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ふくふく日記

絵本・紙芝居作家のよこみちけいこのブログです
子育てに家事に音楽に創作のことなどなど,マイペースでのんびり更新中

読書記録その2

2013-09-03 11:06:19 | 読書記録
8月もあっというまに、終わっちゃいましたなあ。

今月も色々興味のあった本をかたっぱしから、隙間時間に読み散らかしたのでメモ。


・愛のむきだし(園子温)
今はまってるドラマ「woman」の満島ひかり主演の映画の小説本。
映画は途中で休憩がはいったくらい長かったらしい。映画なのに!
もうめちゃくちゃはちゃめちゃすぎて、ついていけない世界でした。。。年かな・・・。映画も長そうなので見ないかなあ。

・謎ときはディナーの後で①(重川篤哉)
今、映画もやってますね。ドラマの再放送をうちの娘がすっかりはまってみてました。風祭の真似ばかりしてますよ。とほほ・・・
ですが!小説はびっくりするくらいつまらなかった。ほんとにびっくり!ドラマのほうが面白く作ってあったなあ。
これは桜井君はじめ俳優さんの力とコミカルな演出の力が大じゃないでしょうか。執事が推理して終わりっていうそれだけの話をここまで膨らませるのって。

・ほたるの墓ジブリ絵コンテ全集(高畑勲)
ジブリの絵コンテ集は、見ごたえありすぎです。絵本のラフを作る時に、たまに借りてみると、ものすごくやる気がでまる。

・ピアノの森①~③ (一色まこと)
マンガです。まだ序盤なので、面白いのかどうか全然わからない。。。なんで家と森の木がつながっているのでしょうか~~~。そこがなんだかしっくりこなくてね。読み進めればわかるのかなあ。

・黒い盆地(呉戦災を記録する会)
・呉の戦災
今、呉空襲について、もう一度色々調べたり勉強し直しているので、資料として目を通しています。
もう少し、呉市民の若い人が呉空襲があったことを知ることができるように、絵本が作りたいのです。
自分が現在住んでいる、まさにこの場所が昔、焼け野原になって、たくさんの人が死んで、そこから復興して今がある、というつながりが、実感として感じられない、学校でも教えていない、8/6はきちんと教えているのに。呉市が全く力入れてない、むしろ隠そうとしていたからでしょうかねえ。

・遺体ー震災、津波のはてに(石井光太)
西田敏行さんで映画化にもなっていたドキュメントの原作。
東日本大震災でたくさんの方がなくなられた。膨大な遺体がどんどん体育館に安置されていく中、火葬場が動かない、棺桶が足りない、人手が足りない・・・ものすごい問題が山積みだけれど、非常時の中、みなが知恵を出しあって動く。その当時のさまざまな立場のさまざまな視点で淡々と現実が書かれています。息をのみます。

・モダンタイムス(伊坂幸太郎)
前回読んだ「魔王」の続編。なんとその50年後の世界ですって!
読んでる時は面白くてスラスラ進むの。この奥さん、カッケー!とか、播磨崎中学の事件の真相、どうなってるの!!ってもうドキドキ。早く続き読みたくてうずうず。
しかし!ページが少なくなって「あれ?最後はまた、もしかして、もしかしなくても・・・」
ああ、またラスト曖昧なのねえ。このパターンがつらいです。たまにはいいけど続くとちょっともう飽きる(笑)読者にゆだねないで!まあ、曖昧のがいいのかなと言う気ももするような。

・重力ピエロ(伊坂幸太郎)
伊坂ワールドの初期作品は、広げたふろしきちゃんとたたまれてるらしい、ときいて読む。
色んなうんちくいっぱいで面白い。でもなあ。。。なんかしっくりこないな。産むかな普通に考えて。そして放火してたらだめじゃん?そこは違っていてほしかったよ。
小説に出てきた、盲目のサックスプレイヤーは実在するのかしら?聴いてみたくなった。

・ハッシュライフ(伊坂幸太郎)
これは面白かった~~。パズルのように、すべてがぴたっりはまって「うおおお!」って感じで。こういうの大好きです。こことここがこうつながっていたのか~~みたいなね。
時系列が多少前後するのに、全然読みにくさはないのが、ほんとスゴイ。タイトルも秀逸。
ピエロに出てきた探偵さんは色んな話に出てるそうなので、また伊坂ワールドを楽しめそう。

・うちのこって発達障害なの?~ただいま子育て迷走中~(トマコ)
マンガと適度な文章でものすごく読みやすく、子供の様子に悩んでいる方にはオススメ。
障害の名前ではなく、その子がどうすれば生きやすくなるかを考えるのが大事なんだろうなあと。
そして私にも誰にでも発達障害的な側面があるよなあって思った。だって完璧な人間なんてさ、いないわけだしね。ただの平均的普通の人だったら、人生つまんないしね。

・小学生のキッチンで親子マジック(村上祥子)
夏休みの科学研究の参考になるかしら~と思ったけれど、あまり参考にならなかった。
実験したら、全部おやつとして食べられるというのが素敵~~。でも実験しなかったんですけど(笑)
これ色々シリーズ出てますね。台所は科学の宝庫!って感じですかね。


・一瞬で金運がアップする、財布の本(佐藤伝)
財布を買い換えたので、読んでみた。参考になることもあるけど~。うーむ、ビジネスマン向き?
財布にポイントカードとか入れちゃだめって言われても!主婦の財布には入れるよねえ。不便じゃん。
財布とカードケースを別にしたらいいってことだけど、レジでもたもたするのがいやだしなあとか、言ってるから金運がアップしないのかしら~~。あはは~~。
でもね。お財布大事にしようって思える一冊でした。

・あっというまに歌がうまくなる!(上野直樹)
良書です!ボイトレに通えないので、これ実践していこうっと。普段の声も変わってくるかなあ。
ビブラートは手で空気をあおいでつける、とかはオモシロネタみたいで笑った。

・こどもの才能チェックBOOK(野添絹子)
これまたものすごくいい本に出会えて、ちょっと感激です。
子どもの「得意分野」と「不得意分野」を発見できる画期的なチェックリストがあるのね。そのリストの結果に基づき、一人ひとりの子どもの特性から、得意分野を伸ばす方法、苦手分野を得意分野で補う方法が解説されているの~~。
なので「算数が苦手で音楽が得意な子への補足方法」とかね。使えるなあ。
こういうの自分が子供の頃に知りたかったよ・・・。ちなみに娘の得意不得意がもう私と全く同じだったというね。小3くらいからがチェックできます。

・ドゥダ・ダンシン!⑬(槙村さとる)
バレエマンガ、ようやく完結!長かったなあああああああ。
最後はもうちょっとグダグダでね、鯛ちゃんすごすぎない??って感じの展開でしたが。
初期のころのが好きだったなあ。
槙村さんのマンガ、最近ほんとつまらないです。でもつい読んでしまう。往年のファンですから。

・天上の虹22(里中満知子)
持統天皇物語、いよいよクライマックスで次巻で完結だそうです。これも長かったなああああああ。
私が大学センター試験受けた時にね、日本史の問題がちょうどこの持統天皇のあたりだったので、マンガのおかげで楽勝だったという。
というくらい、昔からあるわけですよ、このマンガ。名作ですね。史実を元に、里中先生の視点で描かれています。
また完結したら一から読み直したい。


長々~~と書いたけど、8月もいっぱい読んだなあ。
そしてマンガはいくらでも読めますねえ。
本を読むのがほんとに好きです。いい本に出会うと心が躍ります。


読書記録

2013-07-26 14:40:21 | 読書記録
ここ1カ月くらいの読書メモメモ
色々読んだのにかたっぱしから忘れてしまうので、備忘録メモ。

・モンスター  百田尚樹)
おもしろかったです。整形してみようかなってちょっと思っちゃったね。
主人公がもっと幼少期に救われていたら…とか考えちゃいました。
今度映画化されるそうですよ!高岡さきさん?
画像さがしたら、ひょほ!ってなったね。なるほど・・・ちょっと見たいかも。

・さよなら渓谷 (吉田修)
映画の予告編を見て、読んでみました。が、うーん・・・なんだろう。ピンとこない感じですかね。
となりの子供の虐待の話はいらなかったのでは?とかね。
若い時の勢いであと先考えずにやってしまう。それが若者。

・バイバイブラックバード(伊坂幸太郎)
自分の口調がしばらくマツコじゃなくて、繭美になっちゃうくらいにどっぷりよんだ。キャラクター強烈だったな。主人公5股くんも憎めない感じデイイ!
あのバスのことが全然具体的にないけど、北●鮮とか行くのかな・・・

・チルドレン(伊坂幸太郎)
これも伊坂さんの。短編集からからなる長編。陣内クンにまつわる色んな人の角度から見た話。
最後の話がぬいぐるみかぶってるとか、殴るとかわかりやすすぎなのがな~「奇跡が」って裏に書いてあっただけに、もっとぐっとくるものを期待しすぎてしまったせいかも。
でも読みやすさ&面白さは最高~。

・魔王(伊坂幸太郎)
「ひろげたふろしきはたたまない・・・」っていうゴールデンスランバーで読んだあと書きを思い出しました。そういう小説ありなんだなあ。超能力モノって感じではないです。

・家族百景(筒井 康隆)
今更ながら読みました。七瀬三部作の一作目。
最初、読むのが結構しんどくて途中でやめようかな・・・と思ったのですが。後半ぐいぐいきました

・七瀬ふたたび(筒井 康隆)
家族百景の続編。前回より超能力モノ!っで読みやすい。七瀬の人の心を読むっていう力だけじゃ、敵と戦いようがない気もするのですが。
最後を読んで、これに続編あるのに????って思った。

・エディプスの恋人(筒井 康隆)
三部作の完結編。これなくてもよかったのでは?と思ったけど、何かの書評で、七瀬の続編を書け書けって編集や読者があまりにうるさいので、筒井氏のコタエがこれだ!って書かれたとか。ほ完結したものを、無理に七瀬を引っ張り出すにはこうなるのだ~ってことなんだろな。
それくらいね、続編読みたくなるほどに七瀬は魅力あるキャラでした。
調べたら映画化されたりドラマ化されたり、何度もしてるんだね。見てみよかな~。

・クロスファイア(宮部みゆき)
超能力モノ。おもしろいのだけど、主人公ちょっと燃やし過ぎじゃね。超能力モノはなかなかハッピーエンドにならないね。

・ひとりずもう(さくらももこ)
エッセイ版はもう心のバイブルってくらい何度も読んでて、今回はマンガ版を読んでみました。
これはちびまるこちゃんの完結版って感じかね。まるこからももこになって、そして夢を叶えるまでの青春ストーリー。娘が中学生くらいになったら、ぜひ読ませたい。

・ももこの21世紀日記①~⑧(さくらももこ)
さくらももこのエッセイ日記。昔のもものかんづめシリーズや「あのころ」シリーズはもう大好きなのですが、これはほんとに内容うすい~~。日々の日常をつづっている日記なのだからしょうがないのかなあ。文章もちょっとしかないしこれ定価1,100円って!!書き下ろしのイラストはかわいいんだけどね。でもさくらももこは好きなので、応援しています。

・テルマエロマエⅥ(ヤマザキマリ)
ついに完結~~~!こうなったのか~!よい最終巻でした。映画2のラストもこうなるのかな~。
映画化されてあんなにヒットしたのに作者には100万しか入ってこなかったと、テレビでヤマザキマリさんが言ってたのをたまたま見た。衝撃!

・進撃の巨人1~10(諫山 創)
気になってたのでネカフェで一気読み。巨人の絵がもう気持ち悪いのなんの!謎ばかり深まって、あまりストーリー進んでないのね。リヴァイ兵士長がかっこよすぎで。久々に2次元で萌え萌えキタネ。
アニメ版で動く巨人を見たら、更にキモチワルサ倍増…。

というわけで、まさに乱読。
ヒマなの?って聞かれるレベルですね・・・
まあまあヒマですね(笑)