5月のブログ「養蜂見習い」。
https://blog.goo.ne.jp/yokohamaneko/e/695ff126c048d01020d9098055d9b130
でも秋になると蜜蜂はあまり活動しなくなる。
採蜜の機会もなくなった。
もう養蜂現場には来年の春まで行けないんだ、と
淋しく思っていたら、師匠から連絡。
蜜蝋の精製をやるから手伝わないかと。
もちろん行きますとも♪
蜜蜂は体内から蝋を出して巣をこしらえる。
蜜を溜めたところにも蝋で蓋をする。
採蜜の際は、その蓋を専用の包丁でこそげとる。
巣枠の端にはみ出た余分の巣もこそげ取り、
捨てずにとっておく。
それがこの蜜蝋。
蜜蝋は古代エジプトの時代から、ろうそくや封蝋
(手紙や文書の封印スタンプ)などに使われてきた。
私たちはこれで、子供達が集まるイベントの際、
ハンドクリームを作ろうというわけだ。
とっておいた蜜蝋にはゴミも混ざっている。
精製してきれいにしなければならない。
用意するものはこちら。3センチほどの深さがある紙皿。
ざると、ざるにかぶせる目の細かいネット。
鍋に水を入れて沸騰させ、蜜蝋を入れる。
煮立てると蜜蝋が溶けて茶色の液になる。
それをざるで濾しながら紙皿に流し込む。
少したつと周りから黄色っぽくなってくる。
パンケーキみたいな色になって固まる。
ひび割れたところから覗くと、茶色の液体が見える。
これは蜜蝋を溶かすために使った水。
蝋はその上で固まるから、下の液体を捨てれば完成。
来月のイベントでは、こうしてできたきれいな蜜蝋を
また溶かし、オイルやアロマなどを加え、ハンドクリームに。
そのうちロウソクも作れるかな♪♪
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