冬桃ブログ

虚弱も歩けば美味に当たる

 暑いけど歩かなきゃ、と外へ出たら
職人さんたちが今日も頑張ってくれていた。



 近くの公園のそのまた近くに、桑の木を見つけた。
 けっこう大きい。実もいっぱいついている。
 鳥はついばむだろうが、人間はどうだろう。
 目もくれない人が多いかも。

 私の場合、そうはいかない。大興奮。
 桑の実、茱萸(ぐみ)、すかんぽ、野イチゴなどは、
子どもの頃、野が与えてくれる美味しいおやつだった。
 いまの子どもは、こういう野生の味を知っているだろうか。
 とりあえず横浜都心部では、桑もヤマモモの実も、
落ちて踏まれて、道を汚すだけ。

 黒く熟したのを数個つまんで食べる。 
 シルクセンターのそばにある桑より
木は大きいけど実は小さい。
 だけど充分に甘い。
 日参してしまいそう。



 ホワイトパウダーパフ(豆科)の木。
 夕方見ると、その名のとおり
ベビーパウダーについてるパフみたいに
丸く開いている。
 だけど昼間は「白髪のカツラ大安売り」みたい。



 飾っておくと「小金持ち」になれそうな姫小判草。



 ちょっと摘んで、本箱の扉に。



 カタバミの花は、噛むとすこ~し酸っぱい。



 カラスビシャク。



 露草といえば、日本では青い花の代表だが
この白い露草は、南米原産の外来種、トキワツユクサ。
 昭和初期に観賞用としてもちこまれたが、
野生化して繁殖した。



 繁殖力が強いから要注意外来種になっているらしいが
遠い国からやってきて、こんなコンクリートの隙間でも
しっかりと一輪で咲いている。
 凛とした佇まいに感動した。



 なんという花なのかわからず、帰宅してから
グーグルの画像検索で調べた。
 コンロンカ、というそうだ。
 白い花びらのような部分は額。



 雪ノ下とドクダミの花。



 まあ、なんだかんだで5000歩あまり歩いたかな。
 帰ったら、足場の取り外しが始まっていた。
 屋上から徐々に……だったようだが、いきなりの強風。
 「危ない、気を付けろ!」「今日はやめよう!」
という声が飛び交い、中止に。
 いやあ、見上げているこっちも怖かった。
 ほんとにご苦労様です。




 

 ようやくベランダに物を出してもいいことになった。
 長いこと空っぽだったプランターに、さてなにを植えようかな。



 メダカはもう、100個どころじゃない卵を
親に食べられないよう、別容器に隔離したのだが、
孵ったのはまだたった一匹。
 どうか無事に育って!

コメント一覧

冬桃
もっと知りたいのに…。
酔華さん
 残念ながら緑が少ない環境にいるので、
詳しくなりようがなくて……。
 おまけに植物図鑑などで調べても
覚えられません。物忘れが激しいのです。
 でも子供の頃に馴染んだものは、しっかり
覚えているから不思議ですね。
 桑の実は生で食べるだけでしたが、
果実酒にもできるのですね。
 かなりたくさんの実が必要ですから
通りすがりにつまむ程度では無理でしょうねえ。

 
酔華
植物
ずいぶん詳しいんですね。
小判草というの、あれ、虫の幼虫かと思っていました。
桑の実は私もよく採ります。
焼酎に漬けられるほど収穫があればいいのですが。
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