない終わり方。映画史に残る駄作というのを何かで見たよ。試写会で作者の宮部みゆきが怒りのあまり退席したんだとか。
そしていつかは読みたいなあと思っていたけど、なんせ大作すぎてなかなか手が出なかったのですが・・・
いや~~~~~!面白かった!!!!
普段は本を読む時間は一日1時間くらいって決めてるんですね、そうしないと何もできなくなるので。
でもその自分ルールを破ってどんどん読み進めてしまった。
最初3巻までしか手元になくて、もう続きが気になってジタンダ踏みましたね(爆)
犯人わかっているけど、どうなっていくのかが気になるという。そして読破した後もしばらく頭の中が模倣犯について思いを巡らせ続けてしまうという、珍しくはまりまくったなあ。
ただなんせ長いのですよね、この本。。。
チョロっとの所をえんえん描写説明があったりとかで、「いや、こここんなに説明いらんて!」って突っ込みたくなるところいっぱい。
それでも最後5巻のテレビ局の対決からラストまでは圧巻だった。そこだけリピートしました。何度も。
というわけで、ちょっと殺戮の描写がしんどい人もいるかもですが、読み応えのある本でした。
●発達障害~うちのこ将来どうなるの~(かなしろにゃんこ)
軽度から重度まで、障害のある子供たちのその先、進路はどういう選択ができるのか。。。について、取材されてわかりやすく描かれています。マンガになってて読みやすいですねえ。
でもちょうど模倣犯読んでる途中で読んだせいで、頭にあまり入ってこなかったというね。。。また読み返します。
でも進路や将来が見えないのは誰でも同じなんだよなあって、当たり前ですが改めて思った。
●火車(宮部みゆき)
宮部みゆきを読破中です。これはかなり古い本。
最初のほうがあまり面白くないので、なかなか進まない~~~。途中から「お!」ってきますよ(笑)
この本がすごいのは、犯人も死体も何もでてこなく、すべて主役の刑事(しかも休職中)の推理というか捜索のみで、事件がどんどん明るみになっていくという、かなり変わった構成がすごいのです。
このラストシーン、「これで終わり!?!?」ってくらいの余韻で終了です。が、それがこの本の醍醐味なんでしょうかねえ。
自己破産の話がリアルのなのか、今でもそうなのかなあ。
●YES!③最終巻(槙村さとる)
槙村さとるが大好きで、子供の頃から読んでるのです。
でももうダメだなあ。びっくりするくらいつまんんなくなったなあ。。。チマタでは結婚してから面白くなくなったと言われていますが、どうなんでしょうか。
女子アナが主人公で~って所で、一体だれに向けてこのマンガ描いてるんだろなあ。。。ってそして内容も迷走してます。最終巻もいきなり黒ちゃん妊娠してスペインって!!!ないないないでしょ。そんな展開。
●未来の働きかたを考えよう(ちきりん)
人気おちゃらけ社会派ブロガーちきりんさんの本です。
ちきりんさんのブログ、欠かさずみています。おもしろいですよ~。オススメです。
人生が長くなり(寿命がのびて)、その分定年ものびて働く期間が長くなり、へたしたら同じ会社に人生の半分をささげることになっちまうのですが、それでええのか?っていう問いかけ。
私自身は好きなことばっかりして生きてますが、「会社に毎朝行って仕事して~」っていうことをしていない自分に後ろめたさがちょびっとあったのね。でも色んな働き方があって、その中で自分がこれだ!って思う方法でいけばいいんだよなーって気楽になりました。
毎日子供を保育園に送った後、ファミレスでお茶しながら仕事してる私。でもそれでいいんですね~ってねいうね。
●魔術はささやく(宮部みゆき)
これも古い本ですかね。どうなるの~~ってドキドキしながら読みました。しょうがないけど魔術師がなんか急に登場した感じがなあ。イナメナイヨネー。
そして催眠術が最強すぎる。。。そんなに効果アリ?
ミステリ要素よりも、人間の描き方がものすごく面白い本です。
てな感じで、9月は宮部みゆき月間でした。
来月もきっとそんな気がします。。。
というわけで、9月に読んだ読書メモです。記録なのでだらだら長いです。
●エイジ(重松清)
ものすごくリアルに中2の気持ちになれた。もう四十路の私でも(笑)
昔の自分の中学時代が思い出されてくる。といっても自分のクラスに通り魔はいませんけどね。
中学生と犯罪とくれば・・・前に読んだ重松さんの「疾走」をちょっと思いだす。けどぜんぜんもう健全な話ですけどね。清清しくなります。「疾走」のインパクトとダークサイドにくらべたら!
●ストレンジデイズ(村上龍)
息のつまる小説です。ほんとに。最初のこの全く改行がない文章の逼迫した感じとかが読んでる目にどんどん息づらさを与える。。。
なので途中でリタイアしそうになりました。
半分くらいの撮影するホテルのくだりくらいからぐんぐん読めて、最後のほうで失速。。。
ほんと病んでる小説です。。。現代の心の病み・・・って解説にあったけどまさしくその通り~
●名もなき毒(宮部みゆき)
ちょうどドラマ化されてました(見てないけど)
主人公がもう清すぎで浮世離れしてる感じですが、それ以外は気にせずよめた。面白かったです。これは続編でシリーズ一作目があるらしい。そっちを読んでなくても全然楽しめ◎。
原田いずみは何かしらの障害だったんかもなあ。。。そのへんは描かれてないですけど。
●模倣犯①②③④⑤(宮部みゆき)
だいぶ前に映画化されたのを見て(仲居くん主演の)、あまりに面白くなくて驚いたという(笑)
だって、映画の最後がね。。。ありえない終わり方。映画史に残る駄作というのを何かで見たよ。試写会で作者の宮部みゆきが怒りのあまり退席したんだとか。
そしていつかは読みたいなあと思っていたけど、なんせ大作すぎてなかなか手が出なかったのですが・・・
いや~~~~~!面白かった!!!!
普段は本を読む時間は一日1時間くらいって決めてるんですね、そうしないと何もできなくなるので。
でもその自分ルールを破ってどんどん読み進めてしまった。
最初3巻までしか手元になくて、もう続きが気になってジタンダ踏みましたね(爆)
犯人わかっているけど、どうなっていくのかが気になるという。そして読破した後もしばらく頭の中が模倣犯について思いを巡らせ続けてしまうという、珍しくはまりまくったなあ。
ただなんせ長いのですよね、この本。。。
チョロっとの所をえんえん描写説明があったりとかで、「いや、こここんなに説明いらんて!」って突っ込みたくなるところいっぱい。
それでも最後5巻のテレビ局の対決からラストまでは圧巻だった。そこだけリピートしました。何度も。
というわけで、ちょっと殺戮の描写がしんどい人もいるかもですが、読み応えのある本でした。
●発達障害~うちのこ将来どうなるの~(かなしろにゃんこ)
軽度から重度まで、障害のある子供たちのその先、進路はどういう選択ができるのか。。。について、取材されてわかりやすく描かれています。マンガになってて読みやすいですねえ。
でもちょうど模倣犯読んでる途中で読んだせいで、頭にあまり入ってこなかったというね。。。また読み返します。
でも進路や将来が見えないのは誰でも同じなんだよなあって、当たり前ですが改めて思った。
●火車(宮部みゆき)
宮部みゆきを読破中です。これはかなり古い本。
最初のほうがあまり面白くないので、なかなか進まない~~~。途中から「お!」ってきますよ(笑)
この本がすごいのは、犯人も死体も何もでてこなく、すべて主役の刑事(しかも休職中)の推理というか捜索のみで、事件がどんどん明るみになっていくという、かなり変わった構成がすごいのです。
このラストシーン、「これで終わり!?!?」ってくらいの余韻で終了です。が、それがこの本の醍醐味なんでしょうかねえ。
自己破産の話がリアルのなのか、今でもそうなのかなあ。
●YES!③最終巻(槙村さとる)
槙村さとるが大好きで、子供の頃から読んでるのです。
でももうダメだなあ。びっくりするくらいつまんんなくなったなあ。。。チマタでは結婚してから面白くなくなったと言われていますが、どうなんでしょうか。
女子アナが主人公で~って所で、一体だれに向けてこのマンガ描いてるんだろなあ。。。ってそして内容も迷走してます。最終巻もいきなり黒ちゃん妊娠してスペインって!!!ないないないでしょ。そんな展開。
●未来の働きかたを考えよう(ちきりん)
人気おちゃらけ社会派ブロガーちきりんさんの本です。
ちきりんさんのブログ、欠かさずみています。おもしろいですよ~。オススメです。
人生が長くなり(寿命がのびて)、その分定年ものびて働く期間が長くなり、へたしたら同じ会社に人生の半分をささげることになっちまうのですが、それでええのか?っていう問いかけ。
私自身は好きなことばっかりして生きてますが、「会社に毎朝行って仕事して~」っていうことをしていない自分に後ろめたさがちょびっとあったのね。でも色んな働き方があって、その中で自分がこれだ!って思う方法でいけばいいんだよなーって気楽になりました。
毎日子供を保育園に送った後、ファミレスでお茶しながら仕事してる私。でもそれでいいんですね~ってねいうね。
●魔術はささやく(宮部みゆき)
これも古い本ですかね。どうなるの~~ってドキドキしながら読みました。しょうがないけど魔術師がなんか急に登場した感じがなあ。イナメナイヨネー。
そして催眠術が最強すぎる。。。そんなに効果アリ?
ミステリ要素よりも、人間の描き方がものすごく面白い本です。
てな感じで、9月は宮部みゆき月間でした。
来月もきっとそんな気がします。。。
ありがとん♪
模倣犯の映画、見た?見た?あれないよね。そりゃ作者も怒るよね。おじいちゃん役の山崎努はすごいよかった記憶があるのですが~。
ちきりんブログはほんとおすすめなりよ。あ~いう視点でモノも見て考えていける人から色々学ぶ感じ^^
乃南アサさん、読んだことあるような。今、手元にある宮部さんが終わったら、いってみまーす
「あなた」「しゃぼん玉」
おすすめですよー!
本が出版された当時は 「クレジットカード」っていうものを 一般市民も持って、使うようになって 便利でもあり また 怖い時代でもあったように思います 今とはちょっと違う感覚がありました
だから すごく怖いお話として読みました
「理由」も描写が長い!!!
でも そこが 宮部さんの真骨頂なのでしょう
「模倣犯」 長すぎ~~~ でも しばらく引きずる気持ちわかります!
映画、しょぼすぎ~~~ ですよ ほんと
宮部さん 時代もの以外はほとんど読んでます
だから 宮部さんが好きか、と言われると よくわかりません
それが 宮部さんかも(笑)
ちきりんさんのは 本を読みました
難しかったです(汗)
重松さんは 「とんび」と「椿山課長」と「3,3,7拍子」(タイトルがあいまい) が好きです
中学生とかが主役のイジメとかが出てくる話は 読んでいて辛くなるので 苦手です
あと 作家で 私のお薦めは 「乃南アサ」さんです
読めるかな~。
なんかのレビューで、読めば読むほどイライライしてくる作家、それが宮部みゆきって紹介されてて(笑)なるほど、だいぶわかってきたかもしれない。。。
これ読んだら「理由」、楽しみに読んでみる~~~!ありがとん♪
宮部みゆき、私、すごく苦手です。
なぜかレベル7を持ってるんですが、いつも必ず最後まで読めません(笑)。
そんな私でも読めた、宮部作品はずばり「理由」!
これはなかなかおもしろかったですよ。
まだでしたらおすすめです。