ふくふく日記

絵本・紙芝居作家のよこみちけいこのブログです
子育てに家事に音楽に創作のことなどなど,マイペースでのんびり更新中

中学生って

2018-12-09 02:25:24 | 子育てあれこれ


ちょっとまえのことですが、思い出したので記録。

娘の中学の文化発表会があったんですね。
そこでクラス対抗合唱コンクールがあったんですよ。

その合唱のピアノ伴奏に娘がやりまーすって、手をあげてしまったのね。

まあ簡単な曲ならええかな、とよくみたら!
これね
2部合唱「unlimited(アンリミテッド)」 ~ ピアノ伴奏 ~



むずかしー!なかなか歯ごたえガチガチな曲だった!!

なので、秋の本番のために七月から練習開始。

最初はどーしてこんな大変な役を引き受けてくるかねぇと、トホホな気持ちで練習見てましたが、、でもほかにやりたい人はいなかったらしく。
去年、この曲選んだクラスは誰も伴奏できなくて、CDだったらしい。

そんで毎日コツコツと練習してさ、ピアノの先生にもレッスンで特別にみてもらったりして、がんばってたわけですよ。

ところが本番前のある日、クラスでうまく合唱が歌えてないらしく、先生がお手本がわりに、YouTubeかなにかで、プロみたいなのが歌ってるのを、クラスみんなに聴かせたらしい。

これ聴いて、自分たちと比べてどう?
って。
そしたらさ!クラスの男子たちはさ、
「ピアノがうちのクラスのは下手くそだと思った」
って言われたんだと‼️

はあ??
ふざけなんなや!
そりゃプロのピアニストと同じなわけないだろーがよ!
それより、おのれの歌の未熟さを、歌えてなさを、恥じれ!!!ばか!

って思っちゃいましたねーテヘ

だけども、娘はすっかり落ち込んでしまいましたねー。はーそりゃそうやわ。
だって練習頑張りまくってるのにね。下手くそってね。。。

でもその日から、娘はより練習にはげんでがんばって、当日本番ではそれはそれは上手に弾いたのです!


一ヶ所だけちょこっとミスタッチがあったけど、でも全然気にならない、知らない人は気付かない程度の。

あーよくがんばったねえ😭えらいわー
と、父と母は誇らしい気持ちでしたよ!

そしたらさ!
合唱が終わった直後に、また男子どもが、
「あそこ、まちがえた!まちか
えたよね!」
って、その一ミリほどのミスをみんなから執拗にいわれたんだとー!

なんやねん!おまえらなんやねん!
ほんま腹立つわー!

中学生ってほんと優しくない
じゃあお前がアンリミテッド、ノーミスで弾いてみろよ!
って言い返せるタイプの娘じゃないし、そうやってかばってくれる女子もいない。ついでにいうと先生も。

そんな目にあっても、娘は
「あー合唱楽しかったあ!また伴奏したいなー」
ってニコニコして言ってるの。
どんだけ鈍感力?あ、いい意味でね。

強いなあと思いました。たくましい…。

そんな娘が誇らしいし大好きです。