猫兄弟の反目が始まって早くも十日。
ただでさえ抜け毛の多い季節なのに、各部屋に毛束まで散乱している。
私は掃除にこれつとめ、双方の心が穏やかになってくれることを念じて、
せっせと猫たちの毛を梳く。
結果、肌にいつも細い毛がまつわっているような不快感と、ひどい
鼻炎に見舞われてしまった。
もともと長年の花粉症で一年中鼻炎気味なのだが、病院で猫毛
アレルギーも指摘されている。
おとといからクシャミ、鼻水、咳き込みが止まらない。
クシャミと咳き込みのせいでたちまち喉が腫れた。
私の場合、喉を傷めると必ず熱が出る。
昨日は三人の人に三カ所で会わねばならなかったが、痛む喉で
一見、元気良さそうに話をするのはなかなか辛かった。
用が終わって夕方帰宅したが、ふらふらで夕飯が喉を通らない。
猫は毛こそ束になって散らばってたりするものの、
ありがたいことに血は一滴も出ていない。
私だけ流血の惨事。
寝ている私の体の上で二匹が取っ組み合いをし、どさくさまぎれに
引っ掻いていったのだ。
太もも近くに大きなひっかき傷が四本。痛かったのなんのってもう……。
今朝も喉の痛み、鼻、体のだるさは相変わらずだったが、
ともかく家中に掃除機、雑巾がけ。
午後からはまた用事があるというのに、もはや本日の体力は
すべて使い果たした気がする。
明日は友人の個展で京都。
ついでに京都見物をする予定だったが、この体調では行くのが
やっと。
「エデンの東」状態の猫に御利益のある神社があれば、ホテル
からタクシー飛ばしてもいいんだけど……。
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